研究者データベース

森本 浩之 (モリモト ヒロユキ)

  • 医学研究科統合解剖学分野 助教
Last Updated :2025/11/18

研究者情報

学位

  • 博士(医学)

J-Global ID

研究キーワード

  • フレイル   腸管バリア機能   リハビリテーション   サルコペニア   迷走神経   腸管グリア細胞   

研究分野

  • ライフサイエンス / 解剖学
  • ライフサイエンス / 分子生物学 / 腸管グリア細胞、迷走神経、サルコペニア、腸管バリア機能
  • ライフサイエンス / リハビリテーション科学
  • ライフサイエンス / 神経科学一般 / 自律神経

経歴

  • 2025年04月 - 現在  愛知淑徳大学非常勤講師
  • 2023年04月 - 現在  名古屋市立大学大学院医学研究科 統合解剖学分野助教
  • 2019年04月 - 2023年03月  名古屋市立大学大学院医学研究科 統合解剖学分野非常勤講師
  • 2011年04月 - 2019年03月  日本福祉大学健康科学部
  • 2002年04月 - 2019年03月  水谷病院

学歴

  • 2016年04月 - 2019年03月   名古屋市立大学大学院   医学研究科
  • 2000年04月 - 2002年03月   Loma Linda University   School of Alied Health Professions

所属学協会

  • 日本解剖学会   日本めまい平衡医学会   

研究活動情報

論文

書籍

講演・口頭発表等

  • ミクログリアにおけるHoxb8の機能
    森本浩之、植木孝俊
    第85回日本解剖学会中部支部会学術集会 2025年10月
  • 腸管機能に着目した迷走神経耳介枝に対する電気刺激の効果
    森本浩之; 植木孝俊
    第84回日本解剖学会中部支部会学術集会 2024年10月
  • リン酸化酵素SGKの末梢神経損傷時のシュワン細胞での役割  [通常講演]
    森本 浩之; 大蔵 篤彦; 佐久間 英輔; 高瀬 弘嗣; 間瀬 光人; 植木 孝俊; 井上 浩一
    第129回日本解剖学会総会 2024年03月
  • 各分野から睡眠を考える -理学療法の立場から- 「睡眠と運動」
    第37回公益社団法人生体制御学会学術集会 2019年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • Effect of walking for patients with chronic unilaterall vestibular hypofunction- a pilot study.
    46th Congress of the International Neurootological & Equilibriometric Society 2019年
  • 難治性めまい患者に対する個別リハビリテーションの効果(第2報)—J—DHI項目別に分析した日常生活の師匠についてー
    第77回日本めまい平衡医学会 2018年 口頭発表(招待・特別)
  • 一側性前庭機能障害患者における身体活動量の客観的評価
    第6回運動器理学療法学会 2018年
  • 両側性前庭機能障害における姿勢不安定性に対し前庭リハビリテーションを施行した一症例
    第6回運動器理学療法学会 2018年
  • 頚部痛を訴える一側性前庭機能障害患者に対して活動量の増大が症状改善に結びついた一症例
    第6回運動器理学療法学会 2018年
  • 持続的なめまい症状に対するウォーキング指導の効果 客観的身体活動量による検証
    第76回日本めまい平衡医学会 2017年
  • めまい患者におけるアンケート調査と活動量の関連性
    第75回日本めまい平衡医学会 2016年
  • めまい患者と健常者における活動量の違い
    第75回日本めまい平衡医学会 2016年
  • DHIからみた前庭リハビリテーションの効果—外出に関わる項目からの検討—
    第74回日本めまい平衡医学会 2015年
  • DHIからみた前庭リハビリテーションの効果—頭部運動に関わる項目からの検討—
    第74回日本めまい平衡医学会 2015年
  • 平衡リハビリテーションの評価方法—6軸センサを用いた動作評価方法の実用化—
    第72回日本めまい平衡医学会 2013年
  • 難治性めまい患者に対するリハビリテーションの介入期間の検討
    第72回日本めまい平衡医学会 2013年
  • 骨粗鬆症性椎体骨折患者に対して体幹ギプス固定が及ぼす影響について
    第24回愛知県理学療法学術大会 2013年
  • 前庭リハビリテーション
    青森県理学療法士会 2013年 口頭発表(招待・特別)
  • 前庭リハビリテーションのグローバル・スタンダード
    第48回日本理学療法学会 2013年 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • ふわふわめまいに対する当施設の戦略
    第71回日本めまい平衡医学会 2012年
  • 性めまいに対する平衡リハビリテーションの客観的評価—バランスマスターの有用性についてー
    第71回日本めまい平衡医学会 2012年
  • 慢性めまいに対する平衡リハビリテーションの客観的評価—日常生活動作の客観的評価方法ー
    第71回日本めまい平衡医学会 2012年
  • 若年者と高齢者における外乱刺激に対する空間的身体動揺の検討
    第47回日本理学療法学会 2012年
  • 頚部固有感覚トレーニングが姿勢安定性に及ぼす影響についての研究
    第28回東海北陸理学療法学会 2012年
  • Bouchard結節に対するスプリントの開発
    第27回日本義肢装具学会 2011年
  • 若年者と高齢者の前方および後方の床面移動における各身体部位の空間的な動きの違い
    第46回日本理学療法学会 2011年
  • 前庭機能障害に対するリハビリテーションの効果
    第46回日本理学療法学会 2011年
  • リンパ嚢開放術後の後遺症に対するリハビリテーションの効果
    第70回めまい平衡医学会 2011年
  • 聴神経腫瘍摘出後の後遺症に対するリハビリテーションの効果
    第70回日本めまい平衡医学会 2011年
  • 動的外乱刺激時の立位バランスに対して視覚が与える影響についての研究
    第69回日本めまい平衡医学会 2010年
  • 加齢が動的外乱刺激時の立位バランスに与える影響についての研究
    第69回日本めまい平衡医学会 2010年
  • 高齢者の外乱刺激に対する重心動揺の検討
    第26回東海北陸理学療法学会 2010年
  • スポーツによる頸部回旋時重心安定性の検討
    第25回東海北陸理学療法学会 2009年
  • 健常人における動体視力と重心動揺の関係
    第44回日本理学療法学会 2009年
  • 運動特化型通所介護施設における高齢者のバランス能力の変化
    第44回日本理学療法学会 2009年
  • 健常人におけるGaze Stability Exerciseの効果ーdynamic visual acuityでの検討ー
    第23回東海北陸理学療法学会 2008年
  • 健常人におけるGaze Stability Exerciseの効果ー重心動揺での検討ー
    第23回東海北陸理学療法学会 2008年
  • 立位バランスにおける視覚刺激および前庭刺激の影響
    森本 浩之; 水谷 陽子; 浅井 友詞; 島田 隆明; 水谷 武彦
    第42回日本理学療法学会 2007年

MISC

産業財産権

受賞

  • 2018年11月 日本めまい平衡医学会 学会賞

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2025年04月 -2028年03月 
    代表者 : 森本 浩之
  • 耳介経穴刺激による腸管機能調節の解明:迷走神経耳介枝を介した神経回路と分子応答の解析
    東洋医学研究財団:
    研究期間 : 2025年07月 -2026年06月 
    代表者 : 森本浩之
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2023年04月 -2026年03月 
    代表者 : 三河 須美子; 森本 浩之; 浅井 勇人; 植木 孝俊
     
    R5年度では、vモデルラットにて強制運動負荷が胃でのghrelin産生に及ぼす影響の検討を行い、次に、側坐核における末梢神経障害によるミクログリア活性化の病理と、運動がghrelinの産生増進しミクログリアの活性化を抑制する分子機序を解明した。 成獣ラット(8週齢オスWistarラット)にて、正中神経を剖出後、ピンセットで挫滅することにより末梢神経障害モデルラット(正中神経挫滅モデルラット)を作出した。そして、手術直後、1日、7日、10日、14日後にリハビリテーション介入群、対照群で、筋力(握力)回復をラット用握力測定装置により、手指の精緻制御機能の回復を2分間の餌ペレット把持回数により評価した。リハビリテーション介入は、介入群ラットをトレッドミルに乗せ、5分間運動、5分間休憩、5分間運動、5分間休憩、5分間運動の反復運動を手術1日後より毎日1セットずつ14日間、課した。 ここでは、手術1日、7日、10日、14日後(各日のリハビリテーション介入前)に、ラットから血液を採取、脳を剖出し、血中の活性型ghrelin(アシル化ghrelin)濃度をELISAで、側坐核を含む脳内ミクログリア活性化動態を抗Iba1抗体と抗CD68抗体による免疫組織化学的染色で、側坐核の炎症反応に伴うTNFα産生をELISAで解析することにより、リハビリテーション介入が消化管からのghrelin産生に及ぼす影響、ghrelinの産生増進と側坐核ミクログリア活性化並びに側坐核の炎症反応との連関を検討した。そして、ghrelin産生、側坐核の炎症反応抑制、上記手指の精緻制御機能(餌の把持)の相関を解明した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 森本 浩之
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 蒲谷 嘉代子; 中山 明峰; 近藤 真前; 森本 浩之
     
    慢性めまい(持続性知覚性姿勢誘発めまい)は自然寛解が少なく長期に生活機能が低下する重大な疾患であるが、心身にわたる多因子が複雑に関与する機能性身体疾患であり、十分に効果のある治療法が存在しない。我々は、慢性めまいに対し認知行動療法や前庭リハビリを導入してきたが、その過程で、高齢者は認知行動療法など心理療法の効果がない、自主的な前庭リハビリへの取り組みを避けてしまうなどにより十分な治療となっていないことに気づいた。そこで、高齢者の慢性めまいでの有効性を高めるため、「認知行動療法的手法を取り入れた、理学療法士が指導する前庭リハビリテーションのプログラム」、心理療法と理学療 法を組み合わせたハイブリッドプログラムを開発することにした。本研究では無作為化比較試験によって、この治療法の効果を明らかにすることを目的とする。そして、高齢者の慢性めまいによる社会的損失を減らすことに貢献することを目標とする。 高齢者の慢性めまいのためのハイブリッド治療「認知行動療法的手法を取り入れた、理学療法士が指導する前庭リハビリテーションのプログラム」の無作為化比較試験の実施については、新型コロナウイルス感染症の蔓延にともない、理学療法士と患者が密接に関わる治療の研究を積極的に進める状況ではない時期があったが、現在は、密にならないよう人数を絞りつつ、実施を進めている。

担当経験のある科目

  • 解剖学、肉眼解剖学

その他のリンク

researchmap



Copyright © MEDIA FUSION Co.,Ltd. All rights reserved.