研究者データベース

松本 真実 (マツモト マミ)

  • 医学研究科神経発達・再生医学分野 特任助教
Last Updated :2024/06/11

研究者情報

学位

  • 博士(医学)(名古屋市立大学)

科研費研究者番号

  • 90880807

J-Global ID

経歴

  • 2022年10月 - 現在  名古屋市立大学大学院 医学研究科神経発達・再生医学分野特任助教
  • 2020年04月 - 2022年09月  名古屋市立大学大学院医学研究科 神経発達・再生医学分野博士研究員
  • 2020年04月 - 2022年03月  生理学研究所脳機能計測・支援センター 電子顕微鏡室特任研究員
  • 2019年04月 - 2020年03月  生理学研究所脳機能計測・支援センター 電子顕微鏡室技術支援員
  • 2016年04月 - 2019年03月  日本学術振興会特別研究員DC1

学歴

  • 2015年04月 - 2020年03月   名古屋市立大学大学院   医学研究科   生体防御・総合医学専攻
  • 2013年04月 - 2015年03月   名古屋市立大学大学院   医学研究科   医科学専攻

所属学協会

  • Society for Neuroscience   日本再生医療学会   日本神経化学会   

研究活動情報

論文

MISC

  • 澤本 和延; 松本 真実; 澤田 雅人 生体の科学 65 (3) 215 -219 2014年05月
  • 【神経再生の最前線】内在性神経幹細胞を用いた神経再生
    松本 真実; 匹田 貴夫; 澤本 和延 BIO Clinica 28 (13) 1228 -1232 2013年12月
  • 内在性神経幹細胞を用いた神経再生
    松本真実 , 匹田貴夫 , 澤本和延 BIO Clinica 28 (13) 38 -42 2013年

受賞

  • 2021年10月 第64回日本神経化学会大会 優秀発表賞
  • 2020年03月 名古屋市立大学大学院医学研究科 優秀論文賞
  • 2020年02月 第16回成体脳ニューロン新生懇談会 優秀発表賞
  • 2019年12月 第3回医・理・工連携みらい会議 特別奨励賞
  • 2017年09月 名古屋市立大学エピジェネティクス研究会リトリート 優秀発表賞
  • 2016年09月 第38回日本生物学的精神医学会・第59回日本神経化学会大会 合同年会 優秀発表賞

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究
    研究期間 : 2022年04月 -2024年03月 
    代表者 : 松本 真実
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
    研究期間 : 2020年09月 -2022年03月 
    代表者 : 松本 真実
     
    正常脳および傷害脳内を移動する新生ニューロンは、鎖状に連なって移動することが知られている。しかし、その機序の多くは未だ不明である。本研究では、正常脳および傷害脳内を移動する新生ニューロンの細胞接着を三次元的に明らかにした。新生ニューロンの細胞接着分子の発現を明らかにした。細胞接着分子除去による新生ニューロンの細胞接着への影響を調べた。細胞接着分子を調整する分子の機能を解析するための実験の準備を行った。
  • 成体大脳皮質傷害部へ向かう新生ニューロンの移動機構解明と再生誘導法の開発
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 松本 真実
     
    哺乳類脳の脳室下帯では、成体でも神経幹細胞から継続的に新生ニューロンが産生されている。これらの新生ニューロンは、鎖状の細胞塊を形成しながら移動し、嗅球で成熟ニューロンに分化する。一方で、脳傷害後には、脳室下帯の一部の新生ニューロンが鎖状で傷害部へ向かって移動し、失われたニューロンを再生することから、鎖状の新生ニューロン移動制御が成体脳内のニューロン移動に重要だと考えられる。また、ニューロン移動の調節には、微小管を制御する中心体や、細胞外シグナルを受け取って細胞内に伝達することが知られている一次繊毛が重要な役割を果たすと考えられている。しかし、成体脳を移動する新生ニューロンの接着や中心体、一次繊毛の制御については不明である。そこで本研究では、成体大脳皮質の脳梗塞モデルを用い、成体脳内における新生ニューロンの移動機構を解明することを目的とした。 新生ニューロンが成体脳内を移動する際には、鎖状の細胞塊を形成しながら移動することから、新生ニューロン間の細胞接着が重要であると考えられた。そのため、新生ニューロンの細胞間接着制御を調べることは、本研究課題の目的である新生ニューロン移動機構の解明につながると考えられる。そこで、当該年度においては、細胞間接着分子に着目し、正常脳と傷害脳内を移動する新生ニューロンにおける細胞間接着分子の発現を調べた。さらに、中心体や一次繊毛の詳細な構造や細胞間接着に関する構造の詳細を調べるために、電子顕微鏡解析を行った。これらの結果から、成体脳内を移動する新生ニューロンにおいて、中心体や一次繊毛が重要な役割を担う可能性が示唆された。また、鎖を形成する新生ニューロンの細胞間接着の制御機構に今回着目した細胞間接着分子が重要な働きをしていることが示唆された。

その他のリンク

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