研究者データベース

安東 由佳子 (アンドウ ユカコ)

  • 看護学研究科 教授
Last Updated :2024/04/26

研究者情報

学位

  • 博士(保健学)(広島大学大学院保健学研究科)

J-Global ID

研究キーワード

  • マインドフルネス   看護職や学生のストレス   神経難病看護   キャリア教育   慢性期看護   

研究分野

  • ライフサイエンス / 臨床看護学

経歴

  • - 現在  名古屋市立大学大学院看護学研究科Graduate School of Nursing准教授,教授
  • 北里大学看護学部School of Nursing助手,講師
  • 広島大学医学部保健学科Institute of Health Sciences, Faculty of Medicine助手

学歴

  • 2004年04月 - 2007年03月   広島大学大学院 保健学研究科   Graduate School of Health Sciences
  •         - 1999年   広島大学大学院   医学系研究科   保健学専攻
  •         - 1990年   北里大学   Faculty of Nursing

所属学協会

  • 日本マインドフルネス学会   日本看護研究学会   日本看護科学学会   

研究活動情報

論文

講演・口頭発表等

  • Yukako Ando; Ryoko Ohara; Kanako Yamauchi; Toshio Kobayashi
    The Barcelona Conference on education, Barcelona 2020年09月
  • マインドフルネスと自己の「強み」の認識の関連について
    山内加奈子; 安東由佳子; 小林敏生
    第66回日本学校保健学会 2019年11月
  • 国内を対象としたDNARに関する看護文献の検討
    青木駿介; 安東由佳子
    日本看護研究学会東海地方会学術集会 2019年03月
  • Toshio Kobayashi; Akemi Furuyashiki; Kensuke Norikoshi; Masako Hanaoka; Keiji Tabuchi; Yukako Ando
    The 18th Annual Hawaii International Conference on Arts and Humanities 2019年01月 ポスター発表
  • Relationship between Mindfulness and Stress Response in Japanese Nursing Students,~Focus on the Impact of Sense of Coherence~
    Yukako Ando; Kanako Yamauchi; Ryoko Ohara; Yuki Ito; Shiho Hasegawa; Shunsuke Aoki; Toshio Kobayashi
    The 5th IAFOR International Conference on education 2019年01月
  • 成人期発症1型糖尿病患者におけるセルフケア能力に関連する心理・社会的要因
    中島啓子; 安東由佳子
    第31回日本看護福祉学会学術大会 2018年07月
  • 看護系大学生への体験交流型キャリア教育の試み
    安東由佳子; 山内加奈子; 小林敏生
    第31回日本看護福祉学会学術大会 2018年07月
  • 地域高齢者のADLの関連要因としてのソーシャルキャピタルおよび首尾一貫感覚
    小林敏生; 山内加奈子; 安東由佳子
    第31回日本看護福祉学会学術大会 2018年07月
  • 在宅パーキンソン病患者の抑うつ,QOLおよびSOCの関連
    安東由佳子; 植木美乃; 山脇健盛; 饗場郁子; 齋藤由扶子; 犬飼晃; 阿部朱美; 松川則之; 小林敏生
    第82回日本健康学会
  • Japanese Nursing Students’ Sense of Belongingness During the Clinical Placement  [通常講演]
    Yukako Ando; Takako Yasuda; Ryoko Ohara; Mizue Yuge; Mieko Sokabe; Mina Yonekawa
    The 2nd Asia-Pacific Nursing Research Conference,2017,Taipei 2017年
  • Perception of Safety and Security During the Clinical Placement at Japanese Nursing Students,  [通常講演]
    Ryoko Ohara; Mieko Sokabe; Takako Yasuda; Misuzu Yuge; Yukako Ando; Mina Yonekawa
    The 2nd Asia-Pacific Nursing Research Conference,2017,Taipei 2017年
  • パーキンソン病患者における1年後のうつ発症率およびうつ発症とSOCの関連  [通常講演]
    安東 由佳子; 阿部 朱美; 奥田 鈴美; 植木 美乃; 山脇 健盛; 小林 敏生
    パーキンソン病・運動障害疾患コングレスプログラム・抄録集 2016年10月
  • 大学入学早期の看護学生における社会人基礎力と性格傾向および職業キャリアレディネスの関連  [通常講演]
    安東 由佳子; 金子 典代; 池田 由紀; 小林 敏生
    日本看護研究学会雑誌 2016年07月
  • パーキンソン病患者の疾病自己管理の実態および抑うつとの関連  [通常講演]
    安東 由佳子; 阿部 朱美; 植木 美乃; 山脇 健盛; 尾崎 伊都子; 大谷 玲子; 小林 敏生
