研究者データベース

木下 明子 (アキヤマ アキコ)

  • 看護学研究科在宅看護学 助教
Last Updated :2024/09/07

研究者情報

科研費研究者番号

  • 00633869

J-Global ID

研究活動情報

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2026年03月 
    代表者 : 福山 由美; 古島 智恵; 秋山 明子; 伊藤 将子; 新地 浩一
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2018年04月 -2023年03月 
    代表者 : 福山 由美; 秋山 明子; 新地 浩一
     
    超高齢社会の進展, また国民医療費の増加などにより, 入院医療・施設介護が中心であったわが国の医療提供体制は, 急速に地域在宅にシフトしている.今後,加速度的に増大する在宅医療・介護需要に対応するため, 新卒看護師や外国籍看護師(経済連携協定,EPA)による人材確保と育成は喫緊の課題である. 本研究では,新卒訪問看護師が訪問看護の実践において感じる困難性についてインタビュー調査,また量的調査にて明らかにした.その結果に基づいて,在宅のあらゆる状況を想定したシミュレーション教材の開発を行い,文化的差異や在宅医療の経験年数に関わらず,在宅療養者の安全・安心に貢献できるシミュレーション教材の開発を行った.なお,本シミュレーション教材は,研究代表者のホームページ上に公開し,無料で学習できる教材として活用できるようシステムの開発を行った. 本シミュレーション教材は,看護基礎教育における学習教材として活用できるとともに,在宅での医療的処置におけるトラブル発生を想定したストーリー展開にもなっているため, 医療・介護に関する専門用語の理解が困難な外国人介護士や新卒訪問看護師等も活用できる内容となった. なお,本研究の成果をまとめ,新卒訪問看護師等が抱える困難性や教育ツールを周知することにより,在宅における医療的処置に付随するトラブルに気づけるよう, また, 急変時に適切な対応ができることに資することを目的とした報告書を作成する.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2017年04月 -2023年03月 
    代表者 : 秋山 明子; 河野 由美; 堀江 尚子; 栗林 伸子; 秋吉 久美代; 加藤 由加; 松川 真葵; 福山 由美
     
    研究目的:訪問看護師のキャリアパスを見据えた看護基礎教育と卒後教育が可能になる新卒訪問看護師育成・支援のための長期的な看護教育プログラムの開発に資する基礎資料を得ることを目的として,(1) 新卒者が訪問看護師としても就職できる看護基礎教育のあり方に関する検討、(2) 小規模の訪問看護事業所でも新卒訪問看護師が育成できる卒後教育体制の検討を行った. 研究方法:(1)新卒訪問看護師を対象としたインタビュー調査、(2) 熟練訪問看護師を対象としたインタビュー調査、(3) 全国の訪問看護事業所等に勤務する訪問看護師を対象としたアンケート調査 研究成果:新卒訪問看護師を対象としたインタビュー調査により明らかとなった新卒訪問看護師が感じていた看護実践上の困難は,(1)療養者のニーズを把握する能力,(2)日常生活援助を提供する能力,(3)診療の補助技術を提供する能力,(4)協働していく能力であることが示された.熟練訪問看護師を対象としたインタビュー調査,無記名自記式アンケート調査により明らかとなった熟練看護師が新卒の訪問看護師に求める能力は,(a)礼儀正しい態度,(b)看護師国家試験合格レベルの基本的な知識と看護技術の習得,(c)患者や家族に配慮できること,(d)基本的な看護技術の実践であることが示された. 本研究では,新卒訪問看護師が看護実践で困難を感じていることと熟練訪問看護師が新卒訪問看護師に求めている能力を検討したことにより,看護師国家試験合格レベルの基本的な知識と看護技術,看護基礎教育で学修した看護技術の実践は,現在の日本の看護カリキュラムでほぼ対応できているが,新卒の訪問看護師は,臨床の文脈で理論的な知識やスキルを翻訳および適用する際に困難を経験していること,熟練訪問看護師は,新卒者が訪問看護師として働くには,礼儀正しい態度を修得しておく必要があると考えていることが示唆された.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2014年04月 -2018年03月 
    代表者 : 福山 由美; 秋山 明子; 新地 浩一
     
    本研究は, 在宅における「予期せぬ入院」の定義、また、訪問看護が予期せぬ入院を予防できるかを検討した。成果として、自宅死率が国内で低い佐賀県の調査結果を以下に示す。佐賀県の在宅療養支援診療所/病院の活動状況の経年変化から,死亡場所に影響を与える要因を検討した.その結果,佐賀県の二次医療圏すべての地域において自宅死は増えていなかった.死亡場所に影響する在宅療養支援診療所/病院の活動は,訪問看護との連携が多いほど,自宅死(p<.001)での死亡が増えていた.このことから,訪問看護と在宅療養支援診療所/病院の連携,自宅死増加に影響し,訪問看護は予期せぬ入院の回避に貢献できる蓋然性が示唆された.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 早川 和生; 秋山 明子
     
    双子の母親互助組織ツインマザースクラブの会員1,733名を対象にした調査した結果として、TS式personality 診断テストの成績を比較すると社会順応力、家庭順応力、学校順応力の各々において一卵性ペアでは、級内相関係数が社会順応力0.817, 家庭順応力0.659, 家庭順応力0.655 となった。二卵性では社会順応力0.549, 家庭順応力0.500, 学校順応力0.489となった。一卵性の級内相関係数が核項目で二卵性をより高かったことは遺伝的因子の関与を示唆するもので宇宙語現象の解明に極めて重要な新知見と考えられる。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2010年 -2012年 
    代表者 : 三上 洋; 秋山 明子
     
    超高齢社会の進行により在宅での看取りが社会的要請となる中で、高齢者の在宅医療体制を充実することが大きな課題となっている。本研究は在宅療養支援診療所およびその利用者家族(遺族)の調査を通じて、その活動の実態を分析し在宅での看取りを可能にする要件を検討し、さらに在宅療養支援診療所のケアの質の評価尺度の作成を行った。

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