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遠藤 晋作 (エンドウ シンサク)

  • 看護学研究科成育保健看護学 准教授
メールアドレス: s-endomed.nagoya-cu.ac.jp
Last Updated :2024/04/02

研究者情報

学位

  • 看護学博士(2021年03月 名古屋市立大学)
  • 看護学修士(2013年03月 名古屋市立大学)

J-Global ID

研究分野

  • ライフサイエンス / 生涯発達看護学

学歴

  • 2015年04月 - 2021年03月   名古屋市立大学   大学院看護学研究科 博士後期課程   健康支援看護学分野 成育保健看護学専攻
  • 2011年04月 - 2013年03月   名古屋市立大学   大学院看護学研究科 博士前期課程   成育保健看護学専攻
  • 2004年04月 - 2008年03月   名古屋市立大学 看護学部

所属学協会

  • なごや看護学会   日本看護科学学会   日本小児保健協会   日本小児看護学会   

研究活動情報

論文

講演・口頭発表等

  • 外国人住民に対する保健情報の提供に関する支援者の課題の探索―慢性疾患患者へ看護を提供している看護師の一事例から―
    佐藤由佳; 樋口倫代; 八田早恵子; 遠藤晋作; 上田敏丈
    第42回 日本国際保健医療学会西日本地方会 2024年03月
  • 医療的ケアを必要とする18トリソミーの児を在宅養育する母親の思い
    腰山健人,遠藤晋作,堀田法子
    日本小児看護学会第32回学術集会 2022年07月
  • 手術目的で入院する子どもに付き添う母親の負担感とその関連要因の検討
    山口沙弥香; 齋藤子; 山内沙弥; 加藤千裕; 山本房美; 遠藤晋作
    第69回日本小児保健協会学術集会 2022年06月
  • 先天性心疾患児の社会適応スキルとその関連要因の検討
    小野瑞季; 伊藤有佳子; 山本千鶴; 遠藤晋作
    第69回日本小児保健協会学術集会 2022年06月
  • 多胎児をもつ特定妊婦の特徴および助産師の支援と課題
    渡邉梨央, 赤羽根章子, 木村奈緒美, 遠藤晋作, 上田敏丈, 堀田法子
    第17回 子ども学会議 2021年10月
  • 先天性心疾患をもつ学童の社会適応能力が母親による病気説明の実施基準に与える影響-医学的知識の説明に焦点を当てて-
    遠藤晋作; 樋口 倫代; 堀田法子
    第68回日本小児保健協会学術集会 2021年06月
  • The Relationship Between Internet Use and Attachment and Maternal Consciousness of Mothers with Infants
    Shoko Harano; Shinsaku Endo; Noriko Hotta
    2 nd INTERNATIONAL CONFERENCE ON PUBLIC HEALTH AND WELL-BEING 2020 2021年01月 口頭発表(一般)
  • 若年の特定妊婦の状況および助産師の効果的支援−SCATによる一事例の検討—
    赤羽根章子,渡邉梨央,上田敏丈,遠藤晋作,堀田法子
    第67回日本小児保健協会学術集会 2020年11月
  • 先天性心疾患をもつ学童期前半の子どもに対する母親からの病気説明の実際―1事例を通したSCATによる検討―
    遠藤晋作; 大賀満月; 鈴木琴子; 上田敏丈; 堀田法子
    第67回日本小児保健協会学術集会 2020年11月
  • 母親が先天性心疾患児に説明をする病気関連情報の構成―SCATを用いた検討―
    遠藤晋作,上田敏丈,堀田法子
    日本小児看護学会第29回学術集会 2019年08月
  • 先天性心疾患をもつ学童期までの子どもに対して 母親が行う病気説明の構造 ―SCATを用いた1事例による検討―  [通常講演]
    遠藤晋作; 上田敏丈; 堀田法子
    日本小児看護学会第28回学術集会 2018年07月
  • 医療処置場面における子どもと看護師・医師・親の発話対応の分析  [通常講演]
    遠藤晋作; 堀田法子
    日本小児看護学会 第27回学術集会 2017年
  • 先天性心疾患をもつ子どもに対する母親からの病気説明に関する文献検討-子どもの成長に伴った病気説明過程-  [通常講演]
    遠藤晋作; 堀田法子
    日本小児看護学会第25回学術集会 2015年
  • 先天性心疾患児に対する母親からの病気説明の難しさの検討-説明をしやすい・しにくい理由と内容-  [通常講演]
    遠藤晋作; 堀田法子
    第35回日本看護科学学会学術集会 2015年
  • 処置を受ける患児と医療者のコミュニケーションの特徴-処置室入室から穿刺前までに着目して-  [通常講演]
    山口大輔; 堀田法子; 山口孝子; 遠藤晋作; 安本卓也
    日本小児看護学会第24回学術集会 2014年
  • 処置中の医師,看護師,親,患児のコミュニケーションに関する研究(3)-処置時期別発話内容の比較-  [通常講演]
    遠藤晋作; 堀田法子; 山口大輔; 山口孝子; 安本卓也
    日本小児看護学会第24回学術集会 2014年
  • 先天性心疾患を持つ子どもへの母親からの病気説明に影響を与える要因の検討-母子関係に焦点を当てて-  [通常講演]
    遠藤晋作; 堀田法子
    日本小児看護学会第23回学術集会 2013年
  • 先天性心疾患を持つ子どもと母親の母子関係-Family Diagnostic Testを用いた検討-  [通常講演]
    遠藤晋作; 堀田法子
    第60回日本小児保健協会学術集会 2013年
  • 処置中の医師,看護師,親,患児のコミュニケーションに関する研究(1) -発話内容および個人内発話-  [通常講演]
    堀田法子; 遠藤晋作; 山口大輔; 山口孝子; 安本卓也
    第33回日本看護科学学会学術集会 2013年
  • 処置中の医師,看護師,親,患児のコミュニケーションに関する研究(2) -親同席の有無による発話内容の相違-  [通常講演]
    堀田法子; 山口大輔; 遠藤晋作; 安本卓也; 山口孝子
    第33回日本看護科学学会学術集会 2013年
  • 先天性心疾患児に対する母親からの病気説明に関連する要因の検討  [通常講演]
    遠藤晋作; 堀田法子
    第59回日本小児保健協会学術集会 2012年
  • 患児へのキワニスドール反応調査 心臓カテーテル検査への導入
    遠藤晋作; 岡口絵美; 小野佐和子; 木村有希; 森好江
    名古屋市立大学病院看護研究 2009年

