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吉川 寛美 (ヨシカワ ヒロミ)

  • 看護学研究科感染予防看護学 講師
メールアドレス: yosikawamed.nagoya-cu.ac.jp
Last Updated :2024/04/24

研究者情報

学位

  • 修士(看護学)(名古屋市立大学大学院看護学研究科)

J-Global ID

研究キーワード

  • 感染予防   

研究分野

  • ライフサイエンス / 基礎看護学

所属学協会

  • 日本看護科学学会   日本環境感染学会   日本外来小児科学会   日本小児保健協会   

研究活動情報

論文

書籍

講演・口頭発表等

受賞

  • 2016年 第31回日本環境感染学会優秀演題賞

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究
    研究期間 : 2019年02月 -2023年03月 
    代表者 : 吉川 寛美
     
    本研究は、病院外来における保護者の感染予防に関わる認識と手指等の汚染の実態を明らかにすることで、保護者および小児の適切な衛生認識と行動のための看護支援を構築することを最終目的としており、感染予防に関する保護者の認識と行動の実態、保護者と小児の手指や持参玩具の汚染の実態、保護者の感染予防に関わる認識の違いによる手指や玩具の汚染度の違いを明らかにすることを目的としている。 令和元年度(平成31年度)は、保護者と小児の手指や玩具の汚染の実態調査の実施に向けた、手指のサンプリング方法の検討を行った。調査に使用する予定であった清浄度調査の機器がリニューアルされ、検査試薬も変更となったため、旧試薬と変更後の試薬による測定値の違いなど情報収集を行い、機器や検査試薬の使用について検討を行った。 本研究に先行して実施した研究の結果を再度分析し、病院外来における小児の高頻度接触部位とその汚染の実態から、本研究における汚染の実態調査において、持参玩具の調査の必要性について再検討した。 新型コロナウイルスの感染拡大により、研究協力施設との調整に時間を要している。さらに新型コロナウイルスの感染拡大は、本研究の研究結果に影響を及ぼすと考えられることから、研究方法や内容の再考が必要となり、検討を進めている。今後は、本研究の研究目的達成に向け、質問紙調査の調査方法等研究方法や内容のさらなる検討を進め、調査開始に向け調整を進めていく。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
    研究期間 : 2016年08月 -2018年03月 
    代表者 : 吉川 寛美; 矢野 久子; 村端 真由美; 住田 千鶴子; 鈴 美里
     
    医療関連感染予防のため小児外来の玩具や環境の衛生管理について検討した。2施設にて①小児及び付添い者89名を対象に質問紙と行動観察調査、②感染管理認定看護師を対象に質問紙調査、③玩具や環境327か所の洗浄前後にATP(adenosine triphosphate)検査による清浄度調査を行った。待合室では20/66名(30.3%)が床に触れていた。絵本や布製玩具の衛生管理に苦慮していた。洗浄前のATP値(中央値)は、5,063RLU(Relative Light Unit)であり洗浄後は2,608RLUであった(p<0.001)。小児外来の玩具等の衛生管理には改善の余地のあることが明らかとなった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2012年04月 -2016年03月 
    代表者 : 矢野 久子; 堀田 法子; 脇本 寛子; 市川 誠一; 前田 ひとみ; 戸苅 創; 鈴木 幹三; 青山 恵美; 吉川 寛美; 高久 道子
     
    地域の医療安全体制の整備のために、外来部門での医療関連感染と予防対策を評価した。A県3病院の外来職員(医療職と非医療職)428人を対象に、麻疹などの抗体価測定と感染予防行動などに関する質問紙調査を実施した。ワクチン接種の重要性が理解できる教育・啓発が必要と明らかになった。全国の医療機関1,369施設を対象に質問紙調査を実施した(回収率41.6%)。感染対策を要した感染症は、インフルエンザ(84.7%)、結核(75.4%)であった。マスクや手袋などは十分に整備されていたが、陰圧室や採痰ブースを有するのは34.1/ 31.3%であった。外来部門の感染対策には、改善の余地があると明らかになった。

社会貢献活動

  • 名古屋市地域女性団体連絡協議会 令和3年度課題別リーダー研修
    期間 : 2021年12月09日
    役割 : 講師
    主催者・発行元 : 名古屋市地域女性団体連絡協議会
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 名古屋市地域女性団体連絡協議会 令和3年度課題別リーダー研修「日常生活における感染予防」
  • 昭和生涯学習センター後期講座 名古屋市立大学大学院看護学研究科共催講座
    期間 : 2021年03月05日
    役割 : 講師
    種別 : セミナー・ワークショップ
    主催者・発行元 : 名古屋市昭和生涯学習センター・名古屋市立大学大学院看護学研究科
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 今だからこそ、あらためて感染症を知る!一人ひとりの感染予防を大切に!日頃の生活習慣を再確認しよう
  • 避難所での感染予防策と実技
    期間 : 2015年07月18日 - 2015年07月18日
    役割 : 助言・指導
    主催者・発行元 : 名古屋市緑区桃山学区保健委員会セミナー

その他のリンク

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