研究者データベース
城川 絵理子 (シロカワ エリコ)
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Last Updated :2024/04/24
研究活動情報
論文
- Jong Guk Lim; Hayoung Lee; Shirokawa Eriko; Dong-Soo ShinJournal of Korean Gerontological Nursing 24 1 13 - 21 2022年02月
書籍
講演・口頭発表等
- Interprofessional collaboration in home-visit nursing in Japan: a case studyEriko Shirokawa; Yoshikazu GotoThe 6th International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Science 2020年02月
- Associations between regional characteristics and the supply of home-visit nursingEriko Shirokawa; Yoshikazu Goto23rd East Asian Forum of Nursing Scholars 2020年01月
- Is there a Shortage of Home-visit Nursing in Aichi? A regional PerspectiveEriko ShirokawaHallym University – Nagoya City University International Symposium 2019 2019年11月
- Home-visit Nursing in JapanEriko Shirokawa2018 Comparative Social Welfare Policies and Case Studies in Korea, Japan and USA 2018年06月
- 6領域モデルによる訪問看護事業所の看護配置の効率化城川絵理子; 後藤芳一第22回日本看護管理学会学術集 2018年
- 訪問看護ステーションの利用期間予測に関する実践的一考察城川絵理子; 後藤芳一第8回日本在宅看護学会学術集会 2018年
- 訪問看護ステーションの持続的経営に関する収益性について～訪問回数と収支差率の感度分析～城川絵理子; 後藤芳一第38回日本看護科学学会学術集会 2018年
MISC
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会：科学研究費助成事業 研究活動スタート支援研究期間 : 2019年08月 -2021年03月代表者 : 城川 絵理子本研究の目的は、訪問看護経営の持続性に影響を与えている訪問看護需要の低い予見性への課題に対応するために、疾患別の利用期間を調査し、利用期間に影響を与える関連要因について地域特性を加味しながら検討することである。 地域特性の概要を把握するため、調査対象であるA県における訪問看護の供給状況と市区町村ごとの人口分布や高齢化率との関連について、公開されているデータベース等から調査した。その結果、A県の訪問看護の供給状況おいては地域格差がみられ、人口密度の高い地域で訪問看護の供給が多かった。その背景は、都市部では訪問看護師数の確保が過疎地域より容易であること、病院・診療所を中心とする医療資源（訪問看護との連携）が多い等が考えられた。他方、低人口密度地域は高齢化率が高いにも関わらず訪問看護師が少なく、施設系介護がそれを補っている可能性が考えられた。これらから、現在の訪問看護供給の量的側面は、訪問看護ニーズからではなく、訪問看護師の確保の容易さや経営環境等供給側の事情で決まっている状況が推察された。加えて、この結果がA県の特性かどうかを確認するために、全国の都道府県のデータとの比較を行った。その結果、A県と同様の結果がみられ、A県特有のことではなく全国的な傾向であることが確認された。 この結果をもとに、訪問看護事業所から得られるデータからは純粋な需要・ニーズが示されることは難しく、供給状況に大きな影響を受けている需要であることを念頭に、訪問看護需要についてデータを収集し分析を行っていきたい。