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山田 敦朗 (ヤマダ アツロウ)

  • 医学研究科精神・認知・行動医学分野 講師
メールアドレス: atsuroumed.nagoya-cu.ac.jp
Last Updated :2024/04/24

研究者情報

学位

  • 博士(医学)

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研究キーワード

  • 青年期精神医学   発達障害   乳幼児精神医学   児童精神医学   

研究分野

  • ライフサイエンス / 精神神経科学

所属学協会

  • 日本睡眠学会   青年期精神療法学会   日本児童青年精神医学会   日本精神神経学会   

研究活動情報

論文

MISC

  • 双極性障害の精神状態悪化と判断されて精神科病院を受診したCOVID-19陽性の2例 症例報告
    土野 有稀; 坂田 晴耶; 吉田 優; 山田 敦朗 精神神経学雑誌 125 (7) 643 -643 2023年07月
  • 親子の支援において地域の保健・福祉・教育・医療をつなぐ精神科医の役割 名古屋市立大学精神科における教育との連携、親への支援への取り組み
    山田 敦朗 精神神経学雑誌 124 (4付録) S -284 2022年04月
  • 野木村茜; 内田恵; 酒井祐輔; 山本祐輔; 高野貴弘; 古賀敬祥; 早瀬卓矢; 松永由美子; 内藤敦子; 川崎友香; 中口智博; 久保田陽介; 山田敦朗; 佐藤豊大; 赤津裕康; 明智龍男 日本精神神経学会総会プログラム・抄録集 118th (4付録) S -528 2022年
  • 名古屋市立大学病院における児童青年期入院患者の臨床的特徴について
    渡邉 淳子; 山田 敦朗; 久保田 陽介; 明智 龍男 精神神経学雑誌 123 (9) 608 -608 2021年09月
  • 当院におけるせん妄・認知症ケアチームの活動について
    藤井 倫太郎; 奥山 徹; 久保田 陽介; 内田 恵; 中口 智博; 山田 敦朗; 明智 龍男 精神神経学雑誌 123 (9) 611 -611 2021年09月
  • 山田 敦朗 精神医学 63 (7) 1051 -1061 2021年07月
  • 神経性無食欲症に対する入院行動制限療法において、家族介入による増強効果が示唆された1例
    小川 晴香; 白石 直; 山田 敦朗; 明智 龍男 精神神経学雑誌 121 (8) 663 -663 2019年08月
  • 学生支援に活かすメンタルヘルスのアセスメント 発達障害を持つ大学生のアセスメントと支援
    山田 敦朗 全国大学保健管理協会東海・北陸地方部会報告書 令和元年度 24 -27 2019年
  • 香月富士日; 鈴木高男; 山田敦朗; 渡辺範雄; 近藤真前 日本摂食障害学会学術集会プログラム・講演抄録集 23rd 2019年
  • 名古屋市いじめ対策検討会議における活動について
    山田 敦朗; 鈴木 真佐子 日本児童青年精神医学会総会抄録集 58回 195 -195 2017年10月
  • 山田 敦朗 臨床精神病理 38 (2) 236 -241 2017年08月
  • 名古屋市の公立中学校における精神科学校医の実際
    古橋 功一; 野邑 健二; 鈴木 真佐子; 山田 敦朗 日本児童青年精神医学会総会抄録集 56回 015 -3 2015年09月
  • 不登校児の親における家族心理教育による気分プロフィールの改善効果
    山田 敦朗; 鈴木 真佐子; 竹内 浩 日本児童青年精神医学会総会抄録集 56回 P14 -2 2015年09月
  • インフルエンザ罹患後に発症したクライネーレビン症候群(反復性過眠症)の1症例 経時的睡眠関連検査の追跡
    中野 那津子; 梅村 佳世; 安東 カヨコ バールドワジ; 加藤 輝; 岡崎 涼; 西本 敏史; 増田 文子; 有馬 菜千枝; 中山 明峰; 山田 敦朗; 粂 和彦 日本睡眠学会定期学術集会プログラム・抄録集 40回 273 -273 2015年07月
  • 渡辺 孝文; 山田 敦朗 精神科治療学 30 (6) 843 -849 2015年06月
  • 中等度知的障害を伴う10代女性の盗みや過食にメチルフェニデート徐放錠が効を奏した一例
    山田 敦朗; 鈴木 真佐子; 竹内 浩 日本児童青年精神医学会総会抄録集 54回 301 -301 2013年10月
  • 失調感情障害を合併した乳癌末期の患者に緩和ケアを導入した1例
    佐々木 翼; 山田 敦朗; 渡辺 範雄; 奥山 徹; 明智 龍男 精神神経学雑誌 114 (10) 1218 -1218 2012年10月
  • 症状性・器質性疾患 急性散在性脳脊髄炎を疑う脳炎の寛解後に意欲低下や感情鈍麻が持続した一例
    山田 敦朗; 鈴木 真佐子; 竹内 浩; 平田 美音; 牧 真吉 日本児童青年精神医学会総会抄録集 52回 390 -390 2011年10月
  • 名市大病院における児童青年患者の入院の現状
    山田 敦朗; 竹内 浩; 平田 美音; 牧 真吉 日本児童青年精神医学会総会抄録集 51回 208 -208 2010年10月
  • 多彩な精神症状を示したが、半年後に完全寛解に至った治療抵抗性NPSLEの1症例
