研究者データベース

福田 真未子 (フクタ マミコ)

  • 医学研究科法医学分野 講師
Last Updated :2024/03/19

研究者情報

学位

  • 修士(医学)(金沢大学)
  • 博士(医学)(名古屋市立大学)

科研費研究者番号

  • 60832201

J-Global ID

研究分野

  • ライフサイエンス / 法医学

研究活動情報

論文

MISC

  • 片側性小脳半球低形成の関与が示唆された自死事例
    福田 真未子; 中村 昌美; 大瀧 純; 菅野 さな枝; 加藤 秀章; 青木 康博 法医学の実際と研究 (64) 113 -120 2021年11月
  • 多剤併用の3剖検例 法医実務による薬物乱用の今日的課題の検討
    大瀧 純; 菅野 さな枝; 福田 真未子; 加藤 秀章; 中村 昌美; 青木 康博 法医学の実際と研究 (64) 121 -129 2021年11月
  • STR配列多型が個人識別における確率的評価に与える影響について
    福田 真未子; 加藤 秀章; 青木 康博 DNA多型 29 (1) 87 -90 2021年08月
  • 成人動脈管憩室動脈瘤の破裂による突然死例
    福田 真未子; 堀田 哲也; 中村 昌美; 大瀧 純; 菅野 さな枝; 加藤 秀章; 青木 康博 日本法医学雑誌 74 (2) 133 -134 2020年12月
  • 深層学習による骨盤骨の2次元深度画像を用いた性別推定
    福田 真未子; 琵琶坂 仁; 加藤 千晶; 堀田 哲也; 大瀧 純; 中村 昌美; 菅野 さな枝; 加藤 秀章; 臼井 章仁; 青木 康博 日本法医学雑誌 74 (1) 62 -62 2020年08月
  • Methamphetamineを慢性曝露したドパミン作動性細胞におけるERストレス誘導能
    菅野 さな枝; 永野 有紗; シャムスディン・ムハマド; 大瀧 純; 加藤 秀章; 福田 真未子; 中村 昌美; 堀田 哲也; 青木 康博 日本法医学雑誌 74 (1) 74 -74 2020年08月
  • 屋内で発見された遺体から分離された真菌の検討
    加藤 秀章; 菅野 さな枝; 福田 真未子; 堀田 哲也; 大瀧 純; 中村 昌美; 青木 康博; 矢口 貴志 日本法医学雑誌 74 (1) 91 -91 2020年08月
  • 主成分分析を利用した骨盤骨の年齢依存性変化の解析(第4報)
    琵琶坂 仁; 青木 康博; 福田 真未子; 臼井 章仁; 齋藤 春夫; 藤田 さちこ; 高宮 正隆; 出羽 厚二; 舟山 眞人; 杉山 一洋 日本法医学雑誌 74 (1) 96 -96 2020年08月
  • 好酸球性冠動脈炎を伴う冠状動脈解離による突然死の1剖検例
    福田 真未子; 堀田 哲也; 中村 昌美; 大瀧 純; 加藤 秀章; 菅野 さなえ; 青木 康博; 黒瀬 顕 日本法医学雑誌 73 (2) 155 -156 2019年12月
  • 切創のある筋肉における経時的な大規模遺伝子発現相関分析(Time course analysis of large scale gene expression in incised muscle using corresponding analysis)
    堀田 哲也; ガバラ・モハメド; 福田 真未子; 大瀧 純; 中村 昌美; 菅野 さな枝; 加藤 秀章; 青木 康博; 高宮 正隆 日本法医学雑誌 73 (1) 62 -62 2019年05月
  • ベイズ統計モデルを用いたポピュレーションデータにおけるハーディ・ワインベルグ平衡の検討
    福田 真未子; 大瀧 純; 中村 昌美; 堀田 哲也; 菅野 さな枝; 加藤 秀章; 青木 康博 日本法医学雑誌 73 (1) 77 -77 2019年05月
  • 骨に多彩な切痕を認め21年前の受傷状況が推定可能であった1例
    加藤 秀章; 菅野 さな枝; 福田 真未子; 堀田 哲也; 大瀧 純; 中村 昌美; 青木 康博 日本法医学雑誌 73 (1) 101 -101 2019年05月
  • 主成分分析を利用した骨盤骨の年齢依存性変化の解析(第3報)
    琵琶坂 仁; 青木 康博; 福田 真未子; 臼井 章仁; 齋藤 春夫; 藤田 さちこ; 高宮 正隆; 出羽 厚二; 舟山 眞人 日本法医学雑誌 73 (1) 109 -109 2019年05月
  • 血清中Exosomeの環境温度による安定性の経日的変化
    菅野 さな枝; 坂本 翼; 加藤 秀章; 福田 真未子; 堀田 哲也; 大瀧 純; 中村 昌美; 青木 康博 日本法医学雑誌 73 (1) 110 -110 2019年05月
  • 横隔膜ヘルニアによる成人突然死の1例
    加藤 秀章; 菅野 さな枝; 中村 昌美; 大瀧 純; 福田 真未子; 堀田 哲也; 江口 和人; 青木 康博; 小林 勝正 日本法医学雑誌 72 (2) 300 -300 2018年12月
  • 片側性小脳低形成を認めた急性エタノール中毒の一例
    福田 真未子; 堀田 哲也; モハメド・ガバラ; 大瀧 純; 中村 昌美; 加藤 秀章; 青木 康博 日本法医学雑誌 71 (2) 138 -138 2017年12月
  • 破損したゴルフクラブのシャフトによる経鼻腔的穿通性頭部外傷の一例
    加藤 秀章; 大瀧 純; 中村 昌美; 堀田 哲也; 福田 真未子; モハメド・ガバラ; 青木 康博 日本法医学雑誌 71 (1) 82 -82 2017年05月
  • 骨格筋における切開した創傷の経時的変化を知るための多様式分析法を用いたサイトカインの経時的研究(Time course study of cytokines using multiple modalities for incised wound aging in skeletal mescles)
    ガバラ・モハメド; 堀田 哲也; 高宮 正隆; 福田 真未子; 加藤 秀章; 大瀧 純; 中村 昌美; 青木 康博 日本法医学雑誌 71 (1) 104 -104 2017年05月
  • 調査法解剖(新法解剖)の概況 自検例による検討
    青木 康博; 福田 真未子; モハメド・ガバラ; 大瀧 純; 中村 昌美; 加藤 秀章; 柘植 友希 日本法医学雑誌 70 (2) 158 -158 2016年12月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 青木 康博; 福田 真未子; 琵琶坂 仁; 舟山 眞人
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 福田 真未子
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 青木 康博; 福田 真未子; 琵琶坂 仁; 臼井 章仁
     
