研究者データベース

大矢 幸弘 (オオヤ ユキヒロ)

  • 医学研究科環境労働衛生学分野 特任教授
Last Updated :2025/04/29

研究者情報

科研費研究者番号

  • 80392512

J-Global ID

研究分野

  • ライフサイエンス / 膠原病、アレルギー内科学

研究活動情報

論文

書籍

講演・口頭発表等

  • primary and secondary prevention of eczema.  [通常講演]
    大矢幸弘
    5th pediatric Allergy and Asthma Meeting London UK. 2017年10月 口頭発表(一般)
  • アレルギー疾患の心身医学 古典から現代へ  [通常講演]
    大矢幸弘
    第58回日本心身医学会総会 2017年06月 口頭発表(招待・特別)
  • アレルギー疾患の予防 臨床疫学のエビデンスから  [通常講演]
    大矢幸弘
    第66回日本アレルギー学会学術大会 2017年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 食物アレルギー最前線「食物アレルギーの予防」  [通常講演]
    大矢幸弘
    第116回日本皮膚科学会総会 2017年06月 口頭発表(招待・特別)
  • Complementary and Alternative Medicine among Children with Atopic Dermatitis.  [通常講演]
    大矢幸弘
    AAAAI/WAO Joint Congress 2018 2017年03月 ポスター発表
  • アトピー性皮膚炎の心身医学的アプローチ  [通常講演]
    大矢幸弘
    第80回日本皮膚科学会東京支部学術集会 2017年02月 口頭発表(一般)
  • 経皮感作におけるアレルギーのトピックス1.小児の場合  [通常講演]
    大矢幸弘
    ラテックスアレルギーセミナー 2017年01月 口頭発表(一般)

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2023年04月 -2027年03月 
    代表者 : 大矢 幸弘; 堤 ちはる; 山本 貴和子; 成田 雅美
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2027年03月 
    代表者 : 佐藤 未織; 山本 貴和子; 大矢 幸弘; 野村 伊知郎
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2023年04月 -2026年03月 
    代表者 : 豊國 賢治; 大矢 幸弘; 野村 伊知郎; 山本 貴和子
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 山本 貴和子; 大矢 幸弘
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 森田 英明; 大矢 幸弘
     
    1.環境塵中の界面活性剤が高濃度に存在する場所の特定 環境中の界面活性剤の濃度を明らかにするため、家屋内の種々の場所から細塵を採取し、塵中の界面活性剤の濃度を測定することを計画している。本年度は、研究参加同意をいただいた参加者に家庭内の種々の場所から細塵の採集し、界面活性剤の測定方法の検討をお行った。その結果、臨界ミセル濃度(critical micelle concentration:CMC)の測定が、最も鋭敏で、界面活性剤の検出に適していることを見出した。 2.好酸球性気道炎症を誘導する界面活性剤の同定及びそのメカニズムの検討 これまでに、家庭用合成洗剤をマウスに吸入させると、喘息様の好酸球性気道炎症が誘導されることを見出している。家庭用合成洗剤には様々な物質が含有されているが、その中でも界面活性剤に着目し、どの成分が喘息様気道炎症の誘導に寄与しているかを明らかにすることを試みた。今年度は界面活性剤のうち陽イオン性界面活性剤に分類される塩化ベンザルコニウムについて検討した。具体的には、マウスに塩化ベンザルコニウム、または生理食塩水を4日間吸入させ、最終吸入から24時間後の気管支肺胞洗浄液、及び肺組織像の検討を行なった。その結果、0.1%の塩化ベンザルコニウムを吸入させたマウスにおいて、気管支肺胞洗浄液中の好酸球が有意に増加することを見出した。また、肺組織の検討においても、0.1%の塩化ベンザルコニウムを吸入させたマウスでは気管支周囲に主に好酸球が主体となる炎症細胞の浸潤を認めることを見出した。これらの事実は、陰イオン性界面活性剤だけでなく、陽イオン性界面活性剤の吸入も喘息様気道炎症の惹起に関与している可能性を示唆している。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 稲垣 真一郎; 村田 幸久; 山本 貴和子; 成田 雅美; 大矢 幸弘
     
