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毛利 雅子 (モウリ マサコ)

  • 人間文化研究科文化と共生分野(欧米の文化) 教授
メールアドレス: mourihum.nagoya-cu.ac.jp
Last Updated :2025/05/20

研究者情報

学位

  • 博士

ホームページURL

科研費研究者番号

  • 20636948

J-Global ID

研究キーワード

  • 法言語学   異文化コミュニケーション   司法通訳   翻訳   通訳コミュニケーション   

研究分野

  • 人文・社会 / 言語学 / 法言語学
  • 人文・社会 / 外国語教育 / 異文化コミュニケーション
  • 人文・社会 / 外国語教育
  • 人文・社会 / 言語学 / 社会言語学

経歴

  • 2023年04月 - 現在  名古屋市立大学大学院大学院人間文化研究科 グローバル文化コース教授

所属学協会

  • 言語文化教育研究学会   異文化コミュニケーション学会   日本英語コミュニケーション学会   大学英語教育学会   日本コミュニケーション学会   日本通訳翻訳学会   

研究活動情報

論文

書籍

講演・口頭発表等

MISC

受賞

  • 2023年05月 日本コミュニケーション学会 日本コミュニケーション学会 学会賞(書籍の部)
     法廷通訳翻訳における言語等価性維持の可能性ー現場から問う司法通訳翻訳人の役割と立場 JPN international_academic_award 
    受賞者: 毛利雅子【選考委員会 書評】 本書籍は、法廷通訳に焦点を当て、等価性を踏まえた良い通訳、法廷通訳者がおかれている社会的立場の紹介、事例研究を通した法廷通訳実践の検討を行っている。焦点は法廷通訳にあるが、「良い通訳」について考察する点において通訳(および翻訳)一般に対し含意するところが大きい。 さらに、等価性を考える際に文化を踏まえて通訳にあたることの重要性が強調されており、文化間コミュニケーションへの含意も大きい。 また、筆者が自身の通訳実践を踏まえて提示した第2部の日英ハイブリッドテキスト(法廷通訳を含む2つの裁判のシナリオ)は、トランスレーション研究、ディスコース分析、議論研究、ディベート教育などのコミュニケーション学の様々な研究を発展させるための基礎資料としても用いることが可能である。通訳実践をコミュニケーションの問題として検討するとともに、コミュニケーション学の諸領域に基礎資料を提供しているという価値も大きく、本書籍はJCA学会賞書籍の部に値すると考えられる。(日本コミュニケーション学会 ニュースレター133号より)
  • 2022年04月 日本英語コミュニケーション学会 第14回学会賞:研究奨励賞
     通訳談話とLGBTQー原発話と通訳談話の差異が及ぼす影響 JPN official_journal 
    受賞者: 毛利雅子

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)
    研究期間 : 2024年04月 -2029年03月
  • 大幸財団:大幸財団2023年度人文・社会科学系学術研究助成
    研究期間 : 2023年10月 -2025年03月 
    代表者 : 毛利雅子
  • 村田学術振興財団:2023年度研究助成(人文科学)
    研究期間 : 2023年09月 -2024年08月 
    代表者 : 毛利雅子
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 毛利 雅子
     
    新型コロナウィルス感染症拡大により、当初想定していたような調査やインタビューが実施できなかったのは大きな損失であった。しかし、収集した文献研究を進め、過去のデータを整理するなど、これまでの研究成果をまとめることに集中する時間とし、2022年3月にはこれまでの法廷談話分析、通訳人倫理、通訳人教育に関する業績をまとめた『法廷通訳翻訳における言語等価性維持の可能性―現場から問う司法通訳翻訳人の役割と立場―』を出版出来たのは大きな成果である。また、学会発表や論文執筆によって、LGBTQや第二言語・第三言語話者を取り上げることが出来たのも大きな成果である。
  • 公益財団法人 大幸財団:人文・社会科学系学術研究助成事業
    研究期間 : 2018年10月 -2020年03月 
    代表者 : 毛利 雅子
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 毛利 雅子
     
    日本では、司法全般で業務を行う司法通訳人といわれる職務に関する法整備や認証制度が未整備で、諸外国からも批判を浴びており、また実際に法廷での誤訳問題が発生している。今後、訪日外国人や労働者が増加することも予想されるため日本において司法通訳人の認証制度および教育制度が必要なことは明らかである。よって、外国人被疑者にとって、公平・公正性を維持できる捜査・公判維持のためにも、信頼出来うる認証・教育制度設計を目的として研究を実施、海外諸国での司法通訳人の歴史、認証制度、教育制度、採用試験に関する調査を実施、実際の規定やテスト項目、実地条件など様々な項目について制度設計のための枠組み構築を行ってきた
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 毛利 雅子
     
    本研究は、日本語を解さない外国人被疑者の刑事事件において、法廷通訳人が文化の仲介者として、①どのような役割を期待されているか(もしくは期待されていないのか)、②実際にどのように機能しているか、③文化の仲介を行うとした場合の現状、課題、今後の展望について研究を行った。その結果、①日本における法廷通訳人の立場の脆弱性、②法廷参与者が法廷通訳人に対して持っている文化の仲介者としての役割に対する意識の差異、③被疑者の出自や背景が多様であり画一的なものが見当たらない、などが判明した。したがって、今後も①法廷通訳人を含めた司法通訳人制度の検討、②更なる談話収集の必要性が更なる研究課題となった。

委員歴

  • 2023年10月 - 現在   日本英語コミュニケーション学会   幹事
  • 2022年04月 - 現在   日本コミュニケーション学会   理事および中部支部長
  • 2018年04月 - 2022年03月   日本コミュニケーション学会中部支部   運営委員(企画担当)
  • 2019年01月   IICEHawaii   IICEHawaii 2019 Senior Reviewers

担当経験のある科目

  • Research and Discussion名古屋市立大学
  • Research and Presentation名古屋市立大学
  • グローバル文化名古屋市立大学大学院人間文化研究科
  • 専門演習1〜4名古屋市立大学
  • 発展演習名古屋市立大学
  • コミュニケーション研究A名古屋市立大学大学院人間文化研究科
  • 英語圏文化論名古屋市立大学
  • 英語上級 通訳静岡文化芸術大学
  • 異文化コミュニケーション論豊橋技術科学大学(学部・大学院)
  • Culture and Communication豊橋技術科学大学大学院国際プログラム
  • 英語特別演習豊橋技術科学大学
  • 英語I, II, III, IV豊橋技術科学大学
  • 通訳技法B関西外国語大学大学院
  • 通訳技法A関西外国語大学大学院
  • 英文法関西外国語大学
  • リーディング中部大学、関西外国語大学
  • 時事英語中部大学、愛知淑徳大学
  • ビジネス英語中部大学、愛知淑徳大学、名古屋外国語大学
  • 翻訳南山大学、愛知淑徳大学、関西外国語大学
  • 通訳南山大学、愛知淑徳大学、関西外国語大学

社会貢献活動

  • 名古屋市高年大学鯱城学園講師
    期間 : 2021年04月 - 現在
    役割 : 講師
    種別 : 出前授業
  • 名古屋高等裁判所法廷通訳人講師および採用面接官
    期間 : 2014年12月 - 現在
    役割 : 講師
    種別 : 資格認定講習

メディア報道

その他のリンク

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