    真弓 純; 山田 敦朗; 渡辺 範雄; 明智 龍男; 古川 壽亮 精神神経学雑誌 112 (8) 825 -825 2010年08月
  • せん妄後のうつ病の急速な改善に関する一考察 症例とともに
    阪野 公一; 渡辺 範雄; 山田 敦朗; 古川 壽亮 精神神経学雑誌 (2009特別) S -236 2009年05月
  • 広汎性発達障害の子どもを養育する親の生活の質
    山田 敦朗; 鈴木 みよし; 加藤 みすず; 佐藤 起代江 日本児童青年精神医学会総会抄録集 49回 246 -246 2008年11月
  • 広汎性発達障害の子どもを養育する親の心理ストレス
    山田 敦朗; 鈴木 みよし; 加藤 みすず; 大羽 美華; 石川 美都里; 田中 沙弓; 新藤 琢生 日本児童青年精神医学会総会抄録集 48回 199 -199 2007年10月
  • 児童外来を受診した3歳児の進路選択
    山田 敦朗; 田野 礼子; 鈴木 みよし; 加藤 みすず; 大羽 美華; 藤原 沙弓; 新藤 琢生 日本児童青年精神医学会総会抄録集 47回 152 -152 2006年10月
  • 児童外来における若年発症摂食障害患者の治療状況
    山田 敦朗; 田野 礼子; 鈴木 みよし; 新藤 琢生; 藤原 沙弓 日本児童青年精神医学会総会抄録集 46回 229 -229 2005年11月
  • 宮田 君子; 國枝 晃; 西田 寿美; 山田 敦朗 子どもの虐待とネグレクト 6 (1) 78 -82 2004年05月
  • 自閉症同胞の疫学的調査
    砂原 千穂; 中野 弘克; 小瀬 朝海; 山田 敦朗; 松居 えり子; 乾 拓郎; 西田 寿美; 木下 利彦 日本児童青年精神医学会総会抄録集 44回 83 -83 2003年10月
  • あすなろ学園における高機能広汎性発達障害の外来グループ療法
    山田 敦朗; 中道 寿実; 吉田 芳子; 中村 みゆき; 西田 寿美 日本児童青年精神医学会総会抄録集 44回 141 -141 2003年10月
  • 反復流産を予見する心理社会因子についての考察
    中野 有美; 東 英樹; 大島 万里子; 古川 壽亮; 山田 敦朗 精神神経学雑誌 105 (1) 137 -138 2003年01月
  • 多動性行為障害のクリティカル・パスの試み
    山田 敦朗; 福沢 章子; 前田 ヤエ子; 西田 寿美 日本児童青年精神医学会総会抄録集 43回 143 -143 2002年11月
  • QRI(Quality of Relationship Inventory)日本語版の信頼性と妥当性
    中野 有美; 堀 士郎; 古川 壽亮; 山田 敦朗; 北村 俊則 精神神経学雑誌 103 (12) 1095 -1096 2001年12月
  • 小児科入院と母親への定期面接で改善した心因性嘔吐の1症例について
    前沢 久慈; 竹内 浩; 山田 敦朗 日本児童青年精神医学会総会抄録集 42回 113 -113 2001年10月
  • 児童青年期入院治療における大学病院精神科の役割
    竹内 浩; 石原 明子; 山田 敦朗; 長谷川 晶子; 嶋 宏昭 日本児童青年精神医学会総会抄録集 41回 123 -123 2000年10月
  • 特異な精神症状の経過を示した1例
    山田 敦朗; 市川 徳政; 東 英樹; 田伏 英晶 精神神経学雑誌 101 (1) 93 -93 1999年01月
  • あるアルコール性肝硬変患者のターミナル・ケアの経験(途中経過)
    市川 徳政; 山田 敦朗; 東 英樹; 田伏 英晶 精神神経学雑誌 100 (8) 539 -539 1998年08月
  • 反復流産患者における流産の心理的影響とこれに関与する心理社会因子
    青木 耕治; 小笠原 真弓; 青山 朋美; 片野 衣江; 佐々 治紀; 松本 祐人; 松下 美恵; 犬飼 玉味; 生方 美恵子; 井出 由美; 佐々木 博子; 鈴木 弘美; 中村 友紀; 古川 壽亮; 堀 士郎; 中野 有美; 東 英樹; 新畑 敬子; 山田 敦朗; 大島 万里子; 野田 裕美子; 川西 陽子; 伊藤 章代; 北村 俊則; 渡辺 暁子; 小泉 智恵; 斎藤 令衣; 高山 緑 厚生省精神・神経疾患研究委託費研究報告書 神経疾患及び精神疾患の発症要因に関する疫学的研究 平成6・7・8年度 34 -38 1997年03月
  • 人物誤認,幻覚妄想などを呈した老年期痴呆の1例
    山田 敦朗 精神神経学雑誌 98 (4) 235 -235 1996年04月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2023年04月 -2027年03月 
    代表者 : 白石 直; 山田 敦朗; 市川 太祐; 谷津 裕子
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 山田 敦朗; 香月 富士日; 持田 圭仁; 古川 壽亮; 伊藤 嘉規
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2019年04月 -2024年03月 
    代表者 : 香月 富士日; 山田 敦朗; 澤田 華世; 渡辺 範雄; 近藤 真前
     
