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梶栗 潤子 (カジクリ ジュンコ)

  • 医学研究科薬理学分野 助教
Last Updated :2025/12/23

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論文

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2024年04月 -2027年03月 
    代表者 : 梶栗 潤子; 大矢 進
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2024年04月 -2027年03月 
    代表者 : 大矢 進; 梶栗 潤子; 鬼頭 宏彰
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2014年04月 -2017年03月 
    代表者 : 菊池 千草; 梶栗 潤子; 鈴木 匡; 今枝 憲郎; 松永 民秀
     
    血管障害発症のメカニズムの性差を解明するため,糖尿病モデル動物を用いた血管内皮機能評価と,アンケートを用いた女性の健診受診率に影響する因子の検討を行った.雌性ラットと雄性ラットのpost-occlusive hind limb reactive hyperemia indexを比較したところ、糖尿病モデル動物の雌性ラットではコントロールと比較し早期に血管内皮障害がおこることが判明した。アンケートの結果よりストレスを感じている女性は多く,特に子の養育と経済的要因が女性の健診受診を阻んでいることが明らかとなった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2013年04月 -2017年03月 
    代表者 : 伊藤 猛雄; 大塚 亮; 梶栗 潤子
     
    Poor distal runoff兎自家静脈グラフトでは内膜が著しく肥厚し、内皮由来一酸化窒素(EDNO)および内皮由来膜過分極因子(EDHF)の機能が障害された。コレステロール吸収阻害薬エゼチミブとDPP-4 阻害薬ビルダグリプチンはEDNOの機能を改善し、内膜肥厚を抑制した。しかしながら、これらの薬物は静脈グラフトのEDHFの機能障害を改善しなかった。兎自家頸動脈グラフトではEDNOの機能が亢進し、内膜肥厚はほとんど認められなかった。動脈グラフトで、EDHFの機能はわずかに抑制された。これらの結果は、自家グラフト血管での内膜肥厚抑制にEDNOが重要な役割を果たしている可能性を示唆する。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年 -2013年 
    代表者 : 菊池 千草; 松永 民秀; 今枝 憲郎; 鈴木 匡; 梶栗 潤子
     
    食後高血糖による血管障害機序と新規糖尿病薬dipeptidyl peptidase 4(DPP-4)阻害薬の効果を明らかにするため,モデル動物と患者情報を用いて検討した.糖尿病患者の動脈硬化性疾患発症には血糖値日内変動幅が影響していた.食後高血糖モデル動物血管壁ではリン酸化酵素であるprotein kinase C delta が減少し,内皮細胞一酸化窒素合成酵素由来の活性酸素が増加していた.DPP-4阻害薬の慢性投与は食後の血糖値の上昇を抑制し,活性酸素産生を抑制することを明らかにした.

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