研究者データベース

山口 琴美 (ヤマグチ コトミ)

  • 看護学研究科看護実践教育共同センター 准教授
Last Updated :2024/06/11

研究者情報

通称等の別名

    山口 琴美

学位

  • 保健学博士(大阪大学)
  • 保健学修士(大阪大学)
  • 看護学学士(大阪大学)

科研費研究者番号

  • 40432314

J-Global ID

研究分野

  • その他 / その他

所属学協会

  • 日本母性衛生学会   日本助産学会   

研究活動情報

論文

講演・口頭発表等

  • 妊娠線が妊婦のQOLに与える影響  [通常講演]
    第52回日本母性衛生学会学術集会 2011年09月 その他 日本母性衛生学会

MISC

  • Management of Group B Streptococcus-positive pregnant women at maternity home in Japan.
    Kotomi Yamaguchi; Kazutomo Ohashi 31ST ICM Triennial congress 2017年 [査読有り]
  • Comparison of the neonatal outcomes of various types of bathingomparison of the neonatal outcomes of various types of bathing
    Kotomi Yamaguchi; Marie Furuta The 2nd International Neonatology Association Conference 2016年 [査読有り]
  • Relation between serum relaxin and presence of striae gravidarum among Japanese primiparae
    Yasuno Kayako; Yamaguchi Kotomi; Matsuura Hiromu; Ohwaki Masaya; Ohashi Kazutomo; Suganuma Nobuhiko XXⅠ FIGO World Congress of Gynecology and Obstetrics 2015年 [査読有り]
  • Excessive expectations for preventive effects reduces quality of life among pregnant Japanese women with striae gravidarum
    Kotomi Yamaguchi; Iseki Astuko; Suganuma Nobuhiko; Ohashi Kazutomo XXⅠ FIGO World Congress of Gynecology and Obstetrics 2015年 [査読有り]
  • Correlation between preventive steps for striae gravidarum and quality of life among Japanese pregnant women
    Kotomi Yamaguchi; Mamoru Yamashita; Nobuhiko Suganuma; Kazutomo Ohashi 9th The World Congress of Cosmetic Dermatology. 2013年 [査読有り]
  • Striae gravidarum and QOL in Japanese pregnant women.
    Kotomi Yamaguchi XX FIGO Congress ofGynecology and Obstetrics. 2012年10月 [査読有り]
  • Analyze of skin conditions related to striae gravidarum occurrence in Japanese primiparae women
    Yasuno Kayako; Yamaguchi Kotomi; Yamashita Mamoru; Ohashi Kazutomo; Suganuma Nobuhiko XX FIGO World Congress of Gynecology and Obstetrics. 2012年
  • Differences between Japanese programs in acquiring midwifery skills through practicum: Comparison of self-evaluations and instructor evaluations on student achievement.
    Chiba Y; Yamaguchi K; Kabeyama K lnternational Conference of International Confederation of Nurses (ICN) 2007年 [査読有り]

受賞

  • 2016年 The 2nd International Neonatology Association Conference. 1st Prize for E poster.
     Comparison of the neonatal outcomes of various types of bathing 
    受賞者: Kotomi Yamaguchi;Marie Furuta

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2022年04月 -2026年03月 
    代表者 : 山口 琴美; 石原 拓磨
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2017年04月 -2022年03月 
    代表者 : 井關 敦子; 中塚 幹也; 山口 琴美; 山田 奈央; 大橋 一友
     
    1.研究方法の概要:20名から研究参加に承諾が得られ面接調査を実施した。 2.個人の背景:年齢は30~70歳、性別適合手術(以下SRS)実施は3名、戸籍の性別変更終了者は2名であった。就業状況は2名が無職、18名は有職であった。婚姻状況は、既婚4名、独身12名であった。 3.成人後の職場での困難や問題、化粧や女性の装いの意味:職場では【退職を強要】【職場でのセクハラやパワハラ】等の問題があった。女子更衣室を使えないことに対して【女性にはなれない現実】をつきつけられた。一方、女性の服装や化粧をすることは女性としてのアイデンティティを確認し【情緒の安定と女性としての自分を取り戻す】必須の時間と空間であった。美容院やデパートの化粧品売り場での【女性として普通に対応し受容してくれる】者はMtF当時者の重要な支援者であった。また【女性の人生を送りたい私を受容してくれる妻】は心の支えであった。 4.治療状況、SRSに至った理由、SRSへの思い:ホルモン剤の開始を含め治療開始やSRS実施の動機は「女性で通用しない現実に直面」「子どもの成人」「中年男性の体臭に嫌悪」等であった。SRS未実施の理由は、「子どもの教育費の確保」「親の性別変更は子供の不利益」「SRSは体力的に心配」「ホルモン治療で外見が女性化し満足」等であった。一方で【本物の女性でないぶん努力しなければ女性に追いつけない】【全身治療し完全な女性になりたい】との思いもあった。また、SRS実施者は「治療は私の救い、治療により本当の人生が始まる」「治療したことで本当の自分を取り戻した」と【女性性の回復】【治療したことへの満足】を述べていた。 5.性別違和(性同一性障害)の意味付け:「治療で多くのものを無くしたが、得た物のほうが多い。この病に生まれついたのは尊く何かの使命」と、【苦悩を乗り越え性別を超越した人格的発達】に至った当事者もあった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 山口 琴美; 井關 敦子; 古田 真里枝; 大橋 一友; 河合 昌彦
     
