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川北 大介 (カワキタ ダイスケ)

  • 医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学分野 准教授
Last Updated :2024/05/25

研究者情報

学位

  • 医学博士(名古屋市立大学)

J-Global ID

研究キーワード

  • がん登録   腺様嚢胞癌   唾液腺導管癌   唾液腺癌   がん疫学   頭頸部癌   

研究分野

  • ライフサイエンス / 耳鼻咽喉科学 / 頭頸部外科

経歴

  • 2021年04月 - 現在  名古屋市立大学大学院耳鼻咽喉・頭頸部外科准教授
  • 2018年04月 - 2021年03月  名古屋市立大学大学院耳鼻咽喉・頭頸部外科講師
  • 2017年04月 - 2018年03月  名古屋市立大学大学院耳鼻咽喉・頭頸部外科助教
  • 2016年07月 - 2017年03月  ユタ大学ハンツマン癌研究所訪問研究員
  • 2016年04月 - 2016年06月  ミラノ大学医療統計学分野訪問研究員
  • 2013年04月 - 2016年03月  名古屋市立大学大学院耳鼻咽喉・頭頸部外科助教
  • 2012年04月 - 2013年03月  名古屋市立大学大学院耳鼻咽喉・頭頸部外科臨床研究医
  • 2010年04月 - 2012年03月  愛知県がんセンター研究所疫学・予防部リサーチレジデント
  • 2009年04月 - 2012年03月  名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科大学院生
  • 2008年04月 - 2010年03月  愛知県がんセンター中央病院頭頸部外科レジデント
  • 2003年04月 - 2008年03月  豊橋市民病院耳鼻咽喉科医師

所属学協会

  • 日本疫学会   日本臨床腫瘍学会   耳鼻咽喉科臨床学会   日本頭頸部外科学会   日本頭頸部癌学会   日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会   日本頭蓋底外科学会   日本内分泌外科学会   

研究活動情報

論文

MISC

受賞

  • 2022年03月 第31回日本頭頸部外科学会学術講演会 座長賞
     
    受賞者: 川北 大介
  • 2018年10月 名古屋市立大学医学部同窓会 瑞友会賞(学術部門)
     
    受賞者: 川北 大介
  • 2016年 日本癌治療学会 最優秀演題
     
    受賞者: 唾液腺導管癌多施設研究グループ
  • 2015年 日本唾液腺学会 奨励賞
     
    受賞者: 唾液腺導管癌多施設研究グループ
  • 2014年 日本唾液腺学会 奨励賞
     
    受賞者: 唾液腺導管癌多施設研究グループ
  • 2013年 日本唾液腺学会 奨励賞
     
    受賞者: 唾液腺導管癌多施設研究グループ
  • 2012年03月 名古屋市立大学大学院 名古屋市立大学大学院優秀論文賞
     
    受賞者: 川北 大介
  • 2012年 名古屋市立大学医学部公衆衛生学教室 奥谷賞
     
    受賞者: 川北 大介
  • 2011年 名古屋大学医学部予防医学教室 甕哲司賞
     
    受賞者: 川北 大介

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2026年03月 
    代表者 : 的場 拓磨; 岩崎 真一; 川北 大介; 今井 優樹
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 稲垣 宏; 加納 里志; 中黒 匡人; 奥村 嘉英; 岩井 大; 丹生 健一; 草深 公秀; 櫻井 一生; 山元 英崇; 河田 了; 村瀬 貴幸; 田口 健一; 正木 彩子; 羽藤 直人; 多田 雄一郎; 川北 大介; 花井 信広; 大上 研二; 長尾 徹; 長尾 俊孝
     
    唾液腺癌は稀な腫瘍であるが、われわれは多施設共同研究組織を構築し、これまでに多数の症例を収集した。2021年度は以下の研究を行い、論文発表を行った。 1. 粘表皮癌は唾液腺癌の中で最も頻度の高い腫瘍であるが、その組織学的多様性は十分明らかになっていない。我々は粘表皮癌117例を亜型分類したところ、Classical (74%), Clear/oncocytic (8%), Warthin-like (3%), Clear cell (3%), Oncocytic (2%), Spindle (2%), Sclerosing (2%), Mucinous (3%), Central (2%)であることを明らかにした。Ciliated, Mucoacinar, High-grade transformationは認められなかった(Histopathology, 2021, PMID: 34657306)。 2. 粘表皮癌に次いで頻度の高い腫瘍である腺様嚢胞癌は、組織学的に、充実性腫瘍成分により悪性度を推定することが多いが、それを正確に判定することはしばしば困難である。われわれは腺様嚢胞癌195例を臨床病理学的に検討し、充実性腫瘍成分の短径が客観的な悪性度指標であることを明らかにした(Cancer Sci, 2021, PMID: 33377247)。 3. 粘表皮癌は稀に胸腺に発生するが、その詳細は明らかではない。われわれは国際共同研究を行い、胸腺粘表皮癌の臨床病理学的、分子病理学的特徴を系統的に解析した。興味深いことに、CRTC1-MAML2融合遺伝子は56%の症例に認められ、患者の予後良好と関連した(Am J Surg Pathol, 2022, PMID: 35319525)。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 多田 雄一郎; 長尾 俊孝; 赤澤 宏平; 川北 大介; 伏見 千宙; 高橋 秀聡; 平井 秀明
     
