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大谷　隆浩 (オオタニ　タカヒロ)

  • 医学研究科公衆衛生学分野　講師
Last Updated :2024/04/26

研究者情報

学位

  • 博士（情報科学）（名古屋大学）

J-Global ID

研究分野

  • 情報通信 / 統計科学
  • 情報通信 / ソフトコンピューティング
  • 情報通信 / 知能情報学

経歴

  • 2020年04月 - 現在  名古屋市立大学大学院医学研究科 公衆衛生学分野講師
  • 2018年04月 - 2020年03月  名古屋大学大学院医学系研究科生物統計学分野特任助教
  • 2015年12月 - 2018年03月  統計数理研究所リスク解析戦略研究センター特任助教
  • 2013年04月 - 2015年11月  名古屋大学大学院情報科学研究科日本学術振興会特別研究員PD
  • 2011年04月 - 2013年03月  名古屋大学大学院情報科学研究科日本学術振興会特別研究員DC2

研究活動情報

論文

講演・口頭発表等

  • 疾病の時間集積性を解析するためのRパッケージの開発と評価  [通常講演]
    大谷隆浩; 高橋邦彦
    第32回日本疫学会学術総会 2022年01月 口頭発表（一般）
  • 複数の疾病集積性を解析するためのRパッケージ“multicluster”の開発と評価
    大谷隆浩; 高橋邦彦
    第31回日本疫学会学術総会 2021年01月 口頭発表（一般）
  • 迅速予測手法統合プラットフォームの開発－大気、河川への化学物質等流出を想定して－  [招待講演]
    高橋邦彦; 大谷隆浩
    第79回日本公衆衛生学会総会 2020年10月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
  • 中高齢期の婚姻状況の変化が野菜摂取量に及ぼす影響：5年間の縦断研究  [通常講演]
    野口泰司; 近藤文; 渡邉美貴; 今枝奈保美; 後藤千穂; 大谷隆浩; 中川 弘子; 細野 晃弘; 柴田清; 上島寛之; 永谷憲司; 鈴木貞夫
    第79回日本公衆衛生学会総会 2020年10月 ポスター発表
  • Flexible scan法を用いた疾病集積性を解析するためのRパッケージ"rflexscan"の開発と評価  [通常講演]
    大谷隆浩; 高橋邦彦
    第30回日本疫学会学術総会 2020年02月 ポスター発表
  • 化学物質等の空間拡散推計と健康リスク評価のための曝露量推計  [招待講演]
    高橋邦彦; 大谷隆浩
    日本リスク研究学会第32回年次大会 2019年11月 口頭発表（一般）
  • 化学物質流出・拡散への迅速対応統合プラットフォームの開発に向けた検討  [通常講演]
    大谷隆浩; 高橋邦彦; 菱田朝陽; 若井建志; 浅見真理
    第78回日本公衆衛生学会総会 2019年10月 ポスター発表
  • 統計モデルによる大規模データの探索的解析​：全ゲノム関連研究を例に  [通常講演]
    大谷隆浩
    統計数理研究所共同研究「令和元年度 統計学的アプローチによる問題解決のための環境化学分析の最適化・高度化に関する研究集会」 2019年10月 口頭発表（一般）
  • 環境分析における異常検知について  [通常講演]
    浅見真理; 越後信哉; 高橋邦彦; 市川学; 小坂浩司; 大谷隆浩
    第22回日本水環境学会シンポジウム 2019年09月 ポスター発表
  • Development of chemical risk assessment and management system in environmental accidents  [招待講演]
    Takahiro Otani; Kunihiko Takahashi
    3rd International Conference on Econometrics and Statistics 2019年06月 口頭発表（招待・特別）
  • ゲノムワイド関連研究におけるセミパラメトリックベイズ因子解析  [通常講演]
    森澤淳司; 大谷隆浩; 西野穣; 高橋邦彦; 松井茂之
    2019年度日本計量生物学会年会 2019年05月 口頭発表（一般）
  • A Model-Based Framework for Voxel and Region Level Inferences in Neuroimaging Disease-Association Studies  [通常講演]
    Ryo Emoto; Atsushi Kawaguchi; Takahiro Otani; Shigeyuki Matsui
    16th International Conference on Information Technology : New Generations 2019年04月 口頭発表（一般）
  • Application of the multi-dimensional hierarchical mixture model to cross-disorder genome-wide association studies  [通常講演]
    Takahiro Otani; Jo Nishino; Ryo Emoto; Shigeyuki Matsui
    16th International Conference on Information Technology : New Generations 2019年04月 口頭発表（一般）
  • Comparison of Spatial Interpolation Methods based on Exposure Assessments of Air Pollutants: A Case Study on Nuclear Substances in Fukushima  [通常講演]
    Takahiro Otani; Kunihiko Takahashi; Ayano Takeuchi; Mari Asami
    12th International Conference on Health Informatics 2019年02月 ポスター発表
  • 空間線量率の測定に基づく 放射性セシウム曝露量推計の検討  [通常講演]
    大谷 隆浩; 高橋 邦彦; 竹内 文乃; 浅見 真理
    第29回日本疫学会学術総会 2019年01月 ポスター発表