    2014年助産業務ガイドラインの改訂に伴い、B群レンサ球菌(GBS)陽性妊婦の分娩を助産所や自宅でも行えるようになったが、実情はわからない。助産師や小児科・産科医師を対象にGBS感染症に関するガイドラインへのコンプライアンスや意見等を調査した。助産所の助産師は、約66.2%がGBS陽性妊婦の分娩を取り扱っていたが、コンプライアンス率は低く、小児科及び産科医師ともに助産業務ガイドラインの存在だけでなく、その改訂も周知率が低いことが明らかとなった。助産所の助産師は、既存のガイドライン遵守に向けて、慎重に小児科医師及び産科医師とGBS陽性妊婦の取扱いについて相談していく必要があることが示唆された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 古田 真里枝; 山田 重人; 飯田 貴映子; 内海 桃絵; 前田 祐子; 山口 琴美
     
    看護系大学や大学院助産課程における、システマティックレビューに関する教育の実態とニーズ調査を行うとともに、先駆的教育を行っている英国の大学にて実地調査を行い、システマティックレビューに必要なステップの学習形態と授業内容の詳細な把握に努めた。その後、教材試作版を申請者が所属する大学院助産学生を対象に試行・評価した。結果、学生の個々の理解度の違いからe-leaning のみで理解を促すのは困難であることが明らかになった。対面授業と組み合わせた教育実践についてさらなる探求が必要である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 古田 真里枝; 菅沼 信彦; 山田 重人; 山口 琴美; 元木 環; 宗田 聡; 近藤 祥子
     
    産前の帝王切開教育モデルを開発し、その効果を検証することを目的に本研究を実施した。産前の帝王切開教育モデルのデザイン・開発に向けて、帝王切開経験者を対象とした質的研究や、全妊婦を対象としたニーズ調査などを実施するとともに、専門家(産婦人科医・助産師、教材開発の専門家)やユーザから助言を得た。開発した帝王切開教育モデルの効果(分娩時のコントール感、産後のPTSD症状やうつ症状に対する効果)を検証するため、プレテストを経てランダム化比較試験を近畿圏内の大学病院一施設にて実施した。 現在、研究は最終段階にある。研究結果は学術誌や学会を通じ広く公表する予定である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 山口 琴美
     
    海外を含め、妊娠線に関する研究はほとんど行われていない。妊娠線の出現時期も明確になっていない現状である。 今回は、妊娠線の出現経過と妊娠線出現と血清リラキシン濃度との関連をみた。妊娠28週時点で妊娠線が出現しているものがあったが、多くは妊娠34週以降に出現していた。また妊娠経過に伴い、妊娠初期・中期・後期と血清リラキシン濃度の変化と妊娠線に出現には有意な関連性は認めなかった。 妊娠線の有無の2群の差で血清リラキシン濃度の経過をみたため、出現時期別により血清リラキシン濃度との関連性は見ることができなかった。今後は今回明らかとなった出現系経過と共に妊娠線出現の原因を探索するする必要性がある。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2013年04月 -2015年03月 
    代表者 : 菅沼 信彦; 渡邊 浩子; 亀田 知美; 山口 琴美; 山口 琴美
     
    妊娠糖尿病は周産期合併症の1つであるが、その影響は周産期だけではなく、将来の2型糖尿病の発症のリスクファクターとなる。我々は妊娠中期の健康妊婦を対象に、4週間加速度計を装着し、1日の平均歩数と耐糖能との関連を調査した。その結果、6000歩以上の歩行により、随時血糖値が明らかに低下することを報告してきた。糖尿病の治療管理には、食事療法とともに運動療法が効果的であることはよく知られているが、妊婦においては過度の運動は困難である。しかしながら歩行という日常的身体活動でも効果が得られたことから、今回は妊娠糖尿病を発症した妊婦に運動介入を行い、その治療効果を検証した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2011年 -2012年 
    代表者 : 菅沼 信彦; 渡邊 浩子; 山口 琴美; 能町 しのぶ
     
    妊娠初期における葉酸補充効果を検証するため、葉酸が添加されているガムを噛むことで、つわりの症状が改善するか否かを調査した。妊娠初期妊婦を対象に、葉酸添加あるいは非添加ガムを用い、ガム摂取前ならびに摂取後1週間と2週間につわり症状の改善度を自己評価した。その結果、つわり症状は葉酸添加ガム摂取により明らかに改善した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2011年 -2012年 
    代表者 : 山口 琴美
     