    本研究は、コホート研究デザインを用い、摂食障害患者の母親が家族会などのサポートを得ることで、家族システムの悪循環が改善され、結果的に患者の摂食障害症状改善に結びつくことを検証することを目的として研究を行った。フォロー期間は18か月間とした。 摂食障害と診断された患者とその母親を対象とし、札幌市、千葉市、名古屋市、福井市で参加者のリクルートを行い、3時点(初回・9か月後・18か月後)でアンケート調査を行った。アンケートは3回とも自宅に郵送し、記入後返送してもらった。患者への質問内容は、①摂食障害症状、②孤独感、③自尊心、④アサーション、⑤家族機能、母親へは、①自己効力感、②孤独感、③ソーシャルサポート、④抑うつ感、⑤傾聴力 ⑥不安感であった。分析は、各尺度の記述統計を行った後、18か月間の各変数の変化量について、共分散構造分析を用いて解析を行った。有意水準はP<0.05とした。 患者・母ともに回答の得られた57組(114名)のデータの解析を行った。母親へのサポートの増加、母親の傾聴態度の向上、患者のアサーティブな会話の増加、および患者のやせ願望の低下の間には有意な関係性がみられた(χ2/df=1.611, P=0.657, CFI=1.0, RMSEA = 0.0)。パス係数は1つを除き有意な値であった。 今回の調査結果は、摂食障害患者の母親に対してのサポートを増やすことで、母親と患者のコミュニケーションが増加し、そのことを介して、患者のやせ願望を低下させる可能性があることを示唆している。ただし、得られた対象者数が少なかったため、解釈は十分に検討する必要あり、引き続き十分なサンプル数を得て結果を考察する必要がある。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2018年04月 -2023年03月 
    代表者 : 山田 敦朗; 渡辺 範雄; 香月 富士日; 鈴木 真佐子; 古川 壽亮
     