  • 災害・事故に伴う化学物質拡散の迅速視覚化ツールの開発：福島第一原発事故を例として  [通常講演]
    大谷 隆浩; 高橋 邦彦; 若井 建志; 浅見 真理
    第77回日本公衆衛生学会総会 2018年10月 口頭発表（一般）
  • 多次元階層混合モデルと最適発見手法による疾患関連遺伝子の探索：肺がんと喫煙に関するゲノムワイド関連解析への応用  [通常講演]
    大谷 隆浩; 野間 久史
    2018年度日本計量生物学会年会 2018年03月 ポスター発表
  • 階層混合モデルと最適発見手法を用いた効率的な治療効果予測マーカーの開発  [通常講演]
    大谷 隆浩; 野間 久史
    日本人類遺伝学会第62回大会 2017年11月 ポスター発表
  • Efficient gene-by-treatment interactions test to develop predictive biomarkers on genome-wide studies using multidimensional hierarchical mixture models  [通常講演]
    Takahiro Otani; Hisashi Noma
    ASHG 2017 Annual Meeting 2017年10月 ポスター発表
  • ゲノムワイド関連解析における多重検定手法の効率性評価  [通常講演]
    大谷 隆浩; 野間 久史; 西野 穣; 松井 茂之
    第8回生物統計ネットワーク & 科研費 (基盤S) シンポジウム「統計科学が切り拓く個別化医療：方法論・実践のフロンティア」 2017年03月 ポスター発表
  • セミパラメトリック階層混合モデルによる複雑疾患GWASの解析  [通常講演]
    西野 穣; 高知 雄太; 重水 大智; 加藤 護; 猪狩 勝則; 越智 秀則; 野間 久史; 松井 孝太; 大谷 隆浩; 森園 隆; Keith Boroevich; 角田 達彦; 松井 茂之
    第27回日本疫学会学術総会 2017年01月 ポスター発表
  • Rare Variant 検出のための柔軟な検定手法  [通常講演]
    菅澤 翔之助; 野間 久史; 大谷 隆浩; 西野 穣; 松井 茂之
    第30回日本計算機統計学会シンポジウム 2016年11月 口頭発表（一般）
  • ゲノムワイド関連解析における多重検定補正手法の再評価  [通常講演]
    大谷 隆浩; 野間 久史; 西野 穣; 松井 茂之
    科研費基盤Aシンポジウム「複雑な生命現象を読み解くための大規模データ解析とモデリング」 2016年11月 口頭発表（一般）
  • A comparison of multiple testing methods for effective strategies in genome-wide association studies  [通常講演]
    Takahiro Otani; Hisashi Noma; Jo Nishino; Kota Matsui; Shigeyuki Matsui
    XXVIIIth International Biometric Conference 2016年07月 ポスター発表
  • Re-evaluation of the multiple testing strategy for detecting disease-related genetic variants in genome-wide association studies  [通常講演]
    Takahiro Otani; Hisashi Noma; Jo Nishino; Shigeyuki Matsui
    East Asia Regional Biometric Conference 2015 2015年12月 ポスター発表
  • 「電磁＋地震アクロス」で火山のどんな変動が見えるだろうか？  [通常講演]
    藤井 直之; 熊澤 峰夫; 國友 孝洋; 大谷 隆浩; 中島 崇裕
    東京大学地震研究所 研究集会「地球内部構造の観測・監視技術の現状と未来」 2015年09月 口頭発表（一般）
  • Preliminary experiments of a structural health monitoring method with an accurately controlled small vibrator and wireless sensor networks  [通常講演]
    Takahiro Otani; Takafumi Okumura; Mika Tsukahara; Katsuya Ishii; Masayuki Saeki
    International Association for Bridge and Structural Engineering 2015年05月 口頭発表（一般）
  • Development and verification of an accurate small vibrator and wireless acceleration sensors for vibration characteristic estimation  [通常講演]
    Takafumi Okumura; Takahiro Otani; Mika Tsukahara; Masayuki Saeki
    International Association for Bridge and Structural Engineering 2015年05月 口頭発表（一般）
  • 電磁アクロスにおける大規模データ解析の刷新に向けて  [通常講演]
    大谷 隆浩; 鹿野 豊; 中島 崇裕; 國友 孝洋; 藤井 直之; 熊澤 峰夫
    日本地球惑星科学連合2015年大会 2015年05月 口頭発表（一般）
  • 弾性波と電磁波を統合した全地球内部の物理的状態の能動的周波数コムスペクトル観測法  [通常講演]
    熊澤 峰夫; 東原 紘道; 藤井 直之; 國友 孝洋; 竹内 希; 小川 康雄; 大谷 隆浩
    日本地球惑星科学連合2015年大会 2015年05月 口頭発表（一般）
  • 電磁・弾性波アクロスの統合による火山熱水系の変動イメージングへ向けて  [通常講演]
    藤井 直之; 中島 崇裕; 國友 孝洋; 大谷 隆浩; 小川 康雄; 熊澤 峰夫
    日本地球惑星科学連合2015年大会 2015年05月 口頭発表（一般）
  • 科学コミュニケーションの科学を考える  [通常講演]
    上野 ふき; 熊澤 峰夫; 久木田 水生; 大谷 隆浩
