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金光 禎寛 (カネミツ ヨシヒロ)

  • 医学研究科呼吸器・免疫アレルギー内科学分野 講師
Last Updated :2024/10/30

研究者情報

科研費研究者番号

  • 20765268

ORCID ID

J-Global ID

研究キーワード

  • 慢性咳嗽   喘息   

研究分野

  • ライフサイエンス / 呼吸器内科学

経歴

  • 2015年04月 - 現在  名古屋市立大学大学院医学研究科呼吸器・免疫アレルギー内科学助教

学歴

  • 2011年04月 - 2015年03月   京都大学大学院医学部医学研究科
  • 1998年04月 - 2004年03月   川崎医科大学

研究活動情報

論文

書籍

  • 喘息 診断と治療のABC
    金光 禎寛 (担当:分担執筆範囲:気管支サーモプラスティ)最新医学社 2018年06月

MISC

受賞

  • 2022年03月 日本アレルギー学会 サノフィ優秀論文賞
     Increased Capsaicin Sensitivity in Patients with Severe Asthma Is Associated with Worse Clinical Outcome. 
    受賞者: 金光禎寛
  • 2021年09月 名古屋市立大学大学院医学研究科 瑞友会賞
  • 2021年04月 日本呼吸器学会 第61回日本呼吸器学会学術講演会演題賞(学術部会賞)優秀賞
     
    受賞者: 金光禎寛
  • 2019年11月 令和1年度名古屋市立大学学長表彰
     
    受賞者: 金光禎寛
  • 2019年04月 2018年度名古屋市立大学医学部BSLベストティーチャー賞
     
    受賞者: 金光禎寛
  • 2019年04月 日本内科学会ことはじめ2019名古屋 指導教官賞
     
    受賞者: 金光禎寛
  • 2019年04月 平成31年度日本呼吸器学会・学会奨励賞
     
    受賞者: 金光禎寛
  • 2015年10月 日本咳嗽研究会 第17回日本咳嗽研究会 優秀演題賞
     
    受賞者: 金光 禎寛
  • 2014年09月 European Respiratory Society The ERS Abstract Grant for JRS Delegate 2014
     
    受賞者: 金光 禎寛
  • 2014年09月 京都大学大学院医学部 平成25年度京都大学医学部若手研究者優秀論文賞KMYIA
     
    受賞者: 金光 禎寛
  • 2013年04月 日本呼吸器学会 第53回日本呼吸器学会Best Presentation Award
     
    受賞者: 金光 禎寛
  • 2012年11月 日本アレルギー学会 第9回日本アレルギー学会学術大賞
     
    受賞者: 金光 禎寛
  • 2010年05月 日本アレルギー学会 第22回日本アレルギー学会春季臨床大会ポスター大賞
     
    受賞者: 金光 禎寛

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 金光 禎寛
     
    気道炎症を反映するバイオマーカーは喘息のフェノタイプを決定する重要な因子の1つであり、末梢血好酸球数、血清総IgE値、呼気一酸化窒素濃度はアレルギー性/Th2性気道炎症を反映するバイオマーカーとして抗体治療の導入や有用性の予測に利用されている一方で、難治例の非アレルギー性/非Th2性気道炎症を反映するバイオマーカーの確立が社会に残された課題である。近年、下気道のC線維の終末に主に発現するtransientreceptorpotentialvanilloid-1(TRPV1)受容体を介した知覚神経過敏と喘息の病態の関連が報告されており、特に女性、非アレルギー性喘息患者、喘息コントロール不良患者でTRPV1受容体アゴニストであるカプサイシンに対する咳応答の亢進(以下、カプサイシン咳感受性亢進)がみられ、応募者も長時間作用型抗コリン薬や気管支熱形成術がカプサイシン咳感受性の改善を介して難治例の喘息コントロールを改善させることを報告した。これらの既報はカプサイシン咳感受性亢進が非アレルギー性/非Th2性気道炎症や難治性喘息の病態を反映し、新たな治療標的になる可能性を示唆する。難治例の非アレルギー性/非Th2性気道炎症の病態を反映するバイオマーカーとしてカプサイシン咳感受性に着目し、本研究を通じて難治性喘息におけるカプサイシン咳感受性の意義を明確にすることを本研究の『問い』とし、併せて日常診療で利用可能なカプサイシン咳感受性を反映する血清バイオマーカー、質問票の確立をめざすことを目的で本研究を立案した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2017年04月 -2022年03月 
    代表者 : 新實 彰男; 金光 禎寛; 竹村 昌也
     
    初診遷延性・慢性咳嗽312例の解析で、GERDの頻度が他疾患合併例を含めると46%と高く、GERDの存在が咳の難治化に密接に関与することを証明した(Kanemitsu Allergol Int 2019)。前向きに集積した喘息患者157例で、ATS/ERSが示す重症喘息要因への咳受容体感受性亢進の有意な寄与を初めて示した(Kanemitsu AJRCCM 2020)。上記312例でのGERD例の診断におけるFSSG質問票の有用性(Kurokawa J Asthma 2021)、HARQ質問票を用いたGERDの喘息病態への関与も報告した(Kurokawa Allergol Int 2022)。

その他のリンク

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