    唾液腺導管癌(salivary duct carcinoma: SDC)は、遠隔転移の頻度が高い極めて予後不良の希少癌である。しかし、その標準的薬物療法は未だ確立されていない。近年、前立腺癌、乳癌、頭頸部扁平上皮癌では、癌組織内に自律神経(交感神経・副交感神経)系が入り込み、生命予後不良因子となっていること、および、実験的に交感神経を抑制または除去した場合は、癌の縮小や転移の抑制が観察され、癌細胞と神経の相互作用を標的とした新たな治療法の開発が期待されている。しかし、SDCにおいては、癌と神経の相互作用について、全く検討されていない。SDC標本を用いて、画像解析を駆使した免疫組織化学的検索や遺伝子解析を行い、SDCの癌組織内における自律神経の臨床病理学的および分子病理学的意義を明らかにすることを目的とした。 対象とするSDC症例は、すでに開始しているSDC多施設共同会の登録症例である。まずは根治治療施行例を対象として、臨床情報を収集し、更新した。未染プレパラートを収集し、交感神経系マーカーであるTHおよび副交感神経系マーカーであるVAChTとCHATに対する免疫組織化学染色を施行した。得られた予後情報と、免疫組織化学染色の結果を解析し、これらのマーカーの判定基準を策定した。 50例において、無病生存期間、全生存期間の単変量解析に関する中間解析を行ったところ、腫瘍内のTH、VAChT、CHATのいずれも陽性例で有意に予後不良であることが判明した。交感神経・副交感神経とも癌の浸潤発育に強く関与していることが示唆された。現在、症例数を増やして根治治療施行の129例を検討し、さまざまな臨床病理学的因子との相関を検討する予定である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 川北 大介; 松尾 恵太郎; 稲垣 宏; 多田 雄一郎; 澤部 倫
     
    頭頸部がんは、喫煙・飲酒を主とする環境因子が主な発症因子とされているが、予後への影響は不明確である。またアルコール・アルデヒド脱水素酵素遺伝子多型をはじめとした遺伝的素因が環境因子の影響を修飾する可能性が示唆されている。 本研究の目的は、遺伝的影響を考慮した生活習慣の頭頸部がん予後への影響を部位別に検討し、新規予後予測モデルを構築することである。具体的な目的は、1) 中咽頭がん症例で血清検体のある症例について、enzyme-linked immunosorbent assay (ELISA)法にてHPV抗体価を測定する。そして再発・予後への影響について検討を行う、2) 鼻副鼻腔がん症例においてHPV感染の有無について、ホルマリン固定パラフィン包埋組織標本を用いたp16の免疫組織学的検討で評価する。血清検体のある症例についてenzyme-linked immunosorbent assay (ELISA)法にてHPV抗体価を測定する。それぞれの予後への影響について、そしてそれらの相関関係について検討を行う、3) 大規模唾液腺がん患者コホートを用いて、組織型別での喫煙・飲酒状況の予後への影響について検討を行う。 令和2-3年度は唾液腺導管がん・唾液腺腺様嚢胞がん・唾液腺粘表皮がん・鼻副鼻腔がんコホートより、臨床関連予後因子 (原発部位、臨床病期、併存症、治療法など)・組織特異的な遺伝子異常(HER2・AR・MYBなど)についての情報を収集し、それらに加えて喫煙・飲酒習慣についてカルテより情報収集を行った。また鼻副鼻腔がんホルマリン固定パラフィン包埋組織検体を用いて、p16の免疫組織学的検討を開始した。HPVに関しては、タイピング検査を行うための準備を始めたところである。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2018年04月 -2023年03月 
    代表者 : 佐藤 慎太郎; 江崎 伸一; 中山 明峰; 川北 大介
     
