研究者データベース

長谷川 達也 (ハセガワ タツヤ)

  • 医学研究科麻酔科学・集中治療医学分野 助教
Last Updated :2025/05/22

研究者情報

J-Global ID

研究キーワード

  • 集中治療   小児   PACU   

研究分野

  • ライフサイエンス / 麻酔科学 / 小児集中治療

経歴

  • 2019年04月 - 2021年07月  名古屋市立大学
  • 2021年07月  あいち小児保健医療総合センター

所属学協会

  • 日本小児麻酔学会   日本集中治療医学会   日本麻酔科学会   

研究活動情報

論文

講演・口頭発表等

  • 振動メッシュネブライザーは PICU における吸入薬剤投与の パラダイムシフトとなるか?  [通常講演]
    第31回小児集中治療ワークショップ 2024年10月
  • 小児の気道管理、苦手の壁を超えるために
    日本集中治療学会第8回東海北陸支部集会 2024年07月
  • 常識を疑え!胸骨圧迫とは単に胸骨を押すだけに非ず
    第29回小児集中治療ワークショップ 2023年10月
  • Real-time Tissue Elastography ®による下腿コンパートメント症候群発症可視化の研究~筋硬 度の 「見える化」  [通常講演]
    長谷川達也
    第36回日本臨床麻酔学会 一 2016年 ポスター発表
  • 当院における小児緊急Interventional Radiologyにおける麻酔科医の関わり  [通常講演]
    長谷川達也
    第43回日本集中治療学会 2016年
  • 載石位での高度頭低位にて下腿コンパートメント症候群を生じた一例  [通常講演]
    長谷川達也
    第35回日本臨床麻酔学会 2015年 ポスター発表

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 長谷川 達也
     
    2020年度に小児非専門施設でのPACUの実態調査を行い、PACUは周術期における安全性の向上および手術室の効率的な運用に寄与していることが示唆された。また、周術期呼吸器合併症の頻度を下げるプロポフォールの使用下でより有用性が増す可能性があることは小児非専門施設での安全性の向上につながることが期待できる結果となった。 2021年度は交絡因子などデータの検討を続け、2022年度の第69回日本麻酔科学会学術集会にて発表予定であるなど今回の研究実績を本邦の小児麻酔の安全性向上につなげるための情報発信の準備を行った。本研究で示唆されたPACUの安全性は本邦に多数ある小児非専門施設での小児手術の周術期管理向上の足掛かりとなることも考えられ、今後も論文や学会発表などで情報を発信していく準備を整えていく予定である。
    また、一般病棟への退室基準も検討中である。呼吸・循環の評価は上記の研究でも退室後の有害事象は認めておらず、適切に使用できるものと思われる。一方で覚醒時興奮やPONVなどへの適切な評価はやはり数値化することが難しく評価者の技量と裁量にゆだねられてしまう。安全な病棟管理には直積な影響はないかもしれないが、PONVや覚醒時興奮への対応は患者および家族の周術期管理への満足度を増加させるため、小児非専門施設でも使用できるツールの作成を目指しているが、評価者間での差が大きくいまだ案を模索している途中である。

その他のリンク

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