研究者データベース

今枝 憲郎 (イマエダ ケンロウ)

  • 医学研究科消化器・代謝内科学分野 教授(診療担当)
メールアドレス: kimaedamed.nagoya-cu.ac.jp
Last Updated :2024/04/24

研究者情報

学位

  • 名古屋市立大学医学研究科/博士(医学)

J-Global ID

研究キーワード

  • インスリン抗体   消化管運動   平滑筋   糖尿病   

研究分野

  • ライフサイエンス / 代謝、内分泌学

所属学協会

  • 日本平滑筋学会   日本消化器内視鏡学会   日本消化器病学会   日本内科学会   日本糖尿病学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • Membrane potential and calcium responses evoked by acetylcholine in submucosal arterioles of the guinea-pig small intestine
    2002年

MISC

受賞

  • 1998年 上原生命科学記念財団ポストドクタルフェローシップ
  • 1997年 大幸財団学術奨励賞

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2014年04月 -2017年03月 
    代表者 : 菊池 千草; 梶栗 潤子; 鈴木 匡; 今枝 憲郎; 松永 民秀
     
    血管障害発症のメカニズムの性差を解明するため,糖尿病モデル動物を用いた血管内皮機能評価と,アンケートを用いた女性の健診受診率に影響する因子の検討を行った.雌性ラットと雄性ラットのpost-occlusive hind limb reactive hyperemia indexを比較したところ、糖尿病モデル動物の雌性ラットではコントロールと比較し早期に血管内皮障害がおこることが判明した。アンケートの結果よりストレスを感じている女性は多く,特に子の養育と経済的要因が女性の健診受診を阻んでいることが明らかとなった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年 -2013年 
    代表者 : 菊池 千草; 松永 民秀; 今枝 憲郎; 鈴木 匡; 梶栗 潤子
     
    食後高血糖による血管障害機序と新規糖尿病薬dipeptidyl peptidase 4(DPP-4)阻害薬の効果を明らかにするため,モデル動物と患者情報を用いて検討した.糖尿病患者の動脈硬化性疾患発症には血糖値日内変動幅が影響していた.食後高血糖モデル動物血管壁ではリン酸化酵素であるprotein kinase C delta が減少し,内皮細胞一酸化窒素合成酵素由来の活性酸素が増加していた.DPP-4阻害薬の慢性投与は食後の血糖値の上昇を抑制し,活性酸素産生を抑制することを明らかにした.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年 -2012年 
    代表者 : 高石 鉄雄; 渡邊 美幸; 今枝 憲郎
     
    糖尿病患者や耐糖能異常を示す人では、血管系障害予防のため、食後に上昇した血糖値を速やかに下げる必要がある。それには食後1時間程度の歩行が有効であるが、仕事を持つ人が日常的にその時間を確保することは難しい。本研究は、20段程度の階段を利用して階段昇降運動を短時間繰り返すことで比較的身体への負担なく効率的に血糖値を下げることを明らかにした。また、同運動を一定期間継続した場合、耐糖能の改善が得られる可能性を示した。

その他のリンク

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