    日本健康教育学会誌 2016年05月
  • Association between QOL and the sense of coherence in patients with Parkinson’s disease  [通常講演]
    Yukako Ando; Akemi Abe; Yoshino Ueki; Takemori Yamawaki; Itsuko Ozaki; Akira Inukai; Ikuko Aiba; Yufuko Saito; Noriyuki; Matsukawa; Toshio Kobayashi
    4th World Parkinson Congress,2016.,Portland 2016年
  • Depression and its related factors in patients with Parkinson’s disease  [通常講演]
    Toshio Kobayashi; Akemi Abe; Yoshino Ueki; Takemori Yamawaki; Itsuko Ozaki; Akira Inukai; Ikuko Aiba; Yufuko Saito; Noriyuki Matsukawa
    4th World Parkinson congress,2016,Portland 2016年
  • パーキンソン病患者のQOLに関連する心理・社会的因子の検討
    安東由佳子; 植木美乃; 山脇健盛; 尾崎伊都子; 阿部朱美; 犬飼晃; 饗場郁子; 斎藤由扶子; 川南勝彦; 松川則之; 小林敏生
    第9回 パーキンソン病・運動障害疾患コングレス 2015年10月
  • Self-management behaviors and psychological and social factors influencing QOL in patients with parkinson disease  [通常講演]
    Yukako Ando; Yoshino Ueki; Takemori Yamawaki; Itsuko Ozaki; Akemi Abe; Akira Inukai; Ikuko Aiba; Yufuko Saito; Katsuhiko Kawaminami; Noriyuki Matsukawa; Toshio Kobayashi
    ISO QOL 22nd Annual Conference,2015,Canada 2015年
  • 実習への取り組みに関する自己決定関連要因の検討
    伊藤美幸; 安東由佳子; 加藤亜妃子; 池田由紀
    第34回日本看護科学学会学術集会 2014年11月
  • 神経難病専門病棟に勤務する看護職のQOLと離職願望の関連
    安東由佳子; 片岡健; 小林敏生
    日本健康心理学会第27回大会 2014年11月
  • 高齢者ケア施設で働く看護職員の実態調査について【第二報】-看護職が看取りケアに対して感じている課題-
    岡庭直子; 安東由佳子; 村中峯子; 齋藤訓子
    第44回 日本看護学会-老年看護-学術集会 2013年
  • 高齢者ケア施設で働く看護職員の実態調査について【第一報】-労働条件・労働環境の実態-
    村中峯子; 岡庭直子; 安東由佳子; 齋藤訓子
    第44回 日本看護学会-老年看護-学術集会 2013年
  • 神経難病患者をケアする看護師の抑うつ・離職に影響を及ぼす仕事ストレッサーの探索
    安東由佳子; 田中克俊
    第26回日本ストレス学会 2010年11月
  • 神経難病患者をケアする看護師の精神的健康度とバーンアウト後の行動的ストレス反応のリスク
    安東由佳子; 片岡健; 小林敏生
    第47回日本医療・病院管理学会学術総会 2009年10月
  • 神経難病患者をケアする看護師におけるバーンアウト因果モデルの作成と検証
    安東由佳子; 北岡和代
    日本健康心理学会第21回大会 2008年09月
  • 神経難病患者をケアする看護師の仕事ストレッサー尺度開発(第1報)-仕事ストレッサー尺度の作成-
    安東由佳子; 片岡健; 小林敏生; 岡村仁
    第27回日本看護科学学会学術集会 2007年12月
  • 神経難病患者をケアする看護師の仕事ストレッサー尺度開発(第2報)-仕事ストレッサー尺度の信頼性・妥当性検証-
    安東由佳子; 片岡健; 小林敏生; 岡村仁
    第27回日本看護科学学会学術集会 2007年12月
  • 神経難病患者と密接に関わる看護師をBurnoutに導く要因の 構造化
    安東由佳子; 片岡健
    第35回日本看護学会抄録集~看護管理~ 2004年10月
  • Yukako Ando; Ryoko Ohara; Kanako Yamauchi; Toshio Kobayashi
    The Barcelona Conference on education 2000年09月 口頭発表(一般)
  • 神経難病患者の病みの体験過程  [通常講演]
    檜垣 由佳子; 鈴木 正子
    日本看護科学学会学術集会講演集 1999年11月
  • Effect of differences in nursing method on patient's body viewpoint  [通常講演]
    Journal of Japan Intractable Illness Nursing Society 1999年
  • The Constitution of the Phenomenon of "Burn out Syndrome" as Perceived by Nurses in the Palliative Care Unit  [通常講演]
    Journal of Japanese Nursing Research 1999年

