研究者データベース

水野 将行 (ミズノ マサユキ)

  • 医学研究科神経内科学分野 助教
Last Updated :2024/03/19

研究者情報

J-Global ID

研究分野

  • ライフサイエンス / 神経内科学

研究活動情報

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 水野 将行
     
    内側中隔核から海馬に投射するコリン作動性神経は学習・記憶に重要である。海馬由来コリン作動性神経刺激ペプチドHCNPは培養中隔核でアセチルコリンACh産生を促進する。最近、海馬神経活動を促進するθ活動がHCNPノックアウトマウスKOで低下していることを示し、HCNPが海馬でθ振動を発生させ、CA1上昇層でACh放出を促進すると考えられた。 本研究で、KO中隔核ChAT陽性細胞数は著変ないが、KO海馬ACh濃度(マイクロダイアリシス法)・VAchT低下を示した。KOではシナプス小胞へのACh取込が低下していると考えられた。 以上から、HCNPは中隔核-海馬のACh調節に重要な役割を担う可能性を示した。

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