研究者データベース

野村 孝泰 (ノムラ タカヤス)

  • 医学研究科新生児・小児医学分野 病院准教授
Last Updated :2024/04/24

研究者情報

学位

  • 博士(医学)(2014年03月 名古屋市立大学大学院医学研究科)

ホームページURL

科研費研究者番号

  • 50587334

J-Global ID

研究キーワード

  • 食物アレルギー   免疫療法   

研究分野

  • ライフサイエンス / 胎児医学、小児成育学 / アレルギー

経歴

  • 2022年04月 - 現在  名古屋市立大学大学院医学研究科 新生児・小児医学分野講師
  • 2020年04月 - 2022年03月  名古屋市立大学大学院医学研究科 新生児・小児医学分野助教
  • 2019年04月 - 2020年03月  名古屋市立大学大学院医学研究科 新生児・小児医学分野病院助教
  • 2017年05月 - 2019年03月  メイヨークリニックAllergic Diseases Research LaboratoryVisiting Scientist
  • 2016年04月 - 2017年04月  名古屋市立大学大学院医学研究科 新生児・小児医学分野研究員
  • 2014年04月 - 2016年03月  名古屋市立大学大学院医学研究科 周産期・新生児医学分野(寄附講座)寄附講座助教
  • 2002年05月 - 2010年03月  豊橋市民病院小児科医師

学歴

  • 2010年04月 - 2014年03月   名古屋市立大学   大学院医学研究科
  • 1996年04月 - 2002年03月   名古屋市立大学   医学部

所属学協会

  • 米国喘息アレルギー免疫学会   日本小児科学会   日本小児アレルギー学会   日本アレルギー学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 臨床医のためのアレルギー診療ガイドブック
    野村孝泰; 近藤康人 (担当:分担執筆範囲:食物アレルギーの除去はいつまで続けるのでしょうか)診断と治療社 2012年

講演・口頭発表等

  • Carbohydrate(s) that are contained within peanut flour promote allergic sensitization to peanut through CARD9 pathway  [通常講演]
    Nomura T; Kobayashi T; Iijima K; Kita H
    Annual meeting of AAAAI (Philadelphia) 2020年03月 口頭発表(一般)
  • Macrophage response to particulates plays a pivotal role in development of allergic immune response to airborne pollens  [通常講演]
    Nomura T; Kobayashi T; Iijima K; Bartemes RK; Kita H
    Annual meeting of AAAAI (San Francisco) 2019年02月 ポスター発表
  • Airway IL-1α promotes development of allergen-specific follicular helper T (Tfh) cells and production of IgE antibody  [通常講演]
    Nomura T; Kobayashi T; Iijima K; Kita H
    Annual meeting of AAAAI (Orlando) 2018年03月 ポスター発表
  • Antigen-specific TH cell monitoring by CD154 expression in Japanese cedar-specific SCIT  [通常講演]
    Nomura T; Tsuge I; Inuo C; Nakajima Y; Tanaka K; Naruse N; Suzuki S; Ando H; Kondo Y; Saitoh S; Urisu A
    Annual meeting of AAAAI (San Antonio) 2013年02月 口頭発表(一般)

