Researchers Database

ISHIBASHI Kenichiro

    Graduate School of Medical Sciences Department of Oral and Maxillofacial Surgery Lecturer
Last Updated :2025/05/19

Researcher Information

Research funding number

  • 80714609

J-Global ID

Academic & Professional Experience

  • 2023/01 - Today  Nagoya City UniversityGraduate School of Medical Sciences Department of Oral and Maxillofacial Surgery講師
  • 2022/04 - 2022/12  Nagoya City UniversityGraduate School of Medical Sciences Department of Oral and Maxillofacial Surgery助教
  • 2016/04 - 2017/03  Aichi Gakuin UniversitySchool of Dentistry顎顔面外科学講座
  • 2013/07 - 2015/06  Aichi Gakuin UniversitySchool of Dentistry顎顔面外科講座
  • 2004/05 - 2006/03  豊橋市民病院歯科口腔外科研修医

Education

  • 1998/04 - 2004/03  Kyushu University  School of Dentistry  歯学科

Published Papers

MISC

Awards & Honors

  • 2024/01 Japanese Society of Oral Oncology Prize from an academic society
     Clinicopathologic study of S-1 alone in elderly patients with oral squamous cell carcinoma

Research Grants & Projects

  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research
    Date (from‐to) : 2024/04 -2027/03 
    Author : 石橋 謙一郎; 土屋 周平; 渋谷 恭之
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research
    Date (from‐to) : 2022/04 -2025/03 
    Author : 宮部 悟; 長尾 徹; 草深 公秀; 石橋 謙一郎
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research
    Date (from‐to) : 2020/04 -2023/03 
    Author : 石橋 謙一郎
     
    近年、深層学習(ディープラーニング)と呼ばれる手法を使用したコンピュータサインスの研究が、画期的なパフォーマンスの向上を実証され,画像分類、物体検出、言語解析、音声認識などの様々な領域で応用が進んでいる。医学画像においても、XP画像やCT、MRIでも応用されている。 集団口腔検診の普及に伴い、早期発見、早期治療につながっているが、患者への侵襲が少ない細胞診が取り入れられることで、より効率的な早期発見、治療につながることは期待されている。細胞診の診断には熟練を要し、口腔細胞診専門医が少ない問題ある。また、集団検診は検診はすこしずつ進んできているものの、歯科医院での受診時に細胞診での診断が普及すると早期発見につながり、口腔がん専門施設への早期紹介、治療が可能になると考えらえる。しかしながら、歯科医院での含め細胞診の一般化には至っていない。 本研究では細胞診の診断をDeeep learningを用い、より診断性能を向上させていくことを目的としている。初年度に行ったベゼスタシステムに基づいた細胞異型ごとに学習モデルを作成し、我々の任意に撮影した画像に対する検出パフォーマンスの向上を行ってきた。この結果から、我々の任意に撮影した画像ではなく、whole-slide imagingから撮影された画像から、細胞異型を認識し、ベゼスタシステムに沿った診断を行えるように症例の蓄積、学習モデルの作成に努める。さらにはベゼスタシステムではなく、直接的に良悪の診断が可能にしていくことを予定している。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    Date (from‐to) : 2019/04 -2023/03 
    Author : 宮部 悟; 石橋 謙一郎; 長尾 徹
     