MISC

  • 先天性心疾患を持つ子どもへの母親からの病気説明に影響を与える要因の検討ー母子関係に焦点を当ててー
    遠藤晋作 名古屋市立大学 大学院看護学研究科 修士論文 2023年03月
  • 先天性心疾患をもつ学童期までの子どもに対して母親が行う病気説明の構造
    遠藤晋作 名古屋市立大学 大学院看護学研究科 博士論文 2021年03月

受賞

  • 2023年06月 日本小児保健協会 令和 5(2023)年度 協会活動助成 小児保健奨励賞 優秀論文
     若年の特定妊婦の抱える問題と 訪問する助産師の支援と課題 
    受賞者: 赤羽根章子;遠藤晋作;木村奈緒美;渡邉梨央;上田敏丈;堀田法子
  • 2022年06月 日本小児保健協会 第69回 日本小児保健協会学術集会 一般演題 若手奨励賞 口演の部
     先天性心疾患児の社会適応スキルとその関連要因の検討 
    受賞者: 小野瑞季,伊藤有佳子,山本千鶴,遠藤晋作
  • 2020年 日本小児看護学会 第12回(2020年)研究奨励賞
     先天性心疾患をもつ学童期までの子どもに対して母親が行う病気説明プロセス 
    受賞者: 遠藤晋作;上田敏丈;堀田法子

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2022年04月 -2026年03月 
    代表者 : 樋口 倫代; サロンガ レジナルドバヤニ; 八田 早恵子; 上田 敏丈; 遠藤 晋作; 松浦 未来; 佐藤 由佳; 椎名 渉子
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 遠藤 晋作
     
    本課題は先天性心疾患をもつ子どもの病気概念の形成プロセスを明らかにすることを目的とし、医療者だけでなく母親や家族など子どもの周囲の人が、子どもと関わりを持つ上での指標を得ることに意義がある。 本課題へ直結する研究成果として、学会発表として「先天性心疾患をもつ学童の社会適応能力が母親による病気説明の実施基準に与える影響-医学的知識の説明に焦点を当てて-」を第68回日本小児保健協会学術集会にて発表、さらに学術論文として「先天性心疾患をもつ学童期までの子どもに対する病気説明における母親の情報認識プロセス」が日本小児看護学会誌第30巻に掲載された。これらにおいて検討した「病気説明」は子どもの病気概念の形成過程に大きく寄与し、今後行う調査や分析を行う上で重要な根拠となる。 また、第68回日本小児保健協会学術集会、および日本小児看護学会第31回学術集会の2つの学術集会に参加した他、国内外の文献検討を行い、研究の動向を探るとともに、研究課題をより有益かつ具体的なものとするための検討を行った。現在までの検討の結果、病気概念形成は子どもの自己形成形成に寄与していることが予測でき、先天性心疾患をもった子どもの発達課題に影響を与えるより包括的な概念として検討をする必要性が示唆されている。 合わせて、中学生以降の対象も含めたより適切な研究対象者の設定や、リサーチクエスチョンに対するより適切な調査内容について検討を行った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2019年04月 -2022年03月 
    代表者 : 堀田 法子; 遠藤 晋作; 赤羽根 章子; 山口 孝子; 渡邉 梨央; 上田 敏丈; 木村 奈緒美
     