MISC

  • 小児悪性腫瘍に対するスペーサー治療の経験と今後の展望
    亀井 美智; 武田 理沙; 伊藤 康彦; 岩田 宏満; 高木 大輔; 佐藤 陽子; 森川 有里; 野村 孝泰; 伊藤 孝一; 桑原 義之; 近藤 知史; 荻野 浩幸; 齋藤 伸治 日本小児科学会雑誌 126 (6) 973 -973 2022年06月
  • HBワクチン接種後にHBs抗原陽性となった乳児例
    伊藤 孝一; 武田 理沙; 伊藤 彰悟; 亀井 美智; 野村 孝泰; 戸川 貴夫; 齋藤 伸治 日本小児科学会雑誌 126 (2) 313 -313 2022年02月
  • 知っておきたい最新のアレルギー・免疫学用語:NETosis
    野村孝泰 日本小児アレルギー学会誌 33 348 -349 2019年 [査読有り][招待有り]
  • 知っておきたい最新のアレルギー・免疫学用語:ETosis
    野村孝泰 日本小児アレルギー学会誌 33 346 -347 2019年 [査読有り][招待有り]
  • アレルギー性鼻炎・花粉症
    野村孝泰 小児科臨床 71 (5) 972 -978 2018年 [招待有り]
  • 山脇 一夫; 柘植 郁哉; 森 雄司; 犬尾 千聡; 野村 孝泰; 田中 健一; 鈴木 聖子; 中島 陽一; 近藤 康人; 宇理須 厚雄 アレルギー 65 (4-5) 576 -576 2016年05月
  • 食物アレルギー難治症例に対する治癒を目指した取り組み 小児牛乳アレルギー児の経口免疫療法における抗原特異的T細胞の解析
    山脇 一夫; 柘植 郁哉; 森 雄司; 犬尾 千聡; 野村 孝泰; 田中 健一; 鈴木 聖子; 中島 陽一; 近藤 康人; 宇理須 厚雄 アレルギー 65 (4-5) 576 -576 2016年05月
  • 山脇 一夫; 柘植 郁哉; 森 雄司; 犬尾 千聡; 野村 孝泰; 田中 健一; 鈴木 聖子; 中島 陽一; 近藤 康人; 宇理須 厚雄 アレルギー 64 (3-4) 625 -625 2015年04月
  • アレルギー性鼻炎・花粉症
    野村孝泰; 寺田明彦 小児科臨床 68 909 -914 2015年 [招待有り]
  • 小児アレルギー性鼻炎に対する治療
    野村孝泰; 寺田明彦 アレルギーの臨床 35 36 -40 2015年 [招待有り]
  • マクロファージ活性化症候群に続発した大脳基底核病変を呈する急性脳症の1女児例
    野村 孝泰; 佐藤 新紀子; 亀井 美智; 服部 文子; 安藤 直樹; 伊藤 康彦; 齋藤 伸治 日本小児科学会雑誌 118 (4) 748 -749 2014年04月
  • 山脇一夫; 柘植郁哉; 大久保悠里子; 中島陽一; 犬尾千聡; 野村孝泰; 森雄司; 田中健一; 鈴木聖子; 近藤康人; 宇理須厚雄 アレルギー 63 (3/4) 2014年
  • 気管支喘息の診断
    野村孝泰; 寺田明彦 小児科学レクチャー 2 247 -252 2014年 [招待有り]
  • ANCA関連血管炎の関与が示唆された肺ヘモジデローシスのダウン症例
    堀 いくみ; 永留 祐佳; 中瀬古 春奈; 亀井 美智; 野村 孝泰; 岩田 直美; 伊藤 康彦; 齋藤 伸治 日本小児血液・がん学会学術集会・日本小児がん看護学会・公益財団法人がんの子どもを守る会公開シンポジウムプログラム総会号 55回・11回・18回 257 -257 2013年11月
  • スギ花粉症におけるトマトOAS合併に対するCCD抗体価の影響について
    近藤 康人; 田中 健一; 成瀬 徳彦; 鈴木 聖子; 平田 典子; 宇理須 厚雄; 山脇 一夫; 大久保 悠里子; 犬尾 千聡; 中島 陽一; 柘植 郁哉; 野村 孝泰; 田中 昭 日本小児アレルギー学会誌 26 (3) 569 -569 2012年08月
  • オレンジアレルギー患者血清を用いた特異的IgE結合タンパクの解析
    高松 伸枝; 林 毅; 近藤 康人; 野村 孝泰; 成瀬 徳彦; 柘植 郁哉; 宇理須 厚雄 日本栄養・食糧学会大会講演要旨集 66回 92 -92 2012年04月
  • オレンジアレルゲンの解析
    高松 伸枝; 林 毅; 近藤 康人; 小倉 和郎; 成瀬 徳彦; 平田 典子; 鈴木 聖子; 安藤 仁志; 宇理須 厚雄; 田中 健一; 野村 孝泰; 犬尾 千聡; 中島 陽一; 柘植 郁哉 日本ラテックスアレルギー研究会会誌 15 (1) 49 -52 2011年12月
  • 野村孝泰; 近藤康人 小児科診療 74 (12) 1897 -1899 2011年 [招待有り]

