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志田 弘二 (シダ コウジ)

  • 芸術工学研究科建築都市領域 教授
メールアドレス: sdkjmh3sda.nagoya-cu.ac.jp
Last Updated :2024/04/26

研究者情報

学位

  • 名古屋大学工学研究科建築学専攻/博士(工学)

J-Global ID

研究キーワード

  • 建築計画学   建築安全計画学   ユニバーサルデザイン   火災安全設計   避難安全設計   

研究分野

  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 建築計画、都市計画
  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 安全工学 / 火災安全設計

経歴

  • 2006年 - 2023年03月  名古屋市立大学教授(大学院芸術工学研究科)
  • 1996年 - 2006年  名古屋市立大学助教授(芸術工学部)
  • 1989年 - 1996年  日本大学助手(理工学部)
  • 1987年 - 1989年  名古屋大学助手(工学部)

学歴

  •         - 1986年03月   名古屋大学大学院   工学研究科・博士後期課程・建築学専攻
  •         - 1982年03月   日本大学大学院   理工学研究科・博士前期課程・建築学専攻
  •         - 1980年03月   日本大学   理工学部   建築学科

所属学協会

  • 日本福祉のまちづくり学会   日本火災学会   日本建築学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 保育施設における避難安全のバリアフリーデザインの手引き
    日本建築学会 (担当:共著範囲:)日本建築学会,丸善 (発売) 2021年11月
  • 日本建築学会 (担当:共著範囲:)日本建築学会,丸善 (発売) 2018年11月 91p
  • 火災便覧(第4版)
    (担当:共著範囲:第19章 火災の分析と評価の方法)共立出版・日本火災学会 2018年10月
  • 集合住宅の機能・性能事典
    (担当:共著範囲:p 100 - 106(第1編・第4章快適性・4節 日常災害への安全対策))産業調査会事典・出版センター 2002年03月
  • 事例で解く改正建築基準法:性能規定化時代の防災・安全計画
    (担当:共著範囲:p153-157(第3章5.1避難安全弱者の避難支援))彰国社 2001年04月
  • 健康デザイン
    (担当:共著範囲:p51-59(第4章ナイチンゲールの今日的評価))医歯薬出版 2000年08月
  • 芸術工学への誘いⅣ
    (担当:共著範囲:p124 -136(第3部第2章:誰にでもやさしい避難の計画・設計))岐阜新聞社 2000年03月
  • 芸術工学への誘いⅢ
    (担当:共著範囲:p211-232(第3部第3章:阪神・淡路大震災と都市火災))岐阜新聞社 1999年06月
  • 阪神・淡路大震災調査報告 建築編・第6巻(火災・情報システム)
    (担当:共著範囲:p155-181(第4章:耐火建築物等の火害事例))丸善、阪神・淡路大震災調査報告編集委員会 1998年10月
  • 火災便覧(第3版)
    (担当:共著範囲:p1204-1250(第19章:建築の火災危険度評価))日本火災学会編,共立出版 1997年05月
  • 1995年兵庫県南部地震における火災に関する調査報告書
    (担当:共著範囲:p136-143(第4章4.2耐火建築物の火害調査)、p174-183(第5章5.3火災の発生とアンケートから得られた延焼状況))日本火災学会 1996年11月
  • 最新老人保健福祉施設建設マニュアル・計画・設計から運営・管理まで
    (担当:共著範囲:第1巻4章p88-155、第2巻4章p76-148、第3巻4章p84-138、第4巻4章p80-124)中央法規出版・編集)社団法人シルバーサービス振興会 1995年10月

受賞

  • 1997年 5TH INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON FIRE SAFETY SCIENCE, ベストポスター賞(BEST POSTER AWARDS)
  • 1991年 日本建築学会奨励賞(論文)

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2011年 -2012年 
    代表者 : 志田 弘二
     
    カラーユニバーサルデザインに配慮して制作したケアハウスの食堂のCG画像を液晶モニターで観察しSD法で印象を回答する被験者実験を実施した。色覚特性ごとには、色弱(模擬眼鏡装着)は印象が向上したが、一般若年と一般高齢は印象が低下し、白内障(模擬眼鏡装着)は色の変化に印象が追随しなかった。色弱の印象を向上させかっ色弱と他の色覚特性との印象を接近可能な配色を確認できたが、全ての色覚特性の印象を接近あるいは相似させる色彩計画を得ることはできなかった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2007年 -2009年 
    代表者 : 志田 弘二; 野村 歡; 八藤後 猛; 村井 裕樹
     
    自力避難困難な高齢者が居住する施設(認知症高齢者グループホーム、特別養護老人ホーム・老人保健施設)の火災安全性を簡易に評価する方法を開発するために実施した郵送アンケート調査を基に、建築構成(居室数、居室設置階、構造、階段の区画ほか)、消防防災設備(火災報知設備、消火設備、避難器具ほか)、防火管理及び避難安全に関わる要因(居室内から屋外への避難経路の通過円滑性、入居者の避難能力、避難支援態勢等)に関する実態を分析した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 1997年 -1998年 
    代表者 : 柳澤 忠; 志田 弘二; 青木 孝義; 高田 豊文; 小浜 芳朗; 宮村 篤典
     
