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Advance

KIKUCHI Shino

    Graduate School of Medical Sciences Core Laboratory　Assistant Professor
Last Updated :2025/04/29

Researcher Information

Degree

  • Ph.D. (Medicine)（2022/07 Kyoto University）

J-Global ID

Research Interests

  • palliative care   Cognitive Behavioral Therapy   システマティックレビュー   消化器内科   過敏性腸症候群   

Research Areas

  • Life sciences / Tumor diagnostics and therapeutics / palliative care
  • Life sciences / Psychiatry / cognitive-behavioral therapy
  • Life sciences / Internal medicine - General / Irritable Bowel Syndrome

Association Memberships

  • Japanese Society for Palliative Medicine   JAPAN GASTROENTEROLOGICAL ENDOSCOPY SOCIETY   The Japanese Society of Gastroenterology   THE JAPANESE SOCIETY OF INTERNAL MEDICINE   

Published Papers

MISC

  • EUS-FNAにより診断した後腹膜PEComa(Perivascular epithelioid cell tumor)の1例
    熊澤 佑介; 神田 直樹; 山中 雄介; 今田 裕子; 菊池 志乃; 松島 勇介; 池田 宗弘; 濱田 達郎; 松村 大志郎; 中森 翔平; 山本 祐樹; 玉田 尚  日本消化器病学会雑誌  114-  (臨増総会)  A394  -A394  2017/03
  • 胃期胃癌ESD施行後1年以内発見の異所性多発胃癌の検討
    神田 直樹; 松島 勇介; 藤本 大策; 菊池 志乃; 成田 基良; 山中 雄介; 玉田 尚; 羽生 泰樹; 藤原 幹夫; 染田 仁; 大橋 真也; 八隅 秀二郎  日本消化器病学会雑誌  111-  (臨増大会)  A860  -A860  2014/09
  • SAPHO症候群に合併した炎症性腸疾患の一例
    松島 勇介; 神田 直樹; 山中 雄介; 菊池 志乃; 藤本 大策; 熊澤 佑介; 成田 基良; 玉田 尚  日本消化器病学会雑誌  111-  (臨増総会)  A393  -A393  2014/03
  • いわゆるlymphoid follicular proctitisとして経過観察中にMALTリンパ腫と診断された直腸多発隆起性病変の1例
    大花 正也; 小橋 陽一郎; 中村 文彦; 吉川 貴章; 美馬 淳志; 園山 浩紀; 菊池 志乃; 岡部 誠; 森澤 利之; 塩 せいじ; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 沖永 聡; 久須美 房子; 鍋島 紀滋  胃と腸  48-  (11)  1653  -1658  2013/10
  • 胃ESDの切除スピードの部位別検討
    藤本 大策; 神田 直樹; 寺前 智史; 菊池 志乃; 山中 雄介; 玉田 尚  Gastroenterological Endoscopy  55-  (Suppl.2)  2760  -2760  2013/09
  • 同時発見およびESD施行後1年以内発見の異所性多発早期胃癌の検討
    神田 直樹; 寺前 智史; 藤本 大策; 菊池 志乃; 山中 雄介; 玉田 尚  Gastroenterological Endoscopy  55-  (Suppl.2)  2820  -2820  2013/09
  • 膵腫瘍と鑑別が必要な低エコー腹側膵の1例
    神田 直樹; 濱田 慶一郎; 寺前 智史; 藤本 大策; 菊池 志乃; 山中 雄介; 玉田 尚  超音波医学  40-  (1)  64  -64  2013/01
  • 当院における悪性胃十二指腸狭窄に対するWallFlex duodenal stent留置の検討
