研究者データベース

韓 龍雲 (ハン ヨンウン)

  • 医学研究科分子腫瘍学 講師
Last Updated :2025/07/24

研究者情報

科研費研究者番号

  • 50566297

J-Global ID

研究分野

  • ライフサイエンス / 分子生物学

経歴

  • 東京工業大学 生命理工学院研究員
  • 京都大学

研究活動情報

論文

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2023年04月 -2027年03月 
    代表者 : 吉川 学; 韓 龍雲; 岩川 弘宙; 向原 隆文
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 吉川 学; 西野 達哉; 韓 龍雲
     
    植物には小分子RNAとAGRONAUTEを含む複合体RISCによって切断されたRNAを鋳型に二本鎖RNAが合成され、それをDICER-LIKEが切断し、新生siRNA(二次的siRNAと呼ばれる)を生成するRNAサイレンシング増幅機構がある。この機構は内在性の二次的siRNAであるtrans-acting siRNA生成やウイルス防御に機能する。本研究課題では、RNAサイレンシング増幅機構過程において、SGS3とSDE5が協調してRDR6を呼び込み二本鎖RNAが合成されることを明らかにした。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 韓 龍雲
     
    高濃度蛍光標識生体分子の蛍光1分子イメージングを可能とするナノ開口基板は解離定数の高い蛋白質―蛋白質間や蛋白質―DNA間の結合解離の様子を詳細に解析することが可能である。これまでに私も自身でナノ開口基板作製手法を確立し、DNA結合蛋白質の機能解析を行ってきた。しかしながら、ナノ開口基板を用いた研究手法を汎用性の高い研究手法とするためには、ナノ開口基板を安価で効率よく作製する必要があり、本研究では、Character Projection法と呼ばれる電子線描画法を利用して、これまでの自身の手法に比べて、作製コストを1/5に、作製効率を10倍にすることに成功した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 韓 龍雲; 岩佐 拓磨
     
    高濃度蛍光標識生体分子を1分子レベルで結合解離の様子を観察・解析可能なナノ開口基板を用いて、大腸菌のHolliday構造DNAの分岐点移動を促進するモーター蛋白質であるRuvBの機能解析やエピジェネティック制御、特にメチル化DNA維持機構に大きく関与するヘミメチルCpG結合ドメインであるSRAの機能解析を中心に研究を進めました。RuvB蛋白質についてはADPやATPγS等の様々なヌクレオチド存在下でRuvBとRuvA-Holliday構造DNAとの相互作用を解析した結果、RuvBの6量体形成は、ATPとの結合だけでなく、ATP加水分解により促進することを示唆する結果を得ました。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年 -2012年 
    代表者 : 韓 龍雲; 岩佐 拓磨
     
    高精度で蛋白質やDNAの動きを計測、制御できる一分子計測技術を用いて、大腸菌のUvrDというDNAヘリケースやHolliday構造DNAの分岐点移動を促進するモーター蛋白質であるRuvBの機能解析を行った。 またDNA塩基配列特異的にDNAと相互作用する小化合物Pyrrole-Imidazole polyamideの構造とDNAに対する結合解離速度との関連性を明らかにすることに成功しました。

その他のリンク

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