    本研究では,建築設計における総合的最適化に関する基礎的研究として,建築計画的・構造計画的な最適化について考察を行った.各年度ごとに以下のようにまとめられる. 1年目:建築計画では,手術室などの各部屋を近接させるべき度合いを「親近度」で表現し,部屋間の相互関係に関する知識ベースを構築した.あいまいな知識はファジィ表現により記述した.これを踏まえて,各部屋の配置問題を,親近度に基づく動線量の最小化問題として定式化し,動的計画法およびニューラルネットワークによる解法を提案した.構造計画では,動的ねじれ特性の適正化を主眼に置き,耐震要素の配置問題に対して分枝限定法を適用した手法を提案した. 2年目:実設計に向けて,建築計画では解探索の一層の効率化と,構造計画では建物強度算定の精度向上が問題となり,これらの問題点の解決を当年度の目標とした.建築計画では,新たに逐次線形計画法を用いた最適化手法を提案し,計算効率と解の精度の点で有効であることを確認した.しかし,平面計画のエスキス段階のように,条件を満たす多数の配置結果を要する場合は,ニューラルネットワークのような人工知能技術も有効であった.また,一次元の施設配置問題として,病院の廊下に沿うナースステーション,便所および避難階段の配置計画を数理的に取扱い,入院患者の利用距離最小の理論解を誘導するとともに,実設計との比較を行った.構造計画では,耐震2次診断レベルの安全性の確保を目標に,保有水平耐力を制約条件とした壁配置問題を設定し,具体的な設計例への適用によって制約条件が壁配置に及ぼす影響を考察した. 本研究では,全体のシステム最適化を,建築計画と構造計画に分けて取扱っているが,動線量の最小化を目標として各部屋の配置を決定し,得られた部屋配置に対して,壁量が最小となる壁配置を決定すれば,全システムの最適化が可能である.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 奨励研究(A)
    研究期間 : 1989年 -1989年 
    代表者 : 志田 弘二
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 奨励研究(A)
    研究期間 : 1988年 -1988年 
    代表者 : 志田 弘二
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 一般研究(C)
    研究期間 : 1987年 -1987年 
    代表者 : 柳澤 忠; 志田 弘二; 加藤 彰一; 谷口 元
     
    本研究の目的は, 近年増加している海外における日本人の設計・施工による病院プロジェクトに対し, 明快な病院計画方法を確立するため,対象地域として東アジア, 東南アジア, 南アジアを取り上げ, それぞれの地域に見合う病院計画方法の指針を得る点にあり, また, 国際比較の観点から日本及び欧米の代表的な病院の建築計画上の問題点を把握し, 多角的な分析を行なう点にある. 対象地域別に文献より自然条件・社会条件などの基礎的なデータを収集, 分析した. インド国を中心とする南アジア諸国の基礎データはWHO南・東アジア地域事務所により, よくまとめられている. WHO西太平洋地域事務所では1986年の東京ワークショップにて同様なまとめを開始している. 海外での病院建設に係わった建築設計専門家のヒアリング調査より, シンガポール国にて, 今後の同国の病院建築を左右するであろう日本を始め英・米・豪の設計事務所が参加する病院の設計競技が行なわれることが判明し, 特にシンガポール国の病院を中心に運営実態に関する調査分析を行なった. 対象として1985年に全面改築されたシンガポール国立大学病院(638床)および1954年に改築され今回の設計競技にて大規模改修の対象となっている国立トアパーヨー病院(410床)を取りあげ, 病院の運営状況全般に関する調査と病棟・手術部の使われ方に関する調査分析を行なった. 以上のシンガポール国の病院に関する諸データとスリランカ国スリ・ジャヤワルディナプラ総合病院(1000床)などのものと比較分析を行なった. また, 同様の手法を用いて, 日本を代表する病院の一つである神戸中央市民病院(1000床)の病棟部調査の分析を患者の居住性と看護の効率性の観点から行ない. 中部労災病院(620床)の手術部を調査し, 清潔管理・物品管理の観点から分析を行なった.

社会貢献活動

  • 一般財団法人日本建築総合試験所「建築物避難・耐火性能評価委員会」委員
    期間 : 2012年04月 - 現在
    主催者・発行元 : その他
     一般財団法人日本建築総合試験所 一般財団法人日本建築総合試験所「建築物避難・耐火性能評価委員会」委員
  • 一般財団法人日本建築センター「建築防災計画評定委員会」委員
    期間 : 2012年04月 - 現在
    主催者・発行元 : その他
     一般財団法人日本建築センター 一般財団法人日本建築センター「建築防災計画評定委員会」委員
  • 一般財団法人日本消防設備安全センター「消防設備システム第一専門委員会」委員
    期間 : 2012年04月 - 現在
    主催者・発行元 : その他
     一般財団法人日本消防設備安全センター 一般財団法人日本消防設備安全センター「消防設備システム第一専門委員会」委員
  • 一般財団法人日本消防設備安全センター「性能評価第一専門委員会」委員
    期間 : 2012年04月 - 現在
    主催者・発行元 : その他
     一般財団法人日本消防設備安全センター 一般財団法人日本消防設備安全センター「性能評価第一専門委員会」委員
  • 一般財団法人日本消防設備安全センター「防火安全機器等専門委員会」委員
    期間 : 2012年04月 - 現在
    主催者・発行元 : その他
     一般財団法人日本消防設備安全センター 一般財団法人日本消防設備安全センター「防火安全機器等専門委員会」委員
  • 一般財団法人日本消防設備安全センター「避難設備等専門委員会」委員
    期間 : 2012年04月 - 現在
    主催者・発行元 : その他
     一般財団法人日本消防設備安全センター 一般財団法人日本消防設備安全センター「避難設備等専門委員会」委員

その他のリンク

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