中谷 英仁 (ナカタニ エイジ)
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医療統計学は、医学領域で行われる研究において、どのように計画を立てデータを収集するか、どうデータ解析するかの方法論を提供しています。
新薬開発や最適治療計画のために臨床試験や疫学研究は不可欠ですが、人を対象とした標本には不確実性を伴うため、因果関係を正しく推論するのは困難です。
主に以下のような活動をしています。
・治療効果などの因果関係を推論する因果推論を中心とした統計的方法論の研究
・臨床試験への医療統計家としての参画
・統計コンサルテーション
・臨床研究の研究デザイン選択・実施計画書(プロトコル)作成・データマネージメント・論文執筆
・統計レビュワーからのコメント対応
・難しい解析で困っている研究者の方からの相談
・実践(エビデンスの還元)
・臨床研究、臨床試験、医療ビッグデータ(臨床疫学・薬剤疫学)のデータ解析
[統計的方法論]
・観察研究データにおける治療効果の高いサブグループの検出
・Data Argumentation推定下でのサンプルサイズ設計
・交互作用項検定の制約に関する研究
[薬剤疫学・医療経済]
・生活習慣病患者における初回薬物治療の違いが心血管・脳血管イベント、死亡、医療費に与える影響の評価と、費用対効果に基づく治療選択の最適化
https://scholar.google.co.jp/citations?hl=ja&user=5MBgJ7EAAAAJ&view_op=list_works