    多型腺癌(以下PAC)は全唾液腺癌の26%を占める。再発を繰り返し予後不良となるが、heterogeneousな悪性腫瘍と考えられる稀少がんである。早期診断・治療が喫緊の課題であるが、腫瘍増殖に関わる遺伝子異常は十分に明らかにされていない。近年PACの発生や進展に関わる遺伝子変異の一つとして報告されたPRKDファミリーの再構成と体細胞変異(p. Glu710Asp. Exon 15)が特徴的な遺伝子異常であることから、PACの遺伝子異常を用いた悪性度評価基準の構築と,臨床応用可能な本遺伝子再構成や体細胞変異の臨床病理学的特徴を明らかにすること本研究の目的とする。「研究実施計画」共同研究施設において臨床情報および予後データのあるPACのFFPE未染標本から解析を行うこととしており、症例提供を受ける各施設でのIRB承認後、症例と情報の提供を受けて研究を行っている。遺伝子異常検索では遺伝子異常の検出法としてはFISH法を主に用いて,①PRKD1遺伝子再構成の有無,②PRKD2遺伝子再構成の有無,③PRKD3遺伝子再構成の有無,④PRKD1遺伝子変異(p. Glu710Asp. Exon 15)の有無の検討を行っている。計画では50例のPAC収集を計画したが、共同研究施設でのIRBが新型コロナ禍を一因として承認を得られにくい状況にあり、36例の収集症例を基にしたデータについて、予定通りの解析を行った。得られた結果は第31回日本臨床口腔病理学会総会・学術集会におけるシンポジウム「唾液腺腫瘍診断に関する分子病理学的知見 」の中ですでに報告済みである。すでに英論文化も終了しており、現在publishに向けて論文投稿中である。
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research
    Date (from‐to) : 2017/04 -2023/03 
    Author : 石橋 謙一郎
     
    唾液腺腫瘍の病理組織像は多彩であり、組織学的形態では診断に苦慮することもある。近年、唾液腺腫瘍において特異的キメラ遺伝子が多く報告され、診断の一助となっている。申請者は以前より遺伝子異常による唾液腺腫瘍のサブグループ化を行うために、これまで、多形腺腫におけるPLAG1およびHGMA2遺伝子異常、多型腺癌におけるPRKD1,2,3遺伝子異常および腺様嚢胞癌におけるMYB-NFIB, MYBL1-NFIB特異的キメラ遺伝子に関してPCRおよびFluorescence in situ hybridization(FISH)法を施行し、遺伝子異常の有無と臨床病理学的な検討を行っている。現在、FISHおよび免疫組織化学、ヘマトキシリンエオジン染色の標本をもちいて細胞レベルでの相違を調べている。現在、PAC(多形腺がん),hybrid caricnoma、多形腺腫での遺伝子発現の違いを調べている。PACでは、PRKD1-ARD1Aキメラ遺伝子やPRKD1,2,3 split gene,DDX3X split geneを有する症例を10例程度見出した。これらの遺伝子異常の分布細胞レベルで詳細に調べている。また、hybrid caricinomaでは、唾液腺導管癌と扁平上皮癌、扁平上皮癌と大神経内分泌腫瘍を有する症例で腫瘍間での遺伝子異常の違いを検討している。これらの遺伝子異常以外にもがん抑制遺伝子p53や細胞周期関連遺伝子cyclin D1やサイクリン依存性キナーゼ阻害2Aなどの遺伝子異常の分布も調べている。もともと、希少癌であるため、症例数が少ないが、できる限り多くの症例を集めるため他施設からの協力も得ている。症例ごとに遺伝異常の細胞レベルで再確認することを予定している。
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research
    Date (from‐to) : 2016/04 -2020/03 
    Author : YOKOYAMA JUNKICHI
     
    Development of a novel translymphatic chemotherapy using anti-EGFR antibody for metastatic lymph nodes of head and neck cancer Neck lymph node metastasis is the most significant prognostic factor of head and neck cancer. According to the Sentinel theory, metastatic lymph nodes are directly connected with primary tumors via lymphatic canals. Lymphatic chemotherapy is defined as chemotherapy using lymphatic canals between metastatic lymph nodes and primary tumors. As an ultimate cancer treatment which is both highly effective and noninvasive, the current study is to establish a novel lymphatic chemotherapy targeting metastatic lymph nodes in patients with head and neck cancer using anti-EGFR antibody combined with anti-cancer and fluorescence dye.ICG fluorescence imaging reveals the lymphatic vessels to metastatic lymph nodes.We evaluated the usefulness of lymphatic chemotherapy targeting neck metastases by measuring EGFR concentrations in metastatic lymph nodes and pathological effects.


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