研究者データベース

二宮 裕将 (ニノミヤ ヒロマサ)

  • 医学研究科細胞生化学分野 講師
Last Updated :2024/06/11

研究者情報

学位

  • 博士(理学)(東京大学)

科研費研究者番号

  • 40514237

J-Global ID

研究キーワード

  • 繊毛   上皮細胞   神経   組織伸長   中胚葉   収斂伸長   iPS細胞   両生類   分化誘導   初期発生   細胞分化   形態形成運動   

研究分野

  • ライフサイエンス / 進化生物学 / 進化発生学
  • ライフサイエンス / 細胞生物学
  • ライフサイエンス / 発生生物学 / 形態形成

経歴

  • 2019年04月 - 現在  名古屋市立大学医学系研究科細胞生化学講師
  • 2015年10月 - 2019年03月  名古屋大学医学系研究科環境労働衛生学研究員
  • 2015年04月 - 2015年09月  基礎生物学研究所形態形成研究部門研究員
  • 2013年04月 - 2015年03月  国立研究開発法人産業技術総合研究所幹細胞工学研究センター研究員
  • 2011年10月 - 2013年03月  東京大学総合文化研究科研究員
  • 2007年04月 - 2011年09月  University of TorontoDepartment of Cell & Systems Biologyreseach associate
  • 2002年02月 - 2007年03月  University of TorontoDepartment of Zoologypostdoctral fellow
  • 2000年10月 - 2002年01月  Duquesne UniversityDepartment of Biological Sciencespostdoctoral fellow
  • 1999年04月 - 2000年09月  University of TorontoDepartment of Zoologypostdoctral fellow

学歴

  • 1994年04月 - 1999年03月   東京大学   大学院理学系研究科   生物科学専攻
  • 1990年04月 - 1994年03月   信州大学   理学部   生物学科

所属学協会

  • 日本動物学会   日本発生生物学会   

研究活動情報

論文

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 二宮 裕將
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2020年07月 -2023年03月 
    代表者 : 加藤 洋一; 二宮 裕將; 伊藤 雅之
     
    本研究では、細胞小器官の繊毛の異常によって引き起こされるジュベール症候群関連疾患(JSRD)に焦点を当てている。JSRDは、脳形成異常、多発性嚢胞腎、網膜障害などを伴う先天性疾患で、既に複数の原因遺伝子が報告されているが、それらの遺伝子だけでは全てのJSRDの病因を説明することができない。そこで、約50例のJSRD患者のゲノム解析を行なったところ、10例以上のvariant of unknown significance (VUS)が認められた。本研究では、それらのVUSの病因性の確定と病因性が確定されたVUSによって引き起こされるJSRDの病態解析の解析を行う。さらに、アフリカツメガエル胚とアンチセンスオリゴを組み合わせる系を用いることで、JSRDのVUSに対して迅速で経済的にその病因性を確定できる系を確立していくことも本研究の目的としている。2021年度は、すでに施行されたJSRDのゲノム解析から判明したVUSの中で、これまでに繊毛病との関連が報告されていない4つの遺伝子について、それぞれをツメガエル胚でノックダウンし、繊毛の形態と腎臓の近位尿細管の拡張を検証した。これらの結果、2つの遺伝子のノックダウン胚で繊毛の形態の異常と近位尿細管の拡張を認めた。2020年度の結果を合わせると、4遺伝子ついては、繊毛の形態に影響を与え、その異常がJSRDの病態を引き起こす原因となっていることが示唆された。
  • ヒトiPS細胞を用いた先天奇形発症の解析系の開発
    堀科学芸術振興財団:医学研究科研究助成
    研究期間 : 2022年04月 -2023年03月
  • ヒトiPS細胞由来脊髄原基を用いた二分脊椎発症リスク評価系の開発
    日本学術振興会:基盤研究(C)
    研究期間 : 2019年04月 -2021年03月 
    代表者 : 二宮裕将
  • ヒトiPS細胞を用いた二分脊椎発症機構の解明
    日本二分脊椎・水頭症研究振興財団:第23回研究助成
    研究期間 : 2017年04月 -2018年03月 
    代表者 : 二宮裕将
  • iPS細胞を用いたヒト背側中胚葉の形態形成解析
    日本学術振興会:基盤研究(C)
    研究期間 : 2016年04月 -2018年03月 
    代表者 : 二宮裕将
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 高橋 秀治; 有泉 高史; 田中 利明; 二宮 裕將
     
    本研究では2種類の内胚葉へのスイッチ因子の探索を試みた。DNAアレイから見つかった因子や他の動物の研究から効果が示唆されている因子を数多くクローニング・過剰発現し、スイッチ機能の保持しているかを確かめたが現在のところ確定的な情報は得られていない。引き続きスクリーニングを行うことを計画している。また、iPS細胞の単一の内胚葉への分化を引き起こす方法については、本研究により単一の胚体内胚葉への不可逆的分化方法が開発できた。
  • 伸長運動を制御する諸要因についての解析
    日本学術振興会:基盤研究(C)
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 二宮裕将

その他のリンク

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