    低酸素状態の口腔癌の研究にあたり、まずは正常組織における低酸素環境の解析が必要と考え、in vivoにおけるヒト口腔咽頭領域の低酸素環境として正常組織における睡眠時無呼吸の臨床的解析が必要と考えそれらについて検討し2018年度は学会にて発表を行ってきた。今年度の補助金は、 主に上記の学会発表での必要経費に当てられた。 1.2018年7月の日本睡眠学会学術集会(於:札幌市)において、睡眠時無呼吸に関する以下の演題の筆頭演者もしくは共同演者として発表を行った。なお、この発表を遂行するにあたって、補助金を旅費等に使用した。『高齢者の閉塞性睡眠時無呼吸に対する鼻腔手術・咽頭小形成術の同時併施についての検討』『悪夢により死まで想起させた閉塞性睡眠時無呼吸の一症例』『安価な市販の口腔内装置の効果を評価した1例』『CPAP治療がめまいと睡眠時無呼吸症合併例に及ぼす影響』 2.2018年9月の日本口腔咽頭科学会(於:名古屋市)において、睡眠時無呼吸に関する以下の演題の筆頭演者もしくは共同演者として発表を行った。なお、この発表を遂行するにあたって、補助金を諸雑費等に使用した。『小児睡眠時無呼吸症の術後CAI値の変化について』『閉塞性睡眠時無呼吸に対する咽頭および鼻腔の計画的手術施行例の検討』『チーム外科治療によりCPAP離脱した重症OSAおよび超肥満の一症例』 これらの研究により正常組織における低酸素環境下でもたらされる病態に理解が深まった。しかし、逆に口腔癌における低酸素環境を研究するためには口腔咽頭領域の低酸素環境として正常組織における睡眠時無呼吸症例の組織学的検討の必要性が生じた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 稲垣 宏; 加納 里志; 中黒 匡人; 奥村 嘉英; 岩井 大; 丹生 健一; 草深 公秀; 櫻井 一生; 山元 英崇; 河田 了; 村瀬 貴幸; 田口 健一; 正木 彩子; 羽藤 直人; 多田 雄一郎; 川北 大介; 花井 信広; 大上 研二; 長尾 徹; 長尾 俊孝; 内藤 健晴
     
    代表的な唾液腺腫瘍のひとつである腺様嚢胞癌に関して、EGFR経路の遺伝子異常を検索したところ、これらの異常がこれまで考えられていたよりもより高頻度に認められ、また患者の不良予後と関連することを明らかにした(Oncotarget、 2018年)。唾液腺腫瘍hは比較的稀であり、研究を進める上で多数症例の収集が重要である。本研究のために構築した多施設共同研究グループから約200例の症例を蒐集し、病理中央診断を行った(2018年9月)。これらの多数症例を用いて、現在さらに解析を続けている。 もう一つの代表的な唾液腺腫瘍である粘表皮癌に関して、CRTC1/3-MAML2融合遺伝子の意義を検討したところ、低い臨床病期症例に関して、融合遺伝子陽性症例では術後放射線治療を行わなくとも良好な予後を示すことを明らかにした(Head and Nec、 2018年)。同様なことが、高い臨床病期症例においても当てはまるか検討するため、構築した多施設共同研究グループから約100例の症例を蒐集した。今後、病理中央診断を行い、分子病理解析を行い、データを出す予定である。 この他、小細胞癌と関連した副鼻腔内反性乳頭腫(Auris Nasus Larynx、印刷中)および上咽頭明細胞癌(Acta Oto-Laryngologica Case Report、2018年)について症例報告を発表した。 また唾液腺腫瘍に関する日本語総説を依頼され執筆(病理と臨床)するとともに、シンポジウムでの発表を依頼され、講演を行った(日本臨床細胞学会およびTaiwan Joint Cancer Conference)。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2017年04月 -2019年03月 
    代表者 : 的場 拓磨; 今井 優樹; 大倉 永也; 川北 大介; 伊地知 圭; 遠山 竜也; 森田 明理; 村上 信五; 坂口 志文; 山崎 小百合
     
    制御性T細胞は、腫瘍(癌)に対する免疫を含め様々な免疫を抑制する。一方、頭頸部癌は主に口腔、咽喉頭に発生する癌であり、近年増加傾向にある。私たちは頭頸部癌における制御性T細胞の特徴を見出すため、その表現型や遺伝子発現などを解析した。 その結果、頭頸部癌組織において制御性T細胞の割合が増加しており、多くの制御性T細胞が免疫抑制にかかわる分子を発現していることを見出した。さらに、遺伝子発現解析によってそれらの制御性T細胞に特徴的な遺伝子発現パターンを発見した。

委員歴

  • 2023年04月 - 現在   日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会   愛知県地方部会学術部委員会副担当理事・委員
  • 2022年09月 - 現在   日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会   HPV関連がんとHPVワクチンに関するワーキンググループ委員
  • 2022年09月 - 現在   日本頭頸部癌学会   頭頸部悪性腫瘍登録委員会委員長
  • 2022年01月 - 現在   日本唾液腺学会   唾液腺癌に関するバイオマーカー検査に関するガイダンス/ガイドライン策定委員会委員
  • 2021年04月 - 現在   日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会   愛知県地方部会理事
  • 2021年04月 - 現在   日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会   東海地方部会連合会運営委員会委員
  • 2020年04月 - 現在   日本頭頸部癌学会   保険医療委員会委員
  • 2018年09月 - 現在   日本頭頸部癌学会   代議員
  • 2020年04月 - 2022年08月   日本頭頸部癌学会   ガイドライン委員会委員
  • 2018年09月 - 2022年08月   日本頭頸部癌学会   頭頸部悪性腫瘍登録委員会委員
  • 2018年09月 - 2020年03月   日本頭頸部癌学会   教育委員会委員

担当経験のある科目

  • 頭頸部腫瘍名古屋市立大学医学部

その他のリンク

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