    美馬 淳志; 菊池 志乃; 岡部 誠; 森澤 利之; 塩 せいじ; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 沖永 聡; 大花 正也; 久須美 房子; 鍋島 紀滋  Gastroenterological Endoscopy  54-  (Suppl.2)  2955  -2955  2012/09
  • PEG-ESを用いたCT enterographyによる日本人クローン病小腸病変評価の有用性について
    大花 正也; 美馬 淳志; 園山 浩紀; 菊池 志乃; 岡部 誠; 森澤 利之; 塩 せいじ; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 沖永 聡; 久須美 房子; 鍋島 紀滋  日本消化器病学会雑誌  109-  (6)  910  -920  2012/06
  • ストレプトゾシン投与後に外科的切除した膵神経内分泌腫瘍の1例
    岡部 誠; 美馬 淳; 園山 浩紀; 菊池 志乃; 森沢 利之; 塩 せいじ; 宮島 真治; 岡野 明浩; 木田 肇; 沖永 聡; 久須美 房子; 大花 正也; 鍋島 紀滋; 松谷 泰男; 小橋 陽一郎  膵臓  27-  (3)  485  -485  2012/05
  • 担癌患者に対する経皮内視鏡的胃瘻造設(PEG)の適応および有用性について
    菊池 志乃; 久須美 房子; 美馬 淳志; 園山 浩紀; 岡部 誠; 森澤 利之; 塩 せいじ; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 沖永 聡; 大花 正也; 鍋島 紀滋  Gastroenterological Endoscopy  54-  (Suppl.1)  1200  -1200  2012/04
  • ESD後追加手術施行早期胃癌の検討 追加手術時期についての考察
    森澤 利之; 木田 肇; 美馬 淳志; 園山 浩紀; 岡部 誠; 菊池 志乃; 塩 せいじ; 宮島 真治; 岡野 明浩; 沖永 聡; 大花 正也; 久須美 房子; 鍋島 紀滋  Gastroenterological Endoscopy  54-  (Suppl.1)  1292  -1292  2012/04
  • 閉塞性胆管炎に対し、細径直視鏡を用いて経胃瘻的にERCPを施行した1例
    宮島 真治; 大花 正也; 高山 政樹; 園山 浩紀; 菊池 志乃; 山賀 雄一; 森澤 利之; 木田 肇; 岡野 明浩; 沖永 聡; 久須美 房子; 鍋島 紀滋  胆と膵  32-  (11)  1265  -1268  2011/11
  • 菊池 志乃; 鍋島 紀滋; 谷口 尚範; 中村 武史  日本門脈圧亢進症学会雑誌  17-  (4)  165  -168  2011/11
  • 早期胃癌ESD後患者に対するフォローアップの現状および問題点
    木田 肇; 美馬 敦志; 園山 浩紀; 菊池 志乃; 岡部 誠; 森澤 利之; 塩 せいじ; 宮島 真治; 岡野 明浩; 沖永 聡; 大花 正也; 久須美 房子; 鍋島 紀滋  Gastroenterological Endoscopy  53-  (Suppl.2)  2631  -2631  2011/09
  • CT colonographyによる大腸癌検診に向けて
    森澤 利之; 美馬 敦志; 園山 浩紀; 菊池 志乃; 岡部 誠; 塩 せいじ; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 沖永 聡; 大花 正也; 久須美 房子; 鍋島 紀滋  Gastroenterological Endoscopy  53-  (Suppl.2)  2683  -2683  2011/09
  • PEG-ESを用いたCT enterographyによる炎症性腸疾患評価の検討
    大花 正也; 美馬 淳志; 園山 浩紀; 菊池 志乃; 岡部 誠; 森澤 利之; 塩 せいじ; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 沖永 聡; 久須美 房子; 鍋島 紀滋  日本消化器病学会雑誌  108-  (臨増大会)  A838  -A838  2011/09
  • 肝性脳症に対するB-RTO 透析患者に発症したporto-systemic shunt encephalopathy(PSSE)に対しB-RTOが奏功した一例
    菊池 志乃; 園山 浩紀; 谷口 尚範; 中村 武文; 鍋島 紀滋  日本門脈圧亢進症学会雑誌  17-  (3)  76  -76  2011/08