    日本地球惑星科学連合2015年大会 2015年05月 口頭発表（一般）
  • 電気伝導度構造の能動的観測に向けた周波数領域電磁探査法の開発研究  [通常講演]
    大谷 隆浩; 熊澤 峰夫; 小川 康雄
    平成26年度Conductivity Anomaly研究会 2015年01月 口頭発表（一般）
  • CAの能動的監視観測に向けた電磁アクロスの開拓研究の再起動  [通常講演]
    熊澤 峰夫; 小川 康雄; 大谷 隆浩; 東原 紘道
    平成26年度Conductivity Anomaly研究会 2015年01月 口頭発表（一般）
  • 精密小型加振機を用いた振動特性同定手法の開発  [通常講演]
    塚原 美佳; 奥村 昂史; 渡邉 和樹; 大谷 隆浩; 石井 克哉; 佐伯 昌之; 藤原 鉄朗
    第17回応用力学シンポジウム 2014年05月 口頭発表（一般）
  • 人工知能学会誌問題を考える（２）学際的な知の創造を目指して  [通常講演]
    西尾 祥子; 大谷 隆浩
    第36回東海ファジィ研究会 2014年02月 口頭発表（一般）
  • 人工知能学会誌問題を考える（１）問題の経緯と違和感の所在  [通常講演]
    大谷 隆浩; 西尾 祥子
    第36回東海ファジィ研究会 2014年02月 口頭発表（一般）
  • A case study of the dFLO - Optimal designing of the data acquisition and the inverse problem on the structure estimation  [通常講演]
    Takahiro Otani; Toru Nagai; Mineo Kumazawa; Katsuya Ishii
    Science as Method and Methodology for Problems on the Earth and Life 2013年09月 ポスター発表
  • Constraint propagation + ant colony optimization for automated school timetabling  [通常講演]
    Makoto Koshino; Takahiro Otani
    The 6th International Workshop on Computational Intelligence & Applications 2013年07月 口頭発表（一般）
  • 2経路フィードバック演算子dFLOのケース・スタディ －構造推定における観測データ取得手法と逆解析手法の最適設計－  [通常講演]
    大谷 隆浩; 永井 亨; 熊澤 峰夫; 石井 克哉
    日本地球惑星科学連合2013年大会 2013年05月 ポスター発表
  • 最適測定計画系による大自由度構造常時監視の実現に向けて －進化的計算を用いた弾性波動場の構造推定－  [通常講演]
    大谷 隆浩; 鈴木 麗璽; 有田 隆也
    第13回AI若手の集い (MYCOM2012) 2012年02月 口頭発表（一般）
  • 孤立個体に基づく変異操作を導入したDifferential Evolutionによる多峰性関数最適化  [通常講演]
    大谷 隆浩; 鈴木 麗璽; 有田 隆也
    第32回東海ファジィ研究会 2012年02月 口頭発表（一般）
  • DE/isolated/1: A new mutation operator for multimodal optimization with differential evolution  [通常講演]
    Takahiro Otani; Reiji Suzuki; Takaya Arita
    The 24th Australasian Joint Conference on Artificial Intelligence 2011年12月 口頭発表（一般）
  • An implementation of probabilistic model-building coevolutionary algorithm  [通常講演]
    Takahiro Otani; Takaya Arita
    The 16th International Symposium on Artificial Life and Robotics 2011年01月 口頭発表（一般）
  • 大谷 隆浩; 越野 亮; 木村 春彦
    情報科学技術フォーラム講演論文集 2009年08月 その他
  • 越野 亮; 大谷 隆浩; 木村 春彦
    情報処理学会全国大会講演論文集 2009年03月 その他
  • Generating dispatching rules for simulation-based scheduling by means of Genetic Network Programming  [通常講演]
    Takahiro Otani; Makoto Koshino; Haruhiko Kimura
    The 9th Asia Pasific Industrial Engineering & Management Systems Conference 2008年12月 口頭発表（一般）
  • 大谷 隆浩; 越野 亮
    情報処理学会全国大会講演論文集 2008年03月 その他
  • PSOを用いたシミュレーションベース・スケジューリング  [通常講演]
    大谷 隆浩; 越野 亮
    平成19年度日本経営工学会北陸支部 学生による研究発表会 2008年03月 口頭発表（一般）
  • Applying a path planner based on RRT to cooperative multi-robot box-pushing  [通常講演]
    Takahiro Otani; Makoto Koshino
    The 13th International Symposium on Artificial Life and Robotics 2008年01月 口頭発表（一般）
  • 方形ピースジグソーパズル問題におけるACOの適用  [通常講演]
    大谷 隆浩; 越野 亮; 白山 正敏
    平成18年度電気関係学会北陸支部連合大会 2006年09月 口頭発表（一般）
  • DNA配列決定問題におけるアントコロニー最適化の適用  [通常講演]
    大谷 隆浩; 越野 亮; 白山 正敏
    平成17年度電気関係学会北陸支部連合大会 2005年09月 口頭発表（一般）