MISC

受賞

  • 2019年11月 日本健康学会 優秀論文賞
     
    受賞者: 安東由佳子
  • 2007年 日本看護研究学会 日本看護研究学会奨励賞
     
    受賞者: 安東 由佳子
  • 2006年 広島大学大学院 広島大学大学院保健学研究科優秀論文賞
     
    受賞者: 安東 由佳子

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年 -2027年 
    代表者 : サブレ森田さゆり,徳田治彦,前田圭介,荒井秀典,安東由佳子
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2021年04月 -2025年03月 
    代表者 : 小林 敏生; 山内 加奈子; 乗越 健輔; 安東 由佳子; 影山 隆之
     
    労働者のメンタルヘルス不調による長期休業や過労自殺は,働き盛り世代を中心として増加傾向にあり,メンタルヘルスの保持増進は職場における健康管理の重要課題である.現在,COVID-19の感染拡大によって在宅勤務等のリモートワークが日常的になりつつあるが,リモートワークによるメンタルヘルス不調の増加も健康上の問題となっている.申請者らはこれまでに,森林環境への滞在が労働者の心身の健康保持増進に効果的であることを報告してきており,本研究では,豊かな森林環境下における転地型リモートワークの効果に注目し,リモートワークが心身の健康および労働効率に及ぼす影響について検討する.具体的には,①都市部の労働者を対象に,森林環境下での転地型リモートワークを行い,その健康増進効果および労働効率に与える影響について検証する.②メンタルヘルス不調にて休業中の労働者を対象に森林環境下のリモートワークを実施し,精神的健康への効果を検証する.以上,得られた結果に基づき,労働者の健康保持増進と労働効率に寄与する転地型リモートワークプログラムを提案する. 2021年度は、自然環境下で行うリモートワークの先進地(長野県信濃町)を訪問し,プログラムの実際とその効果についての情報収集を行い,本研究におけるリモートワークプログラム案を作成する予定であったが,COVID-19の感染拡大が継続しており,現地視察が困難となったため,オンラインにて情報収集を行い,プログラム案を作成した.また,研究実施地域の安芸太田町が提供する施設(Wi-Fi完備)にて,リモートワークの実施環境を整備した.さらに,広島産業保健総合支援センターと連携して,産業医,産業保健師,衛生管理者等を対象とした,森林環境を利用した森林浴体験(産業保健セミナー)を実施し,本研究への参加企業の募集を行った.
  • 在宅パーキンソン病患者の抑うつに対する非薬物的アプローチの検討
    公益財団法人勇美記念財団:在宅医療研究助成
    研究期間 : 2020年 -2022年 
    代表者 : 安東由佳子
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2017年04月 -2021年03月 
    代表者 : 安東 由佳子; 小林 敏生; 山内 加奈子; 大原 良子
     
    2021年度はデータ解析を進めた.看護学生のストレスの実態およびマインドフルネスとストレス反応との関係にSOCを加えた3変数間の関連を明らかにすることを目的とした.マインドフルネスがストレス反応へ関与するメカニズムを明らかにすることで,学生を対象としたストレスマネジメント教育を検討する際の基礎資料を作成することを目指した. 質問紙配布数174部,回収数150部(回収率97.3%),マインドフルネス,SOC,ストレス反応の項目に未記入がある回答20部を除外したため,有効回答数は130部(有効回答率74.7%)であった.ストレス反応を従属変数,マインドフルネスを独立変数,SOCを媒介変数として媒介分析を実施した.SOCを介したマインドフルネスからストレス反応への間接効果についてはバイアス修正ブートストラップ法により,間接効果の信頼区間を算出した.分析の結果,ストレスの実態調査では,(自分は)ストレスを感じやすいと捉えている学生が約7割,臨地実習への予期的不安を抱えている学生が約8割を占めており,多くの学生が自分のメンタルヘルスへ不安を抱えている状況が示された.さらに,媒介分析で検討した結果,マインドフルネスからストレス反応への直接効果(β=-.40, p<.001)は,媒介変数としてSOCを組み込むと有意でなくなり,SOCを介した間接効果のみが有意となった(β=-.38,95%CI:-.47~-.29,p=.01).以上より,マインドフルネスがストレス反応を軽減する媒介要因の1つとしてのSOCの可能性が示され,マインドフルネス介入を行う際はSOCへも着目することや,介入前のSOC評価の重要性が示唆された.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2016年04月 -2020年03月 
    代表者 : 小林 敏生; 張 峻屹; 影山 隆之; 安東 由佳子
     
    余暇を利用した健康保持増進活動として,労働者を対象とした森林資源の活用(森林セラピー)に注目し,1泊2日の滞在型森林セラピーが労働者の心身の健康状態に与える効果について,抑うつ傾向の有無別に検証した.結果,対象者の約4割に抑うつ傾向を認め,QOLは,うつ傾向有の者は無しの者と比べて低かった.気分(POMS)の変化については,森林セラピー前と比較してセラピー後には改善したが,改善程度は抑うつ有群で顕著であった.血圧がセラピー後に低下,副交感神経機能は上昇,交感神経は低下した.滞在型の森林セラピーによって心身の改善効果を認め,特に精神的健康度の低い労働者に効果的であることが示唆された.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2015年04月 -2019年03月 
    代表者 : 大原 良子; 安東 由佳子; 曽我部 美恵子; 唐沢 泉; 安田 孝子; 弓削 美鈴; 神谷 摂子; 米川 美那; 勝村 友紀
     
    実習での実践力についての自己評価を5件法の尺度で,臨地実習終了後の看護学生255名と助産師学生84名からデータを収集した。 結果,同一施設での実習期間が長い助産師よりも看護学生の方が「実習の成果として,さらに患者中心のケアを心がけるようになった」「実習中,時間を管理する能力が向上した」「実習の成果として,より理論と実践を統合することができるようになった」が有意に高かった(p<.05)。自己評価では同一施設での実習期間が長い学生が,実習成果を肯定的に評価しているとは言えなかった。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 池田 由紀; 福岡 篤彦; 安東 由佳子; 加藤 亜妃子; 天野 薫
     
    過疎地域の高齢者のサポーターを養成し、本プログラムを活用した高齢者支援モデルを検討した。過疎地域の高齢者の健康の実態調査および本プログラムの介護予防活動に笑いケア体操を取り入れ心身への効果を検討した。 その成果は、毎日笑っている人は健康観や身体的健康度が高く、笑いの習慣作り支援の示唆が得られた。また、笑いケア体操ができる住民が高齢者のサポーターとして介護予防活動に参加し、笑いケア体操を実施することで、血圧値が有意に改善した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2014年04月 -2017年03月 
    代表者 : 安東 由佳子; 池田 由紀; 金子 典代; 渕田 英津子; 小林 敏生
     
    保健医療分野の発展に伴い、看護職の活躍の場は、ますます拡大しつつある。その中で、看護職が生涯にわたり着実にキャリアを積み上げるには、学生時代からのキャリア教育が必要である。本研究では、看護系大学生を対象に「体験交流型キャリア教育」を実施し、その有効性を検討した。分析の結果、「体験交流型キャリア教育」は、モチベーションが高い学生へ実施した場合、キャリアへの準備性が高まり、特に計画性が高まることが示された。キャリア教育へのモチベーションを高めたうえで「体験交流型キャリア教育」を実施することの重要性が示唆された。
  • 公益財団法人 メンタルヘルス岡本記念財団:研究活動助成
    研究期間 : 2015年04月 -2016年03月 
    代表者 : 安東由佳子
  • 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団:2013年度(後期)在宅医療研究への助成
    研究期間 : 2013年 -2015年 
    代表者 : 安東由佳子
  • 神経難病患者をケアする看護師の職場定着を目指したストレス・離職因果モデルの検証
    日本私立看護系大学協会 研究助成事業:若手研究者助成
    研究期間 : 2007年 -2009年 
    代表者 : 安東由佳子
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2002年 -2004年 
    代表者 : 安東 由佳子
     
    研究の2年目にあたる今年度は、研究協力の了承が得られている病院の看護師5名に、MBIスケール(Burnout尺度)を用いたBurnout度の測定および面接を行った。調査は、平成15年4月と9月の2回に渡って行った。面接は半構成的質問紙を用いて、看護師一人につき一回の面接で約1時間半〜2時間半を要した。データは全部でA4版280枚になった。面接では、神経難病のケアに特有なストレスも多く語られており、今後の分析で神経難病の看護に専門に携わっている看護者がどのような体験をしながらBurnoutに陥っていくのかが明らかになると考える。 また今年度は、初年度に配布した質問紙(配布数284部)を回収した。回収数は189部、回収率は67%であった。 研究の最終年度にあたる来年度は、今年度実施した面接データの分析および、今年度回収した質問紙のデータ分析を中心に研究を進めていく。

その他のリンク

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