研究者データベース

山本 奈央 (ヤマモト ナオ)

  • 経済学研究科経営学専攻 准教授
メールアドレス: naoecon.nagoya-cu.ac.jp
Last Updated :2025/04/29

研究者情報

学位

  • 神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了/博士(商学)

J-Global ID

研究キーワード

  • インターネット   ブランドによる自己呈示   ブランドロイヤルティ   消費者行動   

研究分野

  • 人文・社会 / 商学 / マーケティング

経歴

  • 2019年04月 - 現在  名古屋市立大学大学院経済学研究科 経営学専攻准教授
  • 2011年04月 - 現在  名古屋市立大学経済学研究科講師
  • 2009年04月 - 2011年03月  東京国際大学商学部専任講師

研究活動情報

書籍

  • マーケティングの力
    恩蔵直人; 坂下玄哲 (担当:分担執筆範囲:第3章 3-8 ブランド・コミュニティ)2023年05月 ISBN: 9784641166134
  • 石井淳蔵; 廣田章光 (担当:範囲:第15章 複数ブランドのマネジメント: P&G<マイレピ>)碩学舎 2021年05月 ISBN: 4502384712 276
  • 山本昭二; 国枝よしみ;; 森藤ちひろ (担当:範囲:第6章「演劇消費とブランドコミュニティ)千倉書房 2020年02月
  • 石井, 淳蔵; 廣田, 章光; 坂田, 隆文 (担当:範囲:第7章 「顧客理解―ライオン株式会社「Ban 汗ブロックロールオン」 」)碩学舎,中央経済グループパブリッシング (発売) 2016年10月 ISBN: 9784502200212 iv, 9, 217p
  • 松井, 剛; 西川, 英彦; 朴, 宰佑; 山本, 奈央; 浦野, 寛子; 鈴木, 智子(経営学); 水越, 康介; 北村, 真琴; 石井, 裕明; 大竹, 光寿 碩学舎,中央経済グループパブリッシング (発売) 2016年 ISBN: 9784502161513 iv, 11, 261p
  • 田村, 直樹 (担当:範囲:第7章「リピーターを広げるオピニオン・リーダー―ポーラレディの役割」)同文舘出版 2014年 ISBN: 9784495646516 xvi, 253p
  • 岡山, 武史; 松井, 温文; 菊池, 一夫; 田村, 直樹; 圓丸, 哲麻; 佐野, 楓; 山本, 奈央; 山崎, 方義 (担当:範囲:第7章「インターネット環境のリレーションシップ」)五絃舎 2014年 ISBN: 9784864340380 143p
  • 西川, 英彦; 廣田, 章光 (担当:範囲:第2章「インタビュー法」)碩学舎,中央経済社 (発売) 2012年 ISBN: 9784502693007 5, 11, 268p
  • 伊藤, 宗彦; 高室, 裕史 (担当:範囲:第2章「サービス創造のマネジメント:ワタベウェディング」)碩学舎,中央経済社 (発売) 2010年 ISBN: 9784502676109 4, 11, 247p
  • 石井, 淳蔵; 水越, 康介 (担当:範囲:第6章「仮想経験ビジネスへの挑戦―Cafesta」)有斐閣 2006年 ISBN: 4641162646 xvii, 412, vp

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • スマートフォン利用は頸部痛の真の原因か?:学際チームによるパラドックスの解明
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 榎原 毅; 松河 剛司; 松田 文子; 石井 賢治; 山本 奈央
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2017年02月 -2021年03月 
    代表者 : 山本 奈央
     
    当該年度は主にレビューとアンケート調査設計、ならびにアンケート調査の実施を行った。 レビューでは自己表現ならびに自己呈示概念の再検討とブランドと自己表現・自己呈示に関する研究のレビューを行った。レビューの結果、第一に先行研究の多くで消費者は自己表現欲求を持つこと,そしてブランドの自己表現手段としての有効性は変わらないという前提が置かれている一方、Chernev et al.(2011)のようにその限界も指摘されていることがわかった。第二に、「ブランドにおける自己表現」といった場合に,多くの場合「ブランドを通じた自己呈示」を指すことが分かった。第三に自己呈示と類似する語のうち、自己開示のためにブランドが使用される可能性があり、今後の研究計画の中で検討すべきであることがわかった。第四に、自己呈示の手段としてのSNS(インターネット)に関する先行研究からここまでを見ると,ソーシャルメディアにおける自己表現はどのようなメディアを使うかによって影響を受けること,またソーシャルメディア上での自己表現がブランドへの評価と購買に影響を与える可能性が示唆された。 レビュー結果をもとに、仮説の導出ならびにアンケート調査の設計・実施を行った。本研究の仮説は、「SNS上での自己呈示を行うことにより、ブランドの自己呈示機能への評価が低下する」というものである。この仮説を検証するために、消費者を①SNSへの投稿を想定した文章ならびに写真のアップロードを行い、その後ブランドの評価を行うグループ②自己紹介に関する文章を作成し、その後ブランドの評価を行うグループ③ブランドの評価のみ行うグループに分け、アンケートを通じてブランドと自己との類似性、ブランドと自己との類似性、支出可能金額に違いがあるかを検証することとし、2019年3月にアンケート調査を実施した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2017年04月 -2020年03月 
    代表者 : 山本 昭二; 森藤 ちひろ; 山本 奈央
     
    本研究では、消費者の購買過程や意思決定過程をネット上で追跡し実店舗も含めた総合的な実験を行うことを目的としている。本研究の中核となる実験を実施するまでのシステムの改修として、システム全体のhtml5での作成、追跡システムの整備、実験の中断を含むシステムの改修がほぼ終了したので、対応する実験を開始している。 html5でのシステムの動作は2018年度中に完成し、テストを行ってきた。追跡システムに関しては2018年度の後半に完成したため現在テストを行っている。追跡システムの整備に関しては本研究ではWindows版での追跡システムの整備がおこなわれた。 実験の中断を含むシステムへの改修は、2018年度末に完成したので、実際の店舗を使った実証実験を行った。2019年3月には、挑戦的萌芽研究(課題番号:15K13055)でこのシステムを使用して実際の店舗を利用したデータ収集が行われた。チョコレートとコンビニエスストア、テレビと家電量販店の組み合わせで行われた実験は実施が成功してデータ分析を続けている。回答はスマートフォンで行われた。店舗への出向時点で回答を行うことで事前に行った選好構成の結果が店舗での経験によってどの程度変化するのかを検討する予定である。その結果、スマートフォン上で行われたシステムの動作についてはいくつかの問題点があったもののデータ収集は順調に行われた。動作上の不具合は2019年度に改修が行われる予定である。 現在、取得されたデータの分析を鋭意行っているところであるが、システムの改修については具体的なスケジュールが策定されている。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 榎原 毅; 松河 剛司; 松田 文子; 山本 奈央; 庄司 直人; 石井 賢治
     
    スマートフォン(以下スマホ)など利便性の高い携帯端末の技術革新は社会における働き方を変え、多くの恩恵をもたらす一方で、長期利用に伴う頸肩部筋骨格系症状(MSD)への影響が近年では懸念されている。平成30年度では、携帯利用行動の変容を促す改善志向型スマホアプリの開発を行った。 改善志向型アプリの仕様検討にあたり,行動変容を促しリテンション効用が高い要素を組み込んだ仕様を検討するために,マーケティングの観点から焦点制御理論(ユーザのポジティブ・ネガティブな志向性)を応用した実装機能評価を実施した(民間調査会社のオンライン・モニターを使ったweb調査、2000名)。同研究者間でブレーンストーミングを行い収れんさせた15種類の機能について,利用意向(使ってみたい)・継続意向(使い続ける).推奨意向(人に勧めたい)の各要素について機能重視度を分析した結果,「リアルタイム姿勢通知機能」,「メタファを利用した情報提示」「健康予報・シミュレーション機能」など共通して高く評価された機能が抽出できた. この実装機能評価に基づき,更に共同研究者間でブレーンストーミングを行い実装機能の選定を行い,改善志向型アプリの開発を行った.同アプリの動作検証・パイロットテストを実施した.なお,シミュレーション機能の実装に際しては,頚肩部MSD症状の修飾要因として考えられる身体不活動性/身体活動性評価のアルゴリズム開発を行った.30名の一般成人を対象にスマホを胸ポケットに携行した状態で6分歩行テストを実施,加速度・ジャイロセンサーから歩行パラメータの測定方法を検討した.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2014年04月 -2016年03月 
    代表者 : 山本 奈央
     
    ブランドコミュニティ(BC)メンバー、BC外の顧客、一般消費者の3グループ600名に対するアンケート結果の分析から以下の四点を明らかにした。第一に、BC外顧客はBCメンバーに比べ「BCメンバーは排他的」と感じている。第二に、行動的ブランドロイヤルティについてBCメンバーとBC外顧客の間に有意な差は無い。第三に、BCメンバー、一般消費者はBCやBCメンバーへのポジティブイメージの増大がブランドとの関係性の質(BRQ)を向上させるのに対しBC外顧客はポジティブイメージの増大だけでなくネガティブイメージの増大もBRQを向上させる。第四にBRQが向上するほど、行動的ブランドロイヤルティが向上する。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2012年04月 -2016年03月 
    代表者 : 竹村 正明; 神田 良; 山本 尚史; 山本 奈央; 井上 隆一郎; 滝本 優枝
     
    本研究の目的は、中小企業振興政策の方法論的転換の手法と効果を実証的・理論的に明らかにすることである。1999年の中小企業基本法の抜本的改革以降、近年では中小企業の成長・長生が地域経済の活性化に貢献するということがわかって、それが喫緊の課題となっている。そのためにエコノミックガーデニングという新しい中小企業支援手法を採用し、地域活性化を目指す行政地域が増えつつある。その課題を実証的に明らかにする。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(A)
    研究期間 : 2006年 -2008年 
    代表者 : 石井 淳蔵; 嶋口 充輝; 栗木 契; 西川 英彦; 松井 剛; 村下 訓; 水越 康介; 岸谷 和広; 清水 信年; 宮内 美穂; 金 雲鎬; 棚橋 豪; 小田部 正明; 山本 奈央; 吉田 満梨
     
    本研究では、マーケティング競争下におけるデザイン戦略の重要性について、近年注目されつつある「ロバストデザイン」を核概念として、理論的・歴史的・実証的な研究が実施された。その主要な研究成果として、デザイン概念についての再構築が行われるとともに、競争優位性をもつデザイン戦略の現実と意義、そしてその背景としてのマーケティング競争のメカニズムが明らかにされた。

社会貢献活動

  • 演習1における産学協同の製品開発の実施
    期間 : 2012年06月 - 現在
    主催者・発行元 : 大学
     名古屋市立大学滝子キャンパス他 演習1において産学協同の新商品開発プロジェクト「Student Innovation College」に参加した。この取り組みはマーケティングを実践的に学ぶという目的のもと、インカレ形式で実際に新商品のアイディアをインターネット上で提案し、商品化を目指すものである。2012年度は山本ゼミ3年生12名が4つのチームにわかれて参加をし、全国22大学119チーム390名と商品化権利に向けた活動を行った。なお、この取り組みには大橋量器(岐阜県大垣市)などの東海地方のメーカーも参加している。その結果、11月末の最終プレゼンテーションで、株式会社 ルシアン(京都市)からの提供テーマである布小物キットにおいて、山本ゼミのチーム(青山奈央、井上理咲子、萩島由莉)が商品化の権利をいただき、現在商品化に向けた打ち合わせを行っている。
  • 名古屋市博物館におけるマーケティングリサーチセミナーにて講演
    期間 : 2012年05月 - 2013年03月
    主催者・発行元 : 行政
     名古屋市博物館 名古屋市博物館にて、来館者アンケートの改善を目的とし、アンケート調査ならびにその他の消費者調査手法について全5回のセミナーを行った。
  • ナゴ校における他大学との連携授業 講師
    期間 : 2012年04月 - 2012年09月
    主催者・発行元 : 大学
     名古屋テレビ塔 2012年度、名古屋テレビ塔教室において、現代経済経営特論2を開講した。内容としては栄地区の活性化に必要なマーケティング施策について調査の上、学生に提案をしてもらった。最終提案は名古屋市ならびに地元商工会、テレビ塔関係者に対して行い、フィードバックコメントをいただいた。

その他のリンク

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