受賞

  • 2021年01月 日本疫学会 Best Reviewer
  • 2009年03月 平成20年度情報処理学会北陸支部 研究業績賞
  • 2007年03月 平成18年度電気関係学会北陸支部連合大会 優秀論文発表賞
  • 2006年03月 平成17年度電気関係学会北陸支部連合大会 優秀論文発表賞

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 作用機序に基づいた日本人の体質に適したアスピリンによる大腸がんの個別化予防法開発
    日本学術振興会：科学研究費助成事業
    研究期間 : 2024年04月 -2029年03月 
    代表者 : 牟礼佳苗
  • 臨床情報と独自AI技術「参照系AI」を基盤とした音声障害診断システムの構築
    日本学術振興会：科学研究費助成事業
    研究期間 : 2024年04月 -2027年03月 
    代表者 : 讃岐徹治
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業
    研究期間 : 2023年04月 -2027年03月 
    代表者 : 中川 弘子; 若井 建志; 大谷 隆浩
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業
    研究期間 : 2023年04月 -2026年03月 
    代表者 : 橋本 俊次; 松神 秀徳; 早川 英介; 大塚 宜寿; 大谷 隆浩; 山本 敦史; 竹峰 秀祐; 家田 曜世; 宮脇 崇; 江口 哲史; 頭士 泰之
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2026年03月 
    代表者 : 西山 毅; 中村 翔; 鈴木 貞夫; 丹野 高三; 清水 厚志; 大谷 隆浩; 成松 宏人; 中村 洋子
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業
    研究期間 : 2021年04月 -2025年03月 
    代表者 : 伊藤 秀美; 山口 類; 高橋 邦彦; 大谷 隆浩; 松坂 方士; 金村 政輝; 大木 いずみ; 西野 善一; 杉山 裕美
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業
    研究期間 : 2021年04月 -2025年03月 
    代表者 : 大谷 隆浩
     
