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ZINNOU Hideo

    Graduate School of Medical Sciences Department of Pediatrics and Neonatology  Assistant Professor
Last Updated :2024/04/26

Researcher Information

Degree

  • Ph.D. (Medicine)(2016/03 Nagoya City University)

J-Global ID

Academic & Professional Experience

  • 2023/04 - Today  Nagoya City UniversityGraduate School of Medical Sciences Department of Pediatrics and NeonatologyAssistant Professor

Published Papers

MISC

Industrial Property Rights

Research Grants & Projects

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    Date (from‐to) : 2022/04 -2024/03 
    Author : 神農 英雄
  • 新生児脳傷害における足場を用いたニューロン移動のメカニズム解明と再生促進の実現化
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    Date (from‐to) : 2017/04 -2021/03 
    Author : 神農 英雄
     
    本研究課題の実績である「新生児期のみにそなわるニューロン再生能力とそのメカニズム」、すなわち、①新生児期では脳傷害後に、脳室下帯の神経幹細胞から産生されたニューロンが接着分子N-cadherinによる接着構造の形成を介して放射状グリアに沿って効率よく傷害部へ移動すること、②放射状グリアを模倣してN-cadherinが結合した足場スポンジを脳傷害部へ移植することによって、ニューロン移動・成熟ならびに神経学的機能の改善が促進させること、について、一般小児科医に広く知っていただくため、日本小児科学会学術集会における教育講演を行った。また、啓蒙活動として、本知見を含めた新生児期に関連する脳障害後の神経再生能力について、神経幹細胞が存在する脳室下帯に着目し、日本小児科学会誌へ総説の執筆をおこなった。 実験については、これまでの実績を発展する方針とした。これまでの研究成果は新生仔マウスを用いたものであるが、マウスとヒトの脳には大きさ・脳回の有無・脳室下帯の構造など様々な違いがある。新生児脳傷害の再生医療の実現化のためには、ヒトに構造が類似した動物種を用いて新生児脳が持つ再生能力を検討する必要がある。そこで、新生仔ブタ脳がヒト新生児脳と類似構造を持つことに着目し、新生仔ブタ脳を用いた研究を行っている施設と協力して、マウスと同様にニューロン再生能力を持つか検討中である。具体的には、新生仔ブタの脳傷害モデルを確立してニューロン新生が見られるか解析中である。


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