研究者データベース

内藤 格 (ナイトウ イタル)

  • 医学研究科共同研究教育センター 助教
メールアドレス: inaitomed.nagoya-cu.ac.jp
Last Updated :2021/06/11

研究者情報

学位

  • 名古屋市立大学医学部 卒業/博士(医学)

J-Global ID

研究キーワード

  • IgG4関連硬化性胆管炎   IgG4関連疾患   胆管狭窄   胆管ステント   硬化症胆管炎   自己免疫膵炎   

研究分野

  • ライフサイエンス / 消化器内科学

経歴

  • 2019年04月 - 現在  名古屋市立大学大学院医学研究科内視鏡医療センター講師
  • 2015年09月 - 2019年03月  名古屋市立大学大学院医学研究科消化器・代謝内科学講師
  • 2013年04月 - 2015年08月  名古屋市立大学大学院医学研究科消化器・代謝内科学病院講師
  • 2011年04月 - 2013年03月  名古屋市立大学大学院医学研究科消化器・代謝内科学助教
  • 2010年04月 - 2011年03月  名古屋市立大学大学院医学研究科地域医療学助教
  • 2007年07月 - 2010年03月  名古屋市立大学大学院医学研究科消化器・代謝内科学臨床研究医
  • 2001年07月 - 2007年06月  岐阜県立多治見病院消化器科
  • 1998年04月 - 2001年06月  共立湖西総合病院内科
  • 1997年04月 - 1998年03月  名古屋市立大学第一内科研修医

学歴

  • 1991年04月 - 1997年03月   名古屋市立大学   医学部

所属学協会

  • 日本内科学会   日本消化器病学会   日本消化器内視鏡学会   日本胆道学会   日本膵臓学会   日本肝臓学会   

研究活動情報

論文

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 膵癌における新規分子標的療法の解明;オートタキシンは治療ターゲットになるか?
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2017年04月 -2020年03月 
    代表者 : 吉田 道弘; 内藤 格; 志村 貴也
     
    A. オートタキシン阻害剤による膵癌細胞増殖抑制効果 ①膵癌増殖抑制効果の検証 (in vitro研究):膵癌細胞株を培養ディッシュにまき、PF-8380 投与・非投与環境下での増殖能について比較したところ、両群に有意な差は認めなかった。②膵癌細胞増殖抑制効果の検証 (in vivo研究):PF-8380を腹腔内に投与し、腫瘍の増大について経時変化を追ったところ、3週間の経時観察により、治療群で腫瘍増大抑制効果がみられた。B. オートタキシン阻害剤による膵癌細胞浸潤・転移抑制効果 ① 膵癌細胞浸潤抑制効果の検証:上記と同様にLPCから産生するLPA量が培地内では十分量ではないためか、in vitroでは有意な差が得られなかった。 ② 膵癌細胞転移抑制効果の検証:ルシフェラーゼ発現膵癌細胞株をマウスに移植。PF-8380投与 ・非投与群の2群に分け、イメージシステムを用いて追跡観察を行ったところ、3週間の経時観察の後、治療群では転移・播種巣の抑制が確認された。 C.オートタキシンの膵癌抗癌剤耐性獲得に関わる評価:In vitro実験ではPF-8380の効果が十分でないことが疑われたため、LPA存在・非存在下でのIC50の変化をまず確認した。すると、LPA存在下の方が抗癌剤感受性が低下していることがわかり、やはりLPAをターゲットとする意義が明らかとなった。本実験は現プロトコールではin vitroではなくin vivoの方が評価しやすいと判断された。 興味深いことに、マウスへの腫瘍移植モデルを用いてGEM投与によるオートタキシンの発現の変化が確認でき、腫瘍の増大および抗癌剤投与治療によりオートタキシン活性が変化していることが確認できた。
  • 超音波内視鏡下生検検体を用いた膵癌に対する個別化治療の開発
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2017年04月 -2020年03月 
    代表者 : 内藤 格; 吉田 道弘; 加藤 晃久
     
    近年では膵癌に対して複数の化学療法が施行可能になってきているため、化学療法における効果予測因子の確立は急務である。特にゲムシタビン(Gem)療法とナノ化パクリタキセル(nab-PTX)療法の併用療法であるGnP療法が1次治療の化学療法のひとつとなってきているが、GnP療法の効果予測因子は明らかとなっていない。 我々は、GnP療法が施行された膵癌75例の超音波内視鏡下生検(EUS-FNA)病理組織検体を用いてclassⅢβ-tubulin(TUBB3)染色を施行し、TUBB3の発現とGnP療法の治療効果や無増悪生存期間(PFS)との関連性につき検討を行った。この検討にて、病勢制御率(DCR)は、TUBB3陰性群において有意に高値であり、無増悪生存期間(PFS)もTUBB3陰性群において有意に延長し、PFSにおける多変量解析においても、TUBB3発現(hazard ratio, 2.41; p=0.026)が独立した関連因子であることを明らかにした。 この結果により、TUBB3発現がGnP療法の効果予測因子になり得る可能性が示唆されたが、TUBB3発現がGnP療法以外の化学療法の効果予測因子である可能性や膵癌の予後不良因子である可能性もあるため、GnP以外の化学療法におけるTUBB3発現と化学療法の治療効果(PFS、DCR)や予後(OS)との関連性を検討する必要があると考えた。 現在、膵癌に対する1次治療として用いられているオキサリプラチン、イリノテカン塩酸塩、フルオロウラシル、レボホリナートカルシウム併用療法(FOLFIRINOX療法)が施行された膵癌のEUS-FNA病理組織検体も用いてTUBB3染色を施行し、TUBB3発現が膵癌の一般的な化学療法の効果予測因子や、膵癌の予後不良因子ではなく、GnP療法の効果予測因子であることを明らかにしたいと考えている。
  • 胆道癌におけるFGFR阻害薬の薬剤耐性獲得機序の追求
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2016年04月 -2020年03月 
    代表者 : 宮部 勝之; 林 香月; 内藤 格; 吉田 道弘
     
