研究者データベース

松川 則之 (マツカワ ノリユキ)

  • 医学研究科神経内科学分野 教授
メールアドレス: norimmed.nagoya-cu.ac.jp
Last Updated :2024/04/08

研究者情報

学位

  • 名古屋市立大学医学研究科内科学/博士(医学)

J-Global ID

プロフィール

  • 分子標的抗認知症薬の創薬に向けた共同研究をお願いします。

研究キーワード

  • アルツハイマー病   パーキンソン病   脳虚血   

研究分野

  • ライフサイエンス / 神経科学一般
  • ライフサイエンス / 神経内科学

所属学協会

  • 認知症学会   日本神経科学会   日本神経治療学会   日本神経化学会   日本神経学会   日本内科学会   日本老年医学会   日本神経感染症学会   日本パーキンソン病・運動障害学会   

研究活動情報

論文

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 飛田 秀樹; 松川 則之; 小林 憲太
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2020年04月 -2024年03月 
    代表者 : 赤津 裕康; 正木 克由規; 村上 里奈; 明石 惠子; 松川 則之; 渡邊 航平; 川出 義浩; 望月 直樹; 井之上 浩一; 間辺 利江; 加藤 昇平; 山口 知香枝; 大原 弘隆; 鈴木 匡
     
    A-1a,c,d: ”歩行波”の標準化:波形解析において名工大 加藤教授と波形分析を進めた。地域高齢者の介入研究で取得した波形データの解析を進めた。また、同時に取得した筋量、筋力情報等のデータも加味し現在解析を進めている。ただ、同期解析を進めたことで、重力方向での正確な波形取得が困難であることが判明し、2022年度は歩行波の解析に対して方針転換を行う必要が生じた。しかし、3次元各方向の加速度データに対して時間領域特徴量と周波数特徴量を算出し、時間領域特徴量として最大値,最小値,算術平均,標準偏差、尖度,歪度の6種類の統計量を算出し,3軸より計18種類を特徴量として抽出できた。周波数領域特徴量はハニング窓で短時間フーリエ変換後に,25Hz分 の周波数を1Hzごとの帯域で等間隔に分割した各周波数ビンの平均値であるパワーバンドを25種とし,各周波数ビンのパワー値の合計値であるエネルギーを1種とし,3軸の計78種を特徴量として抽出できた。 A-1b/B-1:療養者、歩行不全者のデータ取得に関しては進捗が滞っている。
    B-2a, b: 栄養評価表を用いて地域高齢者の栄養摂取状態の把握を行った。現在、胆道系疾患を持つ群との比較解析を進めている。地域高齢者に対して行った血液採取のデータ、サンプル整理を進めた。 B-2c:国立循環器病研究センターでの研究体制の構築を進め、吹田コホートとの連携体制も出来た。 トレーニングメニューの開発全体に関しては、今年度新たに名古屋市健康福祉局の委託事業との関連でアンクルウェイトを用いた高齢者向けの体操プログラムの概要を策定した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2019年04月 -2023年03月 
    代表者 : 豊田 剛成; 松川 則之
     
    脳梗塞・脳虚血で誘導される内在性神経幹細胞の多くはグリアに分化誘導され、これが再生治療開発における問題点となっている。また細胞移植による神経再生では腫瘍化防止も重要な課題となる。がん抑制因子であるRafキナーゼ阻害蛋白(RKIP)は、様々な組織において細胞の増殖・遊走・分化誘導に関与しており、我々は以前中枢神経系においても、培養系及び生体内の海馬神経幹細胞の分化に関与することを報告した。本研究では、RKIPコンディショナルノックアウトマウスを用いた生体虚血脳モデルにおいて、細胞特異的・時期特異的にRKIPの発現を制御することにより、内在性神経幹・前駆細胞の数に影響があるかどうか、および中枢神経系再生組織のグリア化を抑制しニューロンへ分化誘導できるかどうかの検討を目的としている。 令和3年度はNestin-Cre/ERT RKIP floxedマウスのストレインを作成し、次にこのマウスにおいてnestinを発現する神経幹細胞でRKIP発現を抑制し、その脳室下帯神経幹細胞の発生・分化への影響を、免疫組織化学を用いて確認し、さらにこのマウスを用いた虚血モデルを作成する予定であった。しかし現時点では、まだ前記ストレインを樹立できていないため、カルモジュリンキナーゼII(CaMKII)-Cre/ERT RKIP floxedマウスで代用を試みた。同マウスを用いたCaMKII発現細胞(主にニューロン系に分化している細胞)でのRKIPノックアウトモデルでは、海馬歯状回顆粒細胞下帯においてニューロンに分化しつつある細胞数が、非ノックアウト個体と比較し減少していることが確認できた(未発表)。 次年度は引き続きこのマウスを用いて虚血脳モデルにおけるニューロン分化の状況を確認する予定である。また当初の方針通りNestin-Cre/ERT RKIP floxedマウスのストレイン樹立も目指す。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 松川 則之
     
    2020年度までにHCNP受容体単離に向けて以下のことを行った。
    ① LC-ESI/MSを用いて, 培養液中のAch量測定系を確立した ② 各種培養細胞のうち、ヒト臍帯血由来幹細胞をBDNFにて分化させた細胞がHCNP添加により培養液中にAchを分泌することを確認した ③ 上記細胞にHCNPを添加した群と非添加群を用いて、RNA sequencing法を用いて両群間の遺伝子発現を検討した。その結果、HCNP添加により新たに発現が誘導された関連候補20因子が確認された。
  • HCNPから視たCognitive researve分子メカニズムの解明
    日本学術振興会:科学研究費 基盤C
    研究期間 : 2017年 -2019年 
    代表者 : 松川 則之
  • 難治性脊柱変形の病態解明と脊柱変形手術低侵襲化への集学的挑戦
    日本学術振興会:科学研究費 基盤C
    研究期間 : 2015年 -2017年 
    代表者 : 水谷 潤
  • 軽度認知障害及びアルツハイマー病の血液診断システム
    日本医療研究機構:A-STEP
    研究期間 : 2012年 -2016年 
    代表者 : 内田和彦
  • 粘膜に存在する認知症バイオマーカーの同定と鼻粘膜を用いた低侵襲的診断法の開発
    日本学術振興会:科学研究費 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2014年 -2015年 
    代表者 : 遠山 育夫
  • 平野小体・顆粒空胞変性形成過程におけるHCNP前駆体蛋白の働き
    日本学術振興会:科学研究費 基盤C
    研究期間 : 2013年 -2015年 
    代表者 : 松川則之; 井之上浩一; 赤津裕康

その他のリンク

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