    今回我々はスマートフォンを用いた問題解決療法を計画し、開発し、本法が自閉スペクトラム症の子どもを養育する親の生活の質の改善に有用性を示すか否かを予備的に検証するための臨床試験を計画した。 当初使用する予定だった問題解決療法アプリを、当研究に使用できるよう変更した。また同時に、問題解決療法だけではなく、行動活性化+アサーション訓練+問題解決療法を組み合わせて行う仕様に変更した。評価項目について、他の研究とデータを比較できるようにするため、主要評価項目を8週の自己記入式のPersonal Health Questinnaire-9 (PHQ-9)に変更し、副次評価項目も変更した。参加登録及び同意取得を、ホームページを通じて行うように変更した。株式会社アクセライトが開発したePRO・EDCシステムで同意取得を行い、これに『私のこころケア レジトレ!』アプリの無作為割り付けシステムを連結させるシステムを構築した。 当初計画をしていた症例数よりも多くの症例の登録と対応が可能となる見込みとなり、無作為抽出比較試験(randomized control trial: RCT)として施行することとした。 以上の変更について、プロトコール全体の変更を行い、倫理審査委員会へ再提出し、2022年3月に実施可の承認を得た。共同研究を行う三重県立小児心身発達医療センターとも連絡をとり、同時に施行できるよう承認を得て、2022年4月3日より参加者のエントリーを開始した。現在は参加者のエントリーを続けており、2022年12月31日までエントリーを継続する予定である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2016年04月 -2020年03月 
    代表者 : 香月 富士日; 山田 敦朗; 白石 直
     
    本研究は、摂食障害患者の母親が家族会などのサポートを得ることで、家族システムの悪循環が改善され、結果的に患者の摂食障害症状改善に結びつくことを検証することを目的としたコホート研究である。現在は初回調査の解析が終了している。摂食障害と診断された患者とその母親を対象とし、アンケート調査を行った。患者・母ともに回答の得られた57組のデータの解析を行った。その結果、母親がサポートされている実感がある群はない群に比べ、母親の孤独感・抑うつが低かったが、患者の摂食症状などには影響がなかった。また、患者が認識している家族機能が良い群は悪い群に比べ、患者の摂食障害症状が良く、孤独感が低かった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2014年04月 -2018年03月 
    代表者 : 渡辺 範雄; 山田 敦朗; 下寺 信次; 齋藤 大輔; 八ツ賀 千穂
     
    ニュージーランドで開発された、児童・思春期うつ病に対する精神療法コンピュータープログラムSPARXを日本語化し、平成28年3月までに単施設パイロット研究を進めながら、大規模臨床試験のための研究フィールドを富山・愛知・高知・佐賀の国内4地域で確立し、データ管理システムを開発し、平成28年4月からうつ・不安の予防研究として多施設クラスター無作為割付試験を実施する計画であった。 本年度までに、SPARXのスクリプトの翻訳・逆翻訳による日本語化や、本領域に関する情報収集による必要とされる追加治療要素の抽出を行った。しかしながら、実際の日本語版SPARXの作成、つまり画面表示・セリフの日本語化や音声の日本語吹き替え、また日本風キャラクターへの変更・開発を平成27年8月までに行う予定であったが、ニュージーランド側の研究協力者作業遅延のため、平成28年1月になっても終了しなかった。 また、平成27年8月にNZ側が本研究者らへの説明なしに日本語版ソフトの商業利用契約を日本の民間企業と結んでしまった。数カ月にわたって交渉したが契約は覆らず、本研究結果がどのようなものであれ今後企業がプログラムの利用範囲を規定することが確定的となった。 ニュージーランドの協力研究者の問題により、SPARXの開発も進まず、研究結果の有効活用の道もほぼ断たれたため、平成28年1月大変残念ではあるが廃止決定に至った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年 -2013年 
    代表者 : 山田 敦朗; 渡辺 範雄; 香月 富士日; 西山 毅; 鈴木 真佐子
     
    高機能広汎性発達障害の子どもの母親への家族心理教育が母親の精神的健康度、生活の質、育児負担度の改善に効果があるかを調べるため無作為割り付け比較試験を行った。評価としてGHQ28(精神的健康度評価項目)、SF-36(健康関連QOL評価項目)、J-ZBI(介護負担度評価項目)などを施行した。介入群には、2週間に1回2時間、計4回の家族心理教育を施行し、終了時の7週後と、21週後にアセスメントを行った。7週後の時点では両群でGHQ得点に有意な差はなく21週の時点で対照群の方がより改善していた。家族心理教育プログラムは、母親の心理ストレスや養育負担のいずれにおいても改善を示すことができなかった。

委員歴

  • 2014年04月 - 2023年03月   名古屋市いじめ対策検討会議   会長

その他のリンク

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