    我々はFGFR 阻害剤の薬剤抵抗性獲得に寄与する機序を解明し、腫瘍発生・進展メカニズムへの影響を検討することとし、最終的には本機序の臨床的意義解明を目的とした。 in-vitro実験として、FGFR2-CCDC6 癒合遺伝子を持つ肝内胆管癌primary cell であるLIV31 を使用し、FGFR 阻害薬BGJ398およびPonatinib耐性株を現在作製していたが、LIV31は増殖速度が極めて遅く、期限内の薬剤耐性株作成が困難と判断した。このため、今度は久留米大学病理学教室にMTA契約を通した共同研究を申し込み、当病理学教室にて作製された、FGFR高発現肝内胆管癌細胞株である、KMBC細胞株を譲り受け、FGFR阻害剤耐性株作製を目指すこととした。極少量のBGJ398およびPonatinibから徐々に濃度を上げて現在薬剤耐性株を作製中である。KMBCも市販されている胆管癌細胞株ほどrobustではなく、しばしば死滅してしまうことがあるものの増殖はLIV31よりはるかに速度が速く、薬剤耐性株を作製することが可能であると思われる。 同時に、in-vivo実験として、Mayo Clinicにて以前作製されたBGJ398薬剤感受性のpatient-derived xenograft (PDX)とBGJ398薬剤抵抗性のPDX、コントロールとしてvehicleのみ投与されたPDXよりDNAを抽出し、FGFR family geneを中心として遺伝子変異を調べるgene panel testを実施した結果によると、薬剤投与株では、コントロール群では検出されなかったある遺伝子の変異が検出された。この結果と共に、現在Copy Number Variation Analysisを同じ検体のDNAを使用して行うことになっており、結果が期待される。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2014年04月 -2018年03月 
    代表者 : 内藤 格; 中沢 貴宏; 宮部 勝之
     
    胆管癌診断における内視鏡的胆管生検検体を用いたfluorescence in situ hybridization(FISH)法の有用性つき検討を行った。FISH法は染色体3、7、17番セントロメアプローブ(CEP)を用いて、polysomyの検出を行った。H&E染色にFISH法を併用することにより、胆管癌の診断能は向上し、IgG4関連硬化性胆管炎との鑑別に有用であった。また、CEP7のpolysomyを示す症例では示さない症例と比較し,生存曲線が有意に不良であり、胆管癌の予後不良因子としてのバイオマーカーとなり得る可能性が示唆された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2011年04月 -2015年03月 
    代表者 : 中沢 貴宏; 大原 弘隆; 稲垣 宏; 林 香月; 内藤 格
     
    手術標本よりDNAを抽出して免疫グロブリン重鎖超可変領域(CDR2)を解析した。1)自己免疫性膵炎3例、コントロールとしての閉塞性性膵炎3例においてモノクローナルなVH遺伝子のrearrangementは1例も 認めず、AIPに特徴的なVH familyやVH fragmentは認めなかったが、VH3 familyが比較的多く選択されていた。2)無体細胞変異クローン率は閉塞性性膵炎が5.1%に対して自己免疫性膵炎では18%と高頻度(P=0.0053)に認められ、自己免疫性膵炎の発症に自己免疫現象が関与している可能性が示唆された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2011年 -2012年 
    代表者 : 内藤 格
     
    自己免疫性膵炎診断における生検の有用性につき検討を行った。膵臓、胃、十二指腸、十二指腸乳頭、大腸、肝臓、胆管、小唾液腺からの生検組織に対して、IgG4染色、IgG染色を施行し、各臓器の生検診断能の比較、適切な診断方法につき検討を行った。 十二指腸乳頭部からの生検の診断感度が8臓器中、最も高率であり、特異度はすべての臓器で高率であった。 IgG4陽性形質細胞>10個/強拡大1視野の診断基準を用いた十二指腸乳頭部からの生検が1型AIPの補助診断として有用であると考えられた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2010年 -2012年 
    代表者 : 大原 弘隆; 中沢 貴宏; 安藤 朝章; 林 香月; 内藤 格; 兼松 孝好
     
    炎症性サイトカインにより膵血管内皮細胞に MAdCAM-1 が発現し、その透過性が亢進した。IL-10 は MAdCAM-1 の発現を抑制し、リンパ球浸潤を抑制すると考えられた。マウスセルレイン膵炎では、IL-10 誘導薬剤により、膵重量増加および血清アミラーゼ値上昇が抑制され、膵炎抑制効果を有すると考えられた。今後、より効率に IL-10 を誘導する薬剤の開発が膵炎進展抑制に貢献する可能性があると考えられた。

委員歴

  • 2018年07月 - 現在   日本胆道学会   学術評議員
  • 2015年05月 - 現在   日本消化器内視鏡学会   学術評議員
  • 2015年01月 - 現在   日本消化器病学会   学術評議員

その他のリンク

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