    位置情報を付加した空間医学データをもとに，疾病の発生との関連が強い箇所 (クラスター) を検出し，その統計的有意性を判定する方法として最大尤度比に基づくスキャン統計量が提案され，空間疫学研究や症候サーベイランスなどの分野で重要なツールになっている。本研究では，多様な形式の空間データから精確に複数のクラスターを検出し，その統計的有意性を適切に判定する統計解析ソフトウェアについて検討する。新たなソフトウェアの開発するとともに，空間疫学研究の大規模な実データを用いた 実証研究を行うことでその有効性の評価を行う。 2021年度は，ある疾病の発生が特定の時点に集中しているかどうか（時間集積性）を検討するための統計解析手法について検討し、空間スキャン統計量を用いて解析を行うためのプログラムを開発した。空間スキャン統計量は原則として一つの集積期間のみを検出し有意性を評価するが，実際には疾病の発生が集中する期間が複数ある場面も多い。このような場合に，情報量基準の視点から適切な集積期間の数を選択してそれらを同定し，全体としての統計的有意性の評価を行う手法 (Takahashi & Shimadzu, 2018) が提案され，計算機シミュレーションにより有効性が示されている。しかし，この手法を実装したソフトウェアはこれまでに開発されていなかった。 本年度はオープンソースの統計解析ソフトウェア「R」上でこの手法を実装し，複数の集積期間の検出と統計的有意性の評価を行うことができる解析用パッケージを開発した。また事例として，消防庁救急蘇生統計に基づく心肺機能停止傷病者の救急搬送件数データに適用した。救急搬送の発生が集中している時期があるかどうかを検討し，既存研究の結果との比較を行うことで，開発したパッケージを用いて時間集積性の解析を実施できることを確認した。
  • 空間スキャン統計量を用いた全ゲノムデータ探索的解析法の開発
    名古屋市立大学：特別研究奨励費
    研究期間 : 2020年06月 -2022年03月 
    代表者 : 大谷隆浩; 鈴木貞夫; 西山毅
  • 多次元ベイズ流階層混合モデルを用いた最適発見手法による医療ビッグデータ解析：精密医療・予防に向けた分子バイオマーカーの開発
    AIPネットワークラボ：AIPチャレンジプログラム
    研究期間 : 2017年08月 -2018年03月 
    代表者 : 大谷隆浩
  • 音響周波数コムによる大自由度構造精密推定法の開発
    日本学術振興会：科学研究費補助金 特別研究員奨励費
    研究期間 : 2013年04月 -2015年11月 
    代表者 : 大谷 隆浩
  • 道路付属物を対象とした簡易・定量的な健全性評価手法の開発と実証試験
    日本学術振興会：科学研究費補助金 基盤研究(C)
    研究期間 : 2015年04月 
    代表者 : 佐伯 昌之
  • 日本学術振興会：科学研究費補助金
    研究期間 : 2011年04月 -2013年03月 
    代表者 : 大谷 隆浩
     
    前年度までの研究成果を踏まえて、より実応用的な問題にも進化的アルゴリズムが効果的に適用可能であるか確認するための発展研究を行った。具体的問題例として、弾性波動場の構造同定問題を取り上げ、前年度の研究で用いた差分進化法(Differential Evolution)を適用し、計算機実験により問題の分析とアルゴリズムの性能評価を行った。なお、本年度に取り扱った課題については名古屋大学情報科学研究科・石井克哉研究室において以前から取り組まれており、共同で研究を行った。 本研究では、人工的に生成した弾性波を構造物に照射し、構造物に設置した複数の観測点から得られる周波数応答データを基に、内部の状態(媒質の物性や亀裂の位置など)を同定する問題を進化的アルゴリズムの応用例として取り扱った。このような振動生成・観測システムを地盤に設置し、地下構造解析に用いることを目的として、精密制御定常信号システム(ACROSS)が開発されている。近年は、様々な人工構造物内部の詳細な構造パラメータ解析や、その時間変化の常時監視システムとしても有用であると考えられているが、実応用については計測の手法とデータ解析手法の両面で改良の余地がある。このような課題の解決につなげるという点も考慮して本研究を行った。弾性波動場構造同定問題について、共同研究先の石井研究室では遺伝的アルゴリズムを用いた研究をすでに行なっていた。本研究では前年度に行った研究の成果を踏まえ、差分進化法をこの問題に適用した。差分進化法は実数値関数の最適化を行うアルゴリズムの一種であり、プログラムの実装が簡単であり、かつ高い性能を示す手法として注目されている。本研究では計算機実験による構造同定問題の特性分析、及びアルゴリズムの性能評価・比較を行った。

担当経験のある科目

  • 医療統計学基礎名古屋市立大学
  • データサイエンス修文大学
  • データサイエンス演習修文大学
  • 公衆衛生名古屋市救急救命研修所
  • 社会と医学名古屋市立大学
  • 社会医学名古屋市立大学
  • プロジェクト研究基礎演習中京大学
  • プロジェクト研究中京大学

その他のリンク

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