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澤田 華世 (サワダ ハナヨ)
メールアドレス： hanayo  med.nagoya-cu.ac.jp | |||
Last Updated :2025/10/25
研究者情報
学位
J-Global ID
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研究分野
経歴
- 2022年09月 - 現在 公益大学法人 名古屋市立大学大学院看護学研究科 精神保健看護学講師
- 2021年07月 - 2022年08月 国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学医学部 看護学科助教
- 2016年04月 - 2020年03月 公立大学法人 名古屋市立大学看護学部 精神保健看護学助教
- 2015年04月 - 2016年03月 学校法人椙山女学園大学看護学部看護学科精神看護学助手
所属学協会
研究活動情報
論文
- Fujika Katsuki; Norio Watanabe; Masaki Kondo; Hanayo Sawada; Atsurou YamadaJournal of Eating Disorders 12 1 2024年05月
- 澤田 華世; 香月 富士日; 金子 典代; 塩野 徳史日本精神保健看護学会誌 32 1 10 - 18 (一社)日本精神保健看護学会 2023年06月 [査読有り]
- Fujika Katsuki; Atsurou Yamada; Masaki Kondo; Hanayo Sawada; Norio Watanabe; Tatsuo AkechiBioPsychoSocial medicine 17 1 4 - 4 2023年02月
- Atsurou Yamada; Fujika Katsuki; Masaki Kondo; Hanayo Sawada; Norio Watanabe; Tatsuo AkechiJournal of eating disorders 9 1 8 - 8 2021年01月
- 精神科看護師の首尾一貫感覚（SOC)とストレス対処過程との関連澤田 華世、香月富士日名古屋市立大学看護学部紀要第17巻 2018年03月 [査読有り]
- 看護師を対象とした首尾一貫感覚の研究に関する文献レビュー澤田 華世名古屋市立大学看護学部紀要 14 9 - 17 2015年03月 [査読有り]
講演・口頭発表等
- レジリエンス、自己効力感、首尾一貫感覚の限界と文脈依存性～新たな概念を求めて～ [通常講演]澤田華世; 野村直樹第37回日本社会精神医学会 2018年03月
- 精神科看護師の首尾一貫感覚（SOC)とストレス対処過程との関連 [通常講演]澤田華世; 香月富士日日本精神保健看護学会第25回学術集会・総会 2015年06月
MISC
- 当事者スタッフと専門職者が連携した相談活動の実践と効果澤田 華世; 町 登志雄; 陰山 朋久; 宮階 真紀; 森田 眞子; 山中 京子; 古谷野 淳子; 塩野 徳史 日本エイズ学会誌 25 (4) 519 -519 2023年11月
- 香月 富士日; 桐山 啓一郎; 高野 歩; 武用 百子; 澤田 華世; 山田 浩雅; 片岡 三佳; 日本精神保健看護学会社会貢献委員会 保健師ジャーナル 78 (2) 142 -148 2022年04月
- KATSUKI Fujika; YAMADA Atsurou; KONDO Masaki; SAWADA Hanayo; WATANABE Norio; AKECHI Tatsuo; RUCCI Paola Nagoya Medical Journal 56 (4) 2020年
- 澤田 華世; 古谷野 淳子; 塩野 徳史 日本社会精神医学会雑誌 28 (3) 296 -296 2019年08月
- 澤田 華世; 野村 直樹 日本社会精神医学会雑誌 27 (3) 216 -217 2018年08月
- ナースのための家族心理教育入門香月 富士日; 石川 恵己; 伊藤 環; 亀山 麻衣子; 児屋野 仁美; 澤田 華世 日本精神保健看護学会学術集会・総会プログラム・抄録集 27回 70 -70 2017年06月
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会：科学研究費助成事業研究期間 : 2025年04月 -2030年03月代表者 : 香月 富士日; 鄭 且均; 谷向 仁; 澤田 華世; 渡辺 範雄; 近藤 真前; 大田 えりか; 上原 徹; 山田 敦朗
- 日本学術振興会：科学研究費助成事業研究期間 : 2024年04月 -2027年03月代表者 : 木村 奈緒美; 澤田 華世; 五十嵐 稔子; 細川 陸也; 小川 成
- コミュニティセンターを活用したMSMに対するHIV感染症の有効な普及啓発方法に関する研究厚生労働省 厚生労働科学研究補助金 エイズ対策政策研究事業研究期間 : 2023年04月 -2025年03月代表者 : 塩野徳史; 今村淳治; 金子典代; 高久道子; 南留美; 仲村秀太; 和田秀穂他
- 日本学術振興会：科学研究費助成事業研究期間 : 2019年04月 -2024年03月代表者 : 香月 富士日; 山田 敦朗; 澤田 華世; 渡辺 範雄; 近藤 真前本研究は、コホート研究デザインを用い、摂食障害患者の母親が家族会などのサポートを得ることで、家族システムの悪循環が改善され、結果的に患者の摂食障害症状改善に結びつくことを検証することを目的として研究を行った。フォロー期間は１８か月間とした。 摂食障害と診断された患者とその母親を対象とし、札幌市、千葉市、名古屋市、福井市で参加者のリクルートを行い、3時点（初回・9か月後・18か月後）でアンケート調査を行った。アンケートは３回とも自宅に郵送し、記入後返送してもらった。患者への質問内容は、①摂食障害症状、②孤独感、③自尊心、④アサーション、⑤家族機能、母親へは、①自己効力感、②孤独感、③ソーシャルサポート、④抑うつ感、⑤傾聴力 ⑥不安感であった。分析は、各尺度の記述統計を行った後、18か月間の各変数の変化量について、共分散構造分析を用いて解析を行った。有意水準はP<0.05とした。 患者・母ともに回答の得られた57組（114名）のデータの解析を行った。母親へのサポートの増加、母親の傾聴態度の向上、患者のアサーティブな会話の増加、および患者のやせ願望の低下の間には有意な関係性がみられた（χ2/df=1.611, P=0.657, CFI=1.0, RMSEA = 0.0）。パス係数は1つを除き有意な値であった。 今回の調査結果は、摂食障害患者の母親に対してのサポートを増やすことで、母親と患者のコミュニケーションが増加し、そのことを介して、患者のやせ願望を低下させる可能性があることを示唆している。ただし、得られた対象者数が少なかったため、解釈は十分に検討する必要あり、引き続き十分なサンプル数を得て結果を考察する必要がある。