    特定妊婦の心身や社会的状況の現状および助産師の支援内容や支援の困難さなどの問題を明らかにし、特定妊婦への支援スキルを検討することを目的に、2019年6月~9月まで10名のA市の特定妊婦家庭訪問を行っている助産師に個別に半構成的インタビューを行った。インタビュー内容は、妊婦の問題(身体・精神・社会的状況)、子ども家族、環境問題について、特定妊婦自身がどのような対処行動をとっているか、とれていないか(どのように向き合っているか)、その時の助産師の支援内容や関わりの難しさについてである。特定妊婦の心身や社会的状況の現状および助産師の支援内容や支援の困難さなどの問題を明らかにすることで、特定妊婦への支援スキルが向上し、児童虐待の予防につながることが期待できる。支援スキルの中でも、特定妊婦の対処行動の変容についての支援に注目したい。人が自分の状況に合わせて対処行動を組み合わせてストレスマネージメントする必要があるため、その支援をすることで、特定妊婦の虐待予防にもつながると考える。 インタビュー内容から50事例の支援内容が導き出せ,SCAT(Steps for Coding and Theorization)を用い分析している。 今年度は、一事例をSCATで分析した若年妊婦の一事例を「若年の特定妊婦の状況および助産師の効果的支援-SCATによる一事例の検討―」を2020年度日本小児保健協会学術集会で発表した。 現在は、14例の若年の特定妊婦を分析して論文作成している。また精神疾患を持つ特定妊婦についても分析し論文を作成している段階である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2017年04月 -2021年03月 
    代表者 : 遠藤 晋作
     
    第一研究では、先天性心疾患をもつ学童期までの子どもに対して母親が行う病気説明プロセスを明らかにし、その中にある「病気についての理解」と、「成長に付帯する病気説明選択要因」が母親から子どもに対する病気説明の実施基準となると考えられた。 第二研究では、病気説明の実施基準は第1因子「母親の説明コミュニケーション能力」、第2因子「子どもの説明受容力」、第3因子「子どもの説明アクセスリテラシー」の3因子で構成されていること、「子どもの説明受容力」には子どもの「言語スキル」「社会生活スキル」が、「子どもの説明アクセスリテラシー」には子どもの「言語スキル」「日常生活スキル」が関連することが明らかになった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2014年04月 -2019年03月 
    代表者 : 堀田 法子; 山口 孝子; 安本 卓也; 二宮 昭; 山口 大輔; 遠藤 晋作
     
    処置中の看護師のコミュニケーションでは、看護師は子どもに対し「遊び・気そらし」「説明」「肯定」「提案・相談」「確認」を発話し、子どもの自立性や主体性を引き出している。子どもは「否定」「確認」が多く、これらを受容する姿勢が求められる。さらに、コミュニケーションの特徴に「子どもに合った遊びの工夫により落着きを取り戻し気持ちが保てる」「子どもにとって重要な意向を見つけ出し共感・尊重することで落着く」「子どもの希望に応じられない場合、子どもにとって重要な点で交渉すると納得が得られる」「子どもの意向を汲んでいないと混乱する」が抽出され、看護師のコミュニケーションスキルが子どもに影響することが示された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2009年 -2012年 
    代表者 : 堀田 法子; 二宮 昭; 山口 孝子; 大塚 景子; 山口 大輔; 戸苅 創; 遠藤 晋作; 安本 卓也
     
    本研究から,処置中のコミュニケーション内容は 9 つの大カテゴリーに分類された。処置中の発話数は,看護師が最も多く,次いで患児,家族であった。医師は肯定的発話や医療者との発話が多く,看護師は患児に対する遊びや気そらしの発話が多く,患児は確認や否定が多かった。家族の同席の有無では,医師,看護師,患児ともに同席しない方が発話数は多く,医師,看護師は要求・指示が,患児は肯定的発話が多く,家族の同席の有無による相違が示唆された。さらに,相互交渉についての課題を見出した。

委員歴

  • 2022年09月 - 2026年08月   日本小児看護学会   専任査読者
  • 2022年08月 - 2026年03月   なごや看護学会   査読委員
  • 2022年 - 2023年   聖泉大学看護学部紀要 外部査読委員
  • 2017年08月 - 2019年06月   日本小児看護学会   総務委員
  • 2018年07月 - 2018年07月   日本小児看護学会   第27回学術集会 実行委員

その他のリンク

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