    日本だけでなく海外を含め、妊娠線に関する研究はほとんど発表されておらず、妊娠線の出現機序や原因について明らかにされていない。妊娠線出現と妊娠線予防行動が妊婦の心理面に及ぼす影響について初めて QOL 評価票を使って明らかにした。妊娠線予防対策実施群では、妊娠線が出現しているにもかかわらず、QOL に差異を認めなかった。そのため、妊娠線予防対策は妊婦に対して QOL の視点から考慮されるべきことが示唆された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2007年 -2010年 
    代表者 : 我部山 キヨ子; 稲葉 忠司; 小畑 秀明; 柳吉 桂子; 千葉 陽子; 山口 琴美; 和泉 美枝; 羽太 千春; 中堀 裕代; 武藤 若子
     
    助産師による超音波検査の実態・特徴・問題点を調べた。1)医師数および助産師が少ない施設では医師と助産師の役割分担が促進し,助産師による超音波検査の実施が進行していた。2)助産師と医師の超音波検査の比較では,胎児推定体重の計測技術,妊婦の認識,妊婦への心理的影響において差は認められず,助産師が超音波検査法を行うことに対してほとんどの妊婦が肯定的であった。3)助産師学生に対する超音波シミュレーターを用いた調査では,安定した時間で胎児各部位の正確な計測ができるまでには,少なくとも10回程度の演習が必要であった。4)さらに,4年間を通して助産師が超音波診断技術を修得するために使用する精巧で本物に近似した画像が得られる超音波用人体模型(妊娠20週)を開発した。 これらの結果から,助産師による超音波検査の実施を拡張するべきであり,超音波教育体制や健診異常時の相談体制の確立が重要である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2007年 -2009年 
    代表者 : 我部山 キヨ子; 谷口 初美; 山口 琴美; 佐藤 喜根子; 渡邊 浩子; 千葉 陽子
     
    本研究の目的は、不妊治療後妊娠者とそのパートナーの周産期(妊娠期・分娩期・産褥期)の身体的・心理的・社会的問題を明らかにし、安心して周産期をすごせるためのケアガイドラインを構築することであり、本年度が最終年である。 1. 平成19年~20年に亘って行った調査のまとめ 平成19年~20年に不妊治療を実施している施設で働いている看護職者に対する調査結果をまとめて、女性心身医学に投稿した。平成20年度の後半に実施した不妊治療センターを併設する京都府内の産婦人科1施設における未経産の妊婦147名に対する調査は、3つの学会で報告した。 2. ニュージーランドにおける不妊治療後妊娠者のケアガイドラインを調査 ニュージーランドの病院および助産院において、助産師教育および助産師業務の中の不妊治療者および不妊治療後妊娠者のケアを視察した。ニュージーランドの助産師教育の中では、ハイリスク妊婦の分類の中で不妊治療者および不妊治療後妊婦へのケアが教育されている。しかし、実際のケアにおいては、特に不妊治療者および不妊治療後妊婦に対する特別なガイドラインは創設されておらず、わが国と同様である。わが国でも、本調査で看護職者は不妊治療後妊娠群に対して特別のニーズや特別なケアの必要性を高く認識していること、および,不妊治療後妊娠群は自らを特別だ,特別に取り扱って欲しいと捉えているにもかかわらず,自然妊娠群と岡様に扱っているという実態が認められ,認識と実践の不一致も明らかとなった。また、ケアで重要な時期として,「妊娠初期£と「産褥期」を挙げ,不妊治療後妊娠群に対して精神的なケアやカウンセリングの必要性を示唆された。今後は看護職に対して不妊治療後妊娠者に対する教育の機会を増やすだけでなく,不妊治療後であることを踏まえた周塵期の時期別ケアに関する教育など教育内容の充実を図ることの重要性が示唆された。

社会貢献活動

  • ◎研究室から大学はいま:助産業務拡大,より安全に
    期間 : 2019年04月16日 - 2019年04月16日
    役割 : その他
    主催者・発行元 : 岐阜新聞
    イベント・番組・新聞雑誌名 : マスコミ報道
  • 新生児蘇生法講習会
    期間 : 2018年09月23日 - 2018年09月23日
    役割 : 講師
    種別 : その他
    主催者・発行元 : 岐阜大学
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 研修会
    大学生 岐阜大学医学部看護学科 3
  • 新生児蘇生法講習会
    期間 : 2018年08月25日 - 2018年08月25日
    役割 : 講師
    種別 : その他
    主催者・発行元 : 岐阜大学
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 研修会
    大学生 岐阜大学医学部看護学科 3
  • 新生児蘇生法講習会
    期間 : 2018年06月21日 - 2018年06月21日
    役割 : 講師
    種別 : その他
    主催者・発行元 : 岐阜大学
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 研修会
    大学生 岐阜大学医学部看護学科 3

その他のリンク

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