  • 当院における大腸angiodysplasiaの臨床的検討 出血症例を含めて
    菊池 志乃; 大花 正也; 高山 政樹; 園山 浩紀; 山賀 雄一; 森澤 利之; 塩 せいじ; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 沖永 聡; 久須美 房子; 鍋島 紀滋  Gastroenterological Endoscopy  53-  (Suppl.1)  854  -854  2011/03
  • 当院における黄色肉芽腫性胆嚢炎症例の検討
    高山 政樹; 木田 肇; 園山 浩紀; 菊池 志乃; 山賀 雄一; 森澤 利之; 塩 せいじ; 宮島 真治; 岡野 明浩; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 鍋島 紀滋; 吉村 玄浩; 小橋 陽一郎  日本消化器病学会雑誌  108-  (臨増総会)  A287  -A287  2011/03
  • 菊池 志乃; 中村 武史  日本門脈圧亢進症学会雑誌  16-  (4)  188  -192  2010/12
  • 山賀 雄一; 大花 正也; 中村 武史; 菊池 志乃; 松村 佳代子; 田北 雅弘; 岩本 諭; 森澤 利之; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 沖永 聡; 久須美 房子; 高鍬 博; 本庄 原  日本消化器病学会雑誌  107-  (11)  1806  -1813  2010/11
  • 肝臓、結腸浸潤を伴った胆嚢癌との鑑別を要した黄色肉芽腫性胆嚢炎の一例
    高山 政樹; 木田 肇; 園山 浩紀; 菊池 志乃; 山賀 雄一; 森澤 利之; 宮島 真治; 岡野 明浩; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 高鍬 博; 内藤 雅人; 吉村 玄浩  日本消化器病学会雑誌  107-  (臨増大会)  A941  -A941  2010/09
  • B-RTOによる脾腎シャント閉塞により脳症、肝予備能の改善を見、肝癌治療を施行しえた一例
    菊池 志乃; 中村 武史; 森澤 利之; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 沖永 聡; 大花 正也; 久須美 房子; 鍋島 紀滋  日本門脈圧亢進症学会雑誌  16-  (2)  94  -94  2010/08
  • 一般病院におけるCTC(CT colonography)の大腸癌診断への臨床応用について
    森澤 利之; 高山 政樹; 園山 浩紀; 菊池 志乃; 山賀 雄一; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 高鍬 博  Gastroenterological Endoscopy  52-  (Suppl.1)  981  -981  2010/04
  • メサラジンが原因と考えられた血小板減少症に対し、メサラジン漸増法が奏功した潰瘍性大腸炎の1例
    宮島 真治; 橋本 尚佳; 高山 政樹; 園山 浩紀; 菊池 志乃; 山賀 雄一; 森澤 利之; 木田 肇; 岡野 明浩; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 高鍬 博  日本消化器病学会雑誌  107-  (臨増総会)  A240  -A240  2010/03
  • Helicobacter pyloriに対するメトロニダゾールを用いた2次除菌についての検討
    山賀 雄一; 高山 政樹; 園山 浩紀; 菊池 志乃; 森澤 利之; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 高鍬 博  日本消化器病学会雑誌  107-  (臨増総会)  A351  -A351  2010/03
  • 当院における消化管アミロイドーシスの検討
    宮島 真治; 大花 正也; 菊池 志乃; 山賀 雄一; 森澤 利之; 木田 肇; 岡野 明浩; 沖永 聡; 久須美 房子; 中村 武史; 高鍬 博  Gastroenterological Endoscopy  51-  (Suppl.2)  2317  -2317  2009/09
  • 術前、下部胆管腫瘍との鑑別が困難であった十二指腸乳頭原発inflammatory fibroid polypの一切除例