    本研究では、食物アレルギーの即時型誘発症状を検出する新規バイオマーカーとして尿中PGDMに着目し、食物アレルギーの診断、治療効果判定に有用であるかを検証した。食物経口負荷試験を行った患者39人を対象に尿中PGDMを測定したところ、負荷試験で症状が誘発された患者では尿中PGDMが上昇していた。更に、経口免疫療法中の患者24人を対象に尿中PGDMを測定した結果、尿中PGDMが上昇しなかった患者では、脱感作状態を獲得して免疫療法の治療効果が高くなっていた。これらの結果より、尿中PGDMはアレルギー症状を客観的に検知するだけでなく、食物アレルギーの治療効果判定にも有用であることが示唆された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 飯尾 美沙; 永田 真弓; 山本 貴和子; 大矢 幸弘; 佐藤 未織; 成田 雅美; 宮地 裕美子
     
    本研究の目的は小児喘息の管理アプリを開発し,その実用性を検証することであった。研究代表者らが過去に開発した小児喘息テイラー化プログラムに基づき,アプリを開発した。 試作版アプリのニーズおよび改善点を把握する目的で,未就学児から学童期までの計27組の喘息患児と保護者を対象に面接調査を実施した。その結果に基づきアプリを仮完成させ,実用性を検証した。小児専門病院2施設,大学病院1施設,総合病院2施設,小児科クリニックの計6施設において,外来に定期通院している持続型喘息患児・保護者34組をリクルートした。3ヶ月時調査は30組,6ヶ月時調査は20組が回答し,実用性および有用性について概ね高評価が得られた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2008年 -2011年 
    代表者 : 益子 育代; 大矢 幸弘; 二村 昌樹; 林 啓一; 二村 昌樹; 林 啓一
     
    アトピー性皮膚炎の乳幼児をもつ母親に対して、2日間教育入院をして実践的指導を受けた教育入院プログラム群とパンフレッドを渡したコントロール群との6ヶ月間の治療効果を比較した。両群とも治療内容は同じにした。結果、早期に症状の著明な改善させ、親のQOLを向上させ、ステロイド使用に対する不安を軽減させた。他方、Corticosteroid軟膏の使用量を減少させた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2006年 -2007年 
    代表者 : 益子 育代; 大矢 幸弘; 二村 昌樹; 林 啓一
     
    アトピー性皮膚炎の乳幼児をもつ母親に対して看護師による行動科学的な介入を医師が行う薬物療法に組み合わせることで、アトピー性皮膚炎自体の改善効果および患者と家族のQOLを改善することを目的とした行動科学的教育プログラムを完成させた。これは、スキンケアの実践指導に加え、薬物療法、環境整備、育児スキルアップをねらった1泊2日の教育入院と、その後の看護師による外来支援3回による3ケ月間のプログラムである。また、介入期間中は、セルフモニタリングとして開発したスキンケア表(アトピーハンドブック)を記載する。 このプログラムを中等症以上の乳幼児とその母親を対象に行い、1泊2日教育プログラム参加後1カ月後の効果までを分析した。 【方法】:1泊2日教育プログラムに参加し、教育を受けた母親のうち参加後1カ月後に外来受診した24名に対してアンケート調査を実施した。 【結果】:1泊2日教育プログラム参加前のかゆみと睡眠障害の程度は、1カ月後にはそれぞれ有意に改善していた(p<0.01)。また開始前と終了時では有意に改善していた皮膚の状態についても(p<0.01)、1カ月後に有意な変化は認められなかった。その一方で半数以上の参加者が1ケ月間でステロイドの使用量は減少し、保湿剤の使用量は増加したと感じていた。 【結論】1泊2日教育プログラムに参加することで、長期的に皮膚状態を改善することができ、なおかつステロイド使用量も減少させる可能性があると考えられた。さらに3カ月後の分析を進めると共に、次の課題としてランダム化比較試験による検証へと移行した。

その他のリンク

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