日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
研究期間 : 2017年04月 -2020年03月
代表者 : 人見 次郎; 三上 貴浩; 村嶋 亜紀; 丹野 高三; 寺山 靖夫
「東北メディカル・メガバンク計画」登録者の中の196名の末梢血単核球について、DNAメチル化状態の個人間バリエーションの高いCpG領域の中から、20%以上の個人間バリエーションを示す2MCpG領域についてキャプチャシークエンス法によりDNAメチル化解析を行ない、145名の末梢血単核球のDNAメチローム情報を取得した。既に取得済の384名(男性113名)の末梢血単核球のDNAメチローム情報を探索群、145名(男性75名)を検証群として、細胞年齢のDNAメチル化マーカーを探索した。個人間のバリエーションはおよそ20%の範囲にあると見積もられ、このバラツキは老年層では拡大する傾向を示した。