    木田 肇; 菊池 志乃; 山賀 雄一; 森澤 利之; 宮島 真治; 岡野 明浩; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 中村 武史; 高鍬 博; 長谷川 傑; 吉村 玄浩  日本消化器病学会雑誌  106-  (臨増大会)  A797  -A797  2009/09
  • 当科におけるIFN治療に関する病診連携の取り組み 特に治療費助成後の分析
    中村 武史; 菊池 志乃; 山賀 雄一; 森沢 利之; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 沖永 聡; 大花 正也; 久須美 房子; 高鍬 博  肝臓  50-  (Suppl.2)  A535  -A535  2009/09
  • 原因不明の好酸球増多と大量腹水、門脈圧亢進症を来した一例
    山賀 雄一; 次橋 幸男; 中村 武史; 菊池 志乃; 森澤 利之; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 高鍬 博  肝臓  50-  (Suppl.2)  A596  -A596  2009/09
  • NBCAを用いて治療を行った肝動脈-門脈短絡に伴う肝内門脈瘤の1例
    菊池 志乃; 中村 武史; 谷口 尚範; 山賀 雄一; 森澤 利之; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 高鍬 博  日本門脈圧亢進症学会雑誌  15-  (1)  102  -102  2009/08
  • ESD術中穿孔に続き逆たこつぼ型心筋障害をきたした早期胃癌の1例
    木田 肇; 大花 正也; 菊池 志乃; 山賀 雄一; 森澤 利之; 宮島 真治; 岡野 明浩; 沖永 聡; 久須美 房子; 中村 武史; 高鍬 博; 花澤 康司; 本岡 眞琴; 中川 義久  Gastroenterological Endoscopy  51-  (Suppl.1)  933  -933  2009/04
  • 当院で経験した活動性大腸結核症例の検討
    宮島 真治; 菊池 志乃; 山賀 雄一; 森澤 利之; 木田 肇; 岡野 明浩; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 中村 武史; 高鍬 博  Gastroenterological Endoscopy  51-  (Suppl.1)  945  -945  2009/04
  • 肝動脈-門脈シャントに対しシャント塞栓術を施行した肝内門脈瘤の1例
    菊池 志乃; 中村 武史; 谷口 尚範; 山賀 雄一; 森澤 利之; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 高鍬 博  Gastroenterological Endoscopy  51-  (Suppl.1)  1036  -1036  2009/04
  • 次橋 幸男; 中村 武史; 山賀 雄一; 菊池 志乃; 森澤 利之; 宮島 真治; 岡野 明浩; 木田 肇; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 高鍬 博  肝臓  50-  (Suppl.1)  A267  -A267  2009/04
  • 脾動脈カテーテルから撮影したCTAPをガイドに下横隔静脈経由B-RTOを施行しえた一例
    菊池 志乃; 中村 武史; 谷口 尚範; 神辺 大輔; 次橋 幸男; 山賀 雄一; 森澤 利之; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 高鍬 博  日本門脈圧亢進症学会雑誌  14-  (3)  269  -272  2008/12
  • アイエーコール動注療法はどのような進行肝細胞癌に有用なのか?
    岡野 明浩; 中村 武史; 神辺 大輔; 菊池 志乃; 山賀 雄一; 森澤 利之; 宮島 真治; 木田 肇; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 高鍬 博; 東野 貴徳; 谷口 尚範; 左野 明  新薬と臨牀  57-  (11)  1922  -1923  2008/11
  • 脾動脈カテーテルから撮影したCTAPをガイドに下横隔静脈経由B-RTOを施行しえた一例
    菊池 志乃; 中村 武史; 谷口 尚範; 山賀 雄一; 森澤 利之; 宮島 真治; 木田 肇; 岡野 明浩; 大花 正也; 沖永 聡; 久須美 房子; 高鍬 博  日本門脈圧亢進症学会雑誌  14-  (1)  123  -123  2008/10

