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小林 真 (コバヤシ マコト)

  • 医学研究科整形外科学分野 准教授(診療担当)
Last Updated :2024/07/05

研究者情報

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  • その他 / その他

研究活動情報

論文

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2019年04月 -2023年03月 
    代表者 : 小林 真
     
    本研究では1.術前、術後半年、術後1年の患者で荷重位CTによる三次元的荷重軸を抽出すること、2.従来の立位X線評価に基づく荷重軸と三次元的荷重軸結果を比 較すること、3.術後1年での臨床成績と荷重位CTによる三次元的荷重軸結果を比較すること、4.三次元的荷重軸の至適値を決定することを目的としている。 A) 術前計測による評価:荷重位、非荷重位CTと立位全下肢単純X線評価の比較による関連性の評価。 2021年度までに、膝周囲骨切り術を行う患者30名を対象に、術前CT評価時に荷重位、非荷重位CTを撮影し、荷重-非荷重CT間の比較および術前荷重位CTと術前立位全 下肢単純X線評価の比較を行った。全額面の評価では、従 来の二次元的評価法と三次元的評価法の高い相関を認めた。また、下肢アライメントが内反(O脚)の場合は荷重にて内反が増加することも確認した。また、通常の内反変形膝においては、矢状面では、荷重にて屈曲が強まる傾向がみられた。荷重CTにおける三次元的評価法が、従来からの二次元的評価法と同等に有用で あることを証明する結果となった。矢状面アライメントについては術前ー術後の荷重による軸変化が膝屈曲拘縮角と相関することを確認した。 B)術後骨癒合完 了時点(術後約6ヵ月)における荷重位CTでの術前、術後荷重軸の比較検討:荷重位CTと立位全下肢単純X線評価の比較によるCTとX線の関連検討。 術後半年のCTは 金属ハレーションが強く、評価不能であったため、中止としている。2021年度は、骨切り術後の患者20名に荷重CT検査を実施した。

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