    年齢推定法の検討のため,16~95歳の男性(404例)および女性(364例)の骨盤骨相同モデル(解析試料),およびそれらの各年代ごとの平均像を用いて,主成分分析を実施し,年齢との相関が見られる主成分を利用し,平均像の主成分値により上下に分割した試料群それぞれの平均像を加え,これらすべての平均像(平均像群)について改めて主成分分析を行い年齢との相関のある主成分を検索した。年齢推定は検証用に作成した男女の骨盤相同モデルの各主成分値を平均像群の主成分分析データから求め,各平均像の主成分値との距離から実年齢との差を比較した。その結果,男性については解析試料の第1,4,7主成分値を利用して作成した平均像群の主成分分析で,ともに第1主成分が年齢と強い相関(0.79<|R|<0.97)を示した。推定年齢と実年齢の誤差の平均は,12.4~13.4歳であり,年齢推定にある程度利用可能と考えられた。 一方,深層学習を利用した性別判定では,まず男女各300例(16~96歳)の相同モデルの姿勢と大きさを合わせ,骨盤傾斜角を一定とし,z軸座標(奥行き)をグレースケールで表したモノクロの2次元提示画像を作成した。学習済みネットワークとしてAlexNet, GoogLeNet, ResNet-50を採用し,提示画像をいくつかの基準に従い男女各150例選択し,再学習に用いた。テスト用データは,別に男女各150例の画像を同様にして作成し,性別判定を行って能力を評価した。90%以上の確度をもって属する性と判定した場合を正答とすると,正答率は88~98%であり,提示画像の種類では骨盤傾斜角60°の正面像の成績が良好で,学習データの選択では各性の平均像との面間距離が小さいものを用いた場合に正答率が高い傾向にあった。深度画像を使用した深層学習は法医学的個人識別において有用であると考えられた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 福田 真未子
     
    マイクロハプロタイプと呼ばれる一塩基多型が数百bpの範囲に数個並んだ部分のハプロタイプが,個人識別マーカーとして注目されている。本研究では未だ報告の少ないX染色体に着目し,日本人集団において高い多形性を有するマイクロハプロタイプマーカーの確立を目指す。本年度はポピュレーションデータを収集する対象座位の選択を行った。公開ゲノムデータである「1000ゲノム」を用いて,多型性の高いマイクロハプロタイプの検索を行った。まず,日本人集団を含む東アジア集団において多型性の高い座位が約300bpの範囲に3個以上含まれる部位を検索した。既報では500bp程度の長さのものも報告されているが,実験機器の都合上300bpに留める必要があった。次にこの中からアメリカ,アフリカ,ヨーロッパ,南アジアの各集団において比較的多型性が高いものを選択した。多数の候補部位が検索されたものの,セントロメアや末端部などプライマー設計が困難な部位が多く,選択基準の変更を複数回行う必要があった。さらに,同一染色体上で複数のマーカーを選択するためなるべく相互に距離があることが望ましいと考え,数Mbp以上の間隔をおくこととした。また,選択した座位は個別に検索し,疾患等と関連がないことを確認した。以上の工程を経て16箇所が選出でき,設計上1回のマルチプレックスPCRで増幅可能なプライマーセットを構成できた。申請時に準備中であったDNA試料の利用について倫理審査委員会を許可を得て,現在は実際の試料を用いて遺伝型データを解析中である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 青木 康博; 福田 真未子
     
    日本在住者747名につき,X染色体上の短鎖縦列反復配列(X-STR)27座位のデータを収集し,多型指標および連鎖不平衡の状態につき検討した。このデータを用いて行ったシミュレーションにより,XーSTRが父娘,および父由来アリルを共有する女性同胞(全同胞・父系半同胞)の鑑別に有用であることが示された。同胞尤度比算出のため,1)遺伝的距離に基づく組み換え価を採用し,座位ごとに順次計算する,2)連鎖不平衡が検出された座位はハプロタイプとして扱う,3)遺伝型に矛盾が生じた場合のみ突然変異を考慮する,としたモデルを考案した。本法は少ない計算量で妥当な同胞尤度比が得られ,法医遺伝学的に有用と考えられた。

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