Research Grants & Projects

  • Japan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific Research
    Date (from‐to) : 2023/04 -2026/03 
    Author : 菊池 志乃
     
    本年度は過敏性腸症候群（IBS）に対する内部感覚曝露を伴う認知行動療法（CBT-IE）の有効性および安全性、費用対効果を検証するための、ランダム化比較試験の研究実施体制の整備およびプロトコルの作成、倫理委員会の審査を受け、承認審査が得られたため2023年11月よりリクルートを開始した。 具体的には、介入群はCBT-IEを実施し、対照群として疾患教育をどちらも10週間のプログラムとしてオンライン上で提供する形のプログラムを作成した。両群におけるプログラムの内容は、以前わたしたちが行った「IBSに対する集団CBT-IEに対するランダム化比較試験」で有効性が報告されたプログラムを元にしており、e-ラーニング用に動画とテキストの形に作り直している。また、背景情報および評価といったデータ管理と、e-ラーニングプログラムの管理のために、米国の医療保険の携行性と責任に関する法律（HIPAA）に準拠したデータ収集・管理システムであるREDCapでプログラムの構築を行った。また、ランダム化に際してコンシールメントが保たれるように、コンピューター割り付けを行える環境の整備も行った。 現在リクルートのためにパンフレット、ポスターなどの貼付や、関連病院でのリクルートを進めると同時に、オンライン上でのリクルートについても並行して行っている。また、eラーニングにおけるデバイスの不具合については参加者のフィードバックを得つつ、適宜研究者側でもテストを行いつつ、パソコンやスマートフォンなど異なるデバイスでも対応できるように改訂を行っている。 来年度に向けては、本研究に関するプロトコル論文の投稿および、本研究のプロジェクトの遂行に向けた継続的な参加者のリクルートおよびプログラムの提供を行っていく。
  • Japan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific Research
    Date (from‐to) : 2022/08 -2025/03 
    Author : 菊池 志乃
     
    当初の予定ではインターネットを用いて薬剤抵抗性の過敏性腸症候群（IBS）に対する内部感覚曝露を伴う認知行動療法（CBT-IE）を実施できる治療者を養成する教育プログラムを作成し、学習と治療実践の2段階の治療者教育を計画していた。しかし、まず治療者教育のプログラムを作成後、知識の教育はできても1クールのCBT実践では治療者としての実戦経験としては少ないため、治療実践における結果は教育プログラムの出来ではなく患者に左右されるため、実際に臨床試験としては成り立っても、実臨床で意味がない可能性が指摘された。 このため、作成した教育用プログラムを改訂し、患者治療のためのプログラムとし、e-ラーニングの一部として、オンライン会議システムを用いた治療者によるCBT-IE介入に変更し、治療者の負担を大幅に軽減することでよりIBSに対するCBTの普及、および費用対効果のよい治療という点でも当初の目的に合致していると考える。 薬剤抵抗性のIBSに対する治療をパイロット試験を実施し、参加者からフィードバックを得た上で必要に応じたプログラムの変更を行うことを計画していた。実際の参加者からのフードバックから、e-ラーニングプログラムの問題となるアドヒアランスの向上を図る必要があると考えられた。このため、2023年4月よりプログラムの大幅な改定を実施し、2,4,6,8,10セッションにおいて2週間ごとの治療者介入を行い、アドヒアランス向上を目指す形にプログラムを変更した。 なお、プログラムの閲覧を希望する治療者には、プログラムの有効性が確認されれば閲覧可能としていたが、アドヒアランスの問題もあり、一旦治療者なしでの閲覧に関しては保留とした。
  • 過敏性腸症候群に対する集団認知行動療法のランダム化比較試験
    Mental Health Okamoto：2019 Research Activity Grant
    Date (from‐to) : 2019/07 -2020/03 
    Author : Shino Kikuchi
  • Japan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific Research
    Date (from‐to) : 2015/04 -2019/03 
    Author : Oe Yuki; Sasaki Yohei; Kikuchi Shino
     
    We developed a group version of cognitive behavior therapy using interoceptive exposure(group version CBT-IE) for irritable bowel syndrome (IBS) and various materials for treatment. We conducted an open label pilot study in collaboration with Kyoto University and Takatsuki Red Cross Hospital. Seven out of the 12 patients referred were included and completed the intervention. As a result, IBS-QOL, which measures IBS specific quality of life, has an average improvement of 24 points, and IBSSI, which measures the severity of IBS symptoms, has an improvement of 101 points on average. The effect sizes are 3.2(IBS-QOL) and -3.1(IBSSI), respectively. We are currently conducting a randomized controlled trial of group CBT-IE in collaboration with Kyoto University and Takatsuki Red Cross Hospital.
    Currently, we are carrying out randomized controlled trials of group version CBT-IE jointly with Kyoto University.

Teaching Experience

  • Palliative Care Graduate SchoolPalliative Care Graduate School Nagoya City University
  • Master program for Clinical Research: MCRMaster program for Clinical Research: MCR Kyoto University

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