受賞

  • 2016年06月 日本アレルギー学会 海外研究留学助成金
     
    受賞者: 野村 孝泰

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 尾関 和芳; 野村 孝泰
     
    A.ブタクサ花粉刺激による肺胞マクロファージ活性化に対する、TLR7刺激の促進効果とquercetinの抑制効果(ex vivo) 未感作BALB/cマウスの肺胞洗浄液から肺胞マクロファージを分離した。新鮮分離肺胞マクロファージをブタクサ花粉で24時間刺激し、培養上清あるいは細胞融解液中のIL-1αをELISAで測定した。その際に、imiquimodを添加することで、TLR7刺激による系への影響を評価した。ブタクサ花粉刺激により、培養上清/細胞融解液中のIL-1αが検出され、imiquimodはその産生を明らかに促進した。 上記結果を受けて、in vivoでもimiquimodのIL-1α産生促進効果があるか評価を行った。未感作BALB/cマウスに対してブタクサ花粉を投与し、投与3時間後に肺胞洗浄液、肺組織を採取した。肺組織はすり潰し、遠心分離後の上清を肺胞洗浄液とともにELISAで評価した。肺胞洗浄液中のIL-1αはブタクサ花粉刺激で産生亢進がみられたが、imiquimodによる増強効果は認めなかった。 in vivoではimiquimodの効果を明らかにできていないが、実験系に改善の余地があると考えている。少なくとも、ex vivoで仮説が確認されたことは新たな発見であった。今後、その効果の詳細、quercetinの抑制効果の検討を行っていく予定である。本自然免疫系への影響が、最終的にアレルゲン感作に影響を与えるかの評価も行っていく。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 加藤 晋; 野村 孝泰; 加藤 寛之
     
    本年度は肺胞マクロファージの採取と分析の基盤となる系を確立することから着手した。 ①肺胞マクロファージの採取と分析; 1.1免疫組織学的検討:P0からP10まで85%酸素に暴露して作成する慢性肺疾患モデル(以下モデル)を作成し、ホルムアルデヒド固定してパラフィン包埋切片を作成し、肺胞マクロファージ特異的表面抗原マーカー(CD68, 163) を用いて肺胞マクロファージの存在を確認した。; 1.2BALFの採集:P4マウスの気管切開とカニュレーションを行い、HBSS0.5mLを用いて肺胞洗浄液を回収した。肺胞洗浄液を遠心して回収し、スライド上に固定してギムザ染色を行い、肺胞マクロファージの回収ができていることを確認した。;1.3 肺胞懸濁液の作成:P1マウスの肺を摘出し、dissociation kitを用いて肺懸濁液を作成した。以上の手技を確立した上で、E17, P1, P4, P7, P10にて肺懸濁液を作成し、フローサイトメトリーで肺内に存在するマクロファージのプロファイリングを実施する予定である。; 1.4フローサイトメトリーによる炎症細胞のプロファイリング
    ②慢性肺疾患モデル動物の作成; 2.1高濃度酸素暴露によるモデル作成:炎症を惹起させるモデルのベースとして、1.1にも述べたとおりモデル作成を行った。;2.2高濃度酸素+LPS投与によるモデル作成:動物への薬物投与トレーニングも含め、現在モデル作成に取り掛かっている。P10で固定して免疫組織化学法を用いて構造の解析を行い、炎症によって惹起される肺胞形成の悪化を確認していく予定である。
  • 胃食道逆流に注目した牛乳アレルギーモデルマウスの免疫機序の解明
    ニッポンハム食の未来財団:個人研究助成
    研究期間 : 2023年04月 -2024年03月
  • 胃食道逆流に注目した牛乳アレルギーモデルマウスの免疫機序の解明
    ニッポンハム食の未来財団:個人研究助成
    研究期間 : 2022年04月 -2023年03月
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究
    研究期間 : 2020年04月 -2022年03月 
    代表者 : 野村 孝泰
     
    肥満モデルマウスのブタクサ花粉気道感作におけるレプチンの役割の検証 肥満モデルマウスとしてレプチン欠損マウス(ob/obマウス)を用いて、ブタクサ花粉気道感作への反応性を検証した。6-8週齢のob/obマウスに対して、1週間に2回の頻度でブタクサ花粉を気道投与し、合計3週間の感作の後に、day 28に血液中のブタクサ特異的IgE/IgG1を評価した。 野生型マウスにおいて、ブタクサ花粉投与によりブタクサ特異的IgG1産生がみられた。野生型マウスとob/obマウスを比較したところ、ブタクサ特異的IgG1産生に差は見られなかった。 2020年はレプチン投与による生体反応の変化をin vitro、in vivoで確認したが、反応性に違いを見いだせなかった。レプチンの投与方法、投与経路などについて改善の余地があると考えていた。しかし、2021年度は、レプチン欠損マウスを用いた検証を行い、その反応性の違いについて解析したが、レプチン欠損による実験系への影響を見いだせていない。 肥満モデルマウスは他にもdb/dbマウス(レプチン受容体欠損)、高脂肪食によるモデルが報告され、それらのマウスを対象とした検証の余地を残している。また、気道感作をブタクサ花粉で行っているが、我々は他に牛乳と酸の混合液での実験系を確立しており、これら単独あるいは組み合わせで実験系を改善することで、レプチンが気道感作に影響を与えるとする、われわれの仮説を示すことができる可能性を残している。
  • 胃食道逆流に注目した牛乳アレルギーモデルマウスの免疫機序の解明
    ニッポンハム食の未来財団:個人研究助成
    研究期間 : 2021年04月 -2022年03月
  • 胃食道逆流に注目した牛乳アレルギーモデルマウスの免疫機序の解明
    ニッポンハム食の未来財団:個人研究助成
    研究期間 : 2020年04月 -2021年03月 
    代表者 : 野村孝泰
     
    乳児期の食物アレルギーは、初めての経口摂取で発症することも少なくなく、経皮あるいは経気道などの感作経路について解析が行われている。今回我々は、牛乳成分を含む胃食道逆流が、気道の自然免疫細胞の活性化を介して、吸入抗原への感作を促進すると仮説を立てた。本研究では、胃食道逆流による牛乳アレルギーモデルマウスを確立し、牛乳アレルギー発症の免疫機序を明らかにする。
  • ピーナッツの気道感作モデルにおける感作初期の細胞分子機序の解明
    名古屋市立大学:特別研究奨励費
    研究期間 : 2019年04月 -2020年03月 
    代表者 : 野村 孝泰
  • ピーナッツに含まれる炭水化物はCARD9経路を通じてピーナッツの感作を促す
    公益財団法人豊秋奨学会:海外渡航旅費助成
    研究期間 : 2020年03月 
    代表者 : 野村 孝泰
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2014年04月 -2017年03月 
    代表者 : 野村 孝泰; 齋藤 伸治; 伊藤 康彦; 尾関 和芳; 鈴木 元彦; 中村 善久; 横田 誠; 柘植 郁哉
     
    アレルゲン免疫療法はスギ花粉症の自然暦を変えうる現段階で唯一の治療法であるが、最近、従来の皮下免疫療法に比べて痛みによる苦痛が少ないスギ舌下免疫療法が開発された。その免疫学的作用機序は十分に明らかでなく、特異的T細胞がその中心的役割を担うと考えられるが、細胞数が少ないことが一因で技術的に解析が困難である。今回、活性化マーカーCD154とマルチカラーフローサイトメトリーを組み合わせた新しい解析手法を用いることで、舌下免疫療法におけるその関与を明らかにした。スギ花粉の自然暴露で血液中のスギ特異的IL-5産生細胞、IL-4産生細胞数が増加したが、舌下免疫療法はその増加を抑制した。
  • microRNAの網羅的解析によるスギ舌下免疫療法の作用機序の解明
    名古屋市立大学:特別研究奨励費
    研究期間 : 2014年04月 -2015年03月 
    代表者 : 野村 孝泰

社会貢献活動

  • 愛知県アレルギー研修会
    期間 : 2019年10月27日
    役割 : 講師
    種別 : 講演会
    主催者・発行元 : 愛知県/愛知県アレルギー疾患医療連絡協議会
     岡崎商工会議所
  • トワイライトスクール等における食物アレルギー対応研修
    期間 : - 2015年12月08日
    役割 : 講師
    種別 : 講演会
    主催者・発行元 : 名古屋市こども青少年局
     鯱城ホール(名古屋)
  • 市民公開講座(第51回日本小児アレルギー学会共催)
    期間 : 2014年11月09日
    役割 : 講師
    種別 : 講演会
    主催者・発行元 : 独立行政法人環境再生保全機構
     四日市都ホテル

学術貢献活動

  • トワイライトスクール等におけるアレルギー対応検討会
    期間 : 2014年07月01日 - 2015年03月31日
    種別 : 学術調査
    主催者・責任者 : 名古屋市子ども青少年局
    名古屋市役所

その他のリンク

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