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小野 水面 (オノ ミナモ)

  • 医学研究科腎臓内科学分野 助教
Last Updated :2024/04/24

研究者情報

J-Global ID

研究分野

  • ライフサイエンス / 腎臓内科学

研究活動情報

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 小野 水面
     
    本研究は単施設並行群間比較試験(RCT)でSGLT2阻害薬であるダパグリフロジンによる腎性貧血改善効果について検討することを目的としている。組み入れ基準は、(1)(2)を両方とも満たす患者 (1)糖尿病を合併するeGFR 15-59 ml/min/1.73 m2 の患者(2)WHOの貧血の診断基準(男性Hb 13g/dL未満、女性Hb 12g/dL未満)を満たし、かつEPO血中濃度が正常または低値の ESA・HIF-PH阻害薬非使用患者またはESAあるいはHIF-PH阻害薬使用患者である。介入は、ダパグリフロジンで、コントロールはSGLT2阻害薬以外の糖尿病薬(主治医の判断にゆだねる)である。1.研究A (ESAあるいはHIF-PH阻害薬使用患者対象)主要評価項目:ESAあるいはHIF-PH阻害薬投与量(ESAあるいはHIF-PH阻害薬投与量は開始時投与量を100%とし比較。ESAあるいはHIF-PH阻害薬は研究期間中種類を変えない。投与量・投与間隔は各薬剤の添付文書と日本透析医学会からの慢性腎臓病に伴う腎性貧血ガイドラインに準じて投与を行う。)2.研究B(ESA/HIF-PH阻害薬非使用患者対象) 主要評価項目:Hb<10g/dLまたはESA/HIF-PH阻害薬を投与するまでの期間としている。観察,測定項目はHb†,EPO濃度†,P†,Mg†,Cre†,血圧‡,体重‡,血糖値†,HbA1c もしくはGA†, CRP†,血清鉄濃度†,不飽和鉄濃度(UIBC)†,血清フェリチン濃度†,血中ヘプシジン濃度*,血中エリスロフェロン濃度*, SF-36#(測定頻度:†開始後1か月とその後月1回ごと。 *開始1, 2, 3か月後‡ 開始時より2週間は毎日(自宅にて測定)。1か月経過後は月1回ごと。# 開始時及び2年の観察期間終了時) 本年度より症例登録を開始した。

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