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尾﨑 智也 (オザキ トモヤ)

  • 薬学研究科分子生物薬学分野 助教
Last Updated :2024/04/26

研究者情報

学位

  • 博士(理学)(2013年03月 富山大学)

J-Global ID

研究キーワード

  • 神経科学   糖鎖科学   PDZD8   バイオイメージング   神経と糖鎖   シナプス形成   軸索損傷   コンドロイチン硫酸   プロテオグリカン   

研究分野

  • ライフサイエンス / 神経科学一般
  • ライフサイエンス / 神経機能学
  • ライフサイエンス / 神経形態学
  • ライフサイエンス / 病態神経科学

経歴

  • 2023年12月 - 現在  名古屋市立大学大学院薬学研究科 分子生物薬学分野助教
  • 2022年04月 - 2023年11月  名古屋市立大学大学院医学研究科脳神経科学研究所 神経毒性学助教
  • 2017年04月 - 2022年03月  名古屋大学大学院医学系研究科 分子生物学特任助教
  • 2013年04月 - 2017年03月  名古屋大学大学院医学系研究科研究員
  • - 2013年03月  博士(理学)取得 (富山大学)

学歴

  • 2010年04月 - 2013年03月   富山大学大学院   生命融合科学教育部   生体情報システム科学専攻
  • 2008年04月 - 2010年03月   富山大学大学院   理工学教育部   生物学専攻
  • 2004年04月 - 2008年03月   富山大学   理学部   生物学科

所属学協会

  • 日本糖質学会   日本神経科学学会   Society for Neuroscience   日本生化学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 「神経回路再生ならびに小児がん神経芽腫の研究」
    坂元一真; 尾崎智也; 坪田庄真; 郷詩織; 鈴木佑治; 門松健治 丸善プラネット 2022年03月

講演・口頭発表等

  • Tomoya Ozaki
    2023 Hallym University-Nagoya City University International Symposium 2023年05月 口頭発表(招待・特別)
  • Chondroitin sulfate proteoglycan gradients disrupt autophagy and inhibit axon regeneration.  [招待講演]
    尾崎 智也
    Toyama University International Symposium –Asian Network for Neuroscience– 2016年07月 口頭発表(招待・特別)

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2023年04月 -2026年03月 
    代表者 : 尾崎 智也
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 尾崎 智也
     
    本研究は、未だ有効な治療法のない脊髄損傷に対して、糖鎖結合分子が治療薬となり得るか評価するものである。中枢神経系の神経軸索は、傷つくと先端部にdystrophic endballと呼ばれる異常形態をとり、伸長不全に陥る。この損傷軸索に表れる表現型の原因分子は糖鎖コンドロイチン硫酸(CS)であることが知られている。これまでに申請者らは、dystrophic endballを損傷後の神経軸索が陥る病態であると考え、dystrophic endballについて詳細に解析を行い、その形成にはオートファジーの中断が関与することを見出した(Sakamoto*, Ozaki* et al., Nat. Chem. Biol. 2019 *equal contribution)。損傷した軸索についての理解が進む中で、CSの阻害効果を抑え、軸索の再生や再伸長を促すことに関する研究は多くなく、脊髄損傷など損傷軸索に対する治療法にむすび付いた研究はまだない。 本研究では、既存薬でありCS鎖に結合するペプチド(特許申請検討中のため、CSBPとする)を使い、CSPGの軸索伸長阻害効果を抑えることで、軸索再伸長を促し脊髄損傷を治療できるかどうかを吟味している。これまでに、dystrophic endballを培養できるin vitroモデルを使い、CSBPの効果を確認してきた。CSBPをdystrophic endballに処理すると、オートファジーの中断が解消され、軸索は伸長を再開させた。この結果をもとに、治療実験行い、これまでに、CSBPが、マウスにおいて脊髄損傷により著しく低下した後肢運動機能を改善させることを観察している。
  • 糖鎖によるオートファジー中断機構を狙った損傷神経新規治療法の基盤研究
    日本学術振興会:若手研究
    研究期間 : 2018年04月 -2020年03月 
    代表者 : 尾崎 智也
  • 損傷神経における糖鎖によるオートファジー中断
    日本学術振興会:若手研究(B)
    研究期間 : 2016年04月 -2018年03月 
    代表者 : 尾崎 智也

担当経験のある科目

  • 基礎自主研修名古屋市立大学
  • 基礎医科学概論II名古屋市立大学大学院
  • 脳神経科学講義/脳神経科学特論名古屋市立大学大学院
  • 教養教育科目「教養として知っておきたい様々な病気の実態」名古屋市立大学
  • 先端研究ユニット名古屋市立大学
  • 生物の化学講義名古屋大学
  • 生物の化学実習名古屋大学
  • 